カテゴリ「イノーベション開発部」の219件の記事

2020年5月 7日 (木)

「ダウンサイジング」

イノベーション開発部の長野です。
よろしくお願いいたします。
早速ですが、今回の話題は「ダウンサイジング」です。その中でも、エンジン(自家用車の動力源)の「ダウンサイジング」を少し考えて見ます。

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エンジンの大きなファクタとして燃費があります。直噴やリーンバーン、はたまたハイブリッドや今回話題に上げます「ダウンサイジング」など、色々な方法で低燃費を目指しています。ではエンジンの「ダウンサイジング」とは何でしょうか。
今まででしたら大きな排気量のエンジンを利用していたものを、小さな排気量のエンジンで賄うことです。小排気量のエンジンですと大排気量のエンジンと比べ最大の馬力は劣りますが同じ馬力の場合は燃費をよくすることができます。調べてみますと、時速100km程度で巡航している場合、40馬力もあれば足りるそうです。時速60kmですと10馬力だそうです。
ですので、一般的な使用方法で燃費の良い排気量をきめ、いざという時に使う何百馬力は他の方法(ターボチャージャーやスーパーチャージャーの機能、ひょっとしたら電気モーター)で賄うのです。実際、昨今の自家用車は、小さい排気量にターボ機能を付けたエンジンが増えてきたように思います。また、小排気量にしますとシリンダ数も概して減ります。例えば4気筒だったものが3気筒へと減るのです。
気筒数はエンジンのスムースな回転や振動に関係してきます。エンジンの組みつけ方やバランサーの効果で嫌な振動が少ないものになっています。エンジンの「ダウンサイジング」を考えるだけでも色々あるものなんですね。
皆様のお仕事をお助けしています私どもの製品はどう進んで行きますでしょうか。
いつもの作業は小排気量の低燃費(低価格で汎用的な機能とターゲットを絞った効率の良いアプリケーション)で、専門的な仕事や突発的な仕事にはターボ機能(特化した欲しい時にすぐに使えるオンデマンドアプリペーション)で、そしてそれぞれの局面をシームレスに繋ぐ、そんな風になっていくのでしょうか。
今後とも、弊社製品をよろしくお願いいたします。

2020年4月13日 (月)

超高速通信社会へ

おひさしぶりです。イノベーション開発部の野村です。
最近は暖かくなり春らしくなってきました。この春からいよいよ第5世代移動通信(5G)が本格的に始まります。また、昨年から話題のWi-Fi6に対応するルーターも登場しており、光回線も1Gを超える超高速サービスが続々と開始されるなど、通信の大容量化、高速化がとまりません。それぞれの理論上の最大速度は、5Gが20Gbps、Wi-Fi6が9.6Gbps、光回線は10Gbpsですので、どこにいても10Gbpsほどの通信環境が利用できることになります。実際にはこれほどの速度はでないと思いますが、それでも今までとは比べ物にならない超高速通信ができるようになることは間違いありません。今後は超高速通信ならではのサービスが色々と出てくると思います。夢が広がりますね。
話は変わりますが、昨年の夏に私が家に帰ると子供から「家でゲームをしていると通信が切れたり、すごく遅くなることがあるので何とかしてほしい」と言われてしまいました。考えてみれば、家のWi-Fiルーターは10年以上前に購入したものです。長く使えるように当時としては高スペックなものにしたのですが、あまりにも長く使いすぎたようです。
念のため各部屋の通信速度を確認してみたところ、子供が遊んでいる部屋では1Mbps~10Mbpsしか出てませんでした。ルーターを設置している部屋であれば100Mbps程度は出てますので、中継器を買うか、Wi-Fiルータを買い換えれば簡単に子供の希望を叶えることができそうです。ただ、当時はまだWi-Fi6に対応したルーターが出始めた時期で、価格も高く安定性にも不安がありましたので、購入は躊躇われました。そこで、子供が遊ぶ部屋にWi-Fiルーターを移動することにしました。現在ルーターをおいている部屋に光回線が来ていますので、そこから目的の部屋までLANケーブルを施設する必要がありますが、この方法であればLANケーブルを購入するだけで問題が解決できます。購入するLANケーブルもカテゴリ6にしておけば光回線が10Gbpsになってもそのまま使えますので、無駄にはなりません。
ということで、現在私の家ではLANケーブルだけ高速化しているというあまり意味のない状態になっています。少しずつ環境を整えて、なんとか超高速通信を利用した新しいサービスを家でも快適に使えるようにしていきたいと思います。

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2020年3月30日 (月)

「キャッシュレス・ポイント還元」

こんにちは、イノベーション開発部の大西です。
近年のキャッシュレス決済ブームについては、個人的にはあれこれ気になりつつも、「慌てて流行に飛びつくのもいかがなものか」というよく分からないこだわりのおかげで、これまでずっと手を出さずに傍観しておりました。
しかし先日、手持ちの現金は使わずに置いておく必要があったため、遂に意を決して、某社のオンライン決済アプリを自分のスマートフォンにインストールし、最寄りのドラッグストアでキャッシュレス決済に挑むこととなりました。
さて実際にアプリでキャッシュレス決済してみると、店員の方も手慣れたもので、特に何の問題もなく無事にお買い物を済ませることができました。「何だ何だ、意外と大したことないな」とばかりに、それからも何度かアプリでの支払いを行いまして、これから少しずつ利用店舗の数を増やしていこうかと目論んでいます。アプリの支払元設定をクレジットカードにしているため、実質はクレジット決済と同じなのですが、アプリ側のポイントが少しずつ貯まっていくことについては、ささやかながらも着実なメリットを感じています。
ところで現在、政府・経済産業省が「キャッシュレス・ポイント還元事業」を行っていることをご存じの方も多いと思います。これは2019年10月1日の消費税率引上げを機に、
・需要平準化対策
・キャッシュレス対応による生産性向上
・消費者の利便性向上
等を目的として始められたもので、2020年6月30日までの9カ月間を期限として、一般消費者はキャッシュレス決済時に最大5%のポイント還元が受けられ、また中小・小規模事業者にはキャッシュレス決済の導入を支援するという概要になっています。
2月3日のニュースリリースでは、登録加盟店数が約99万店舗にまで増えたということなので、事業として一定の成果を上げていることになると思います。
実際のところ、決済事業各社のポイントキャンペーンも随時並行して行われているため、我々一般の消費者にとっては、具体的にどこでどれだけ還元を受けられたかを正確に把握するのは、なかなか難しいところだと思います。とはいえ、日本でのキャッシュレス決済の普及において、このポイント還元事業が大きな役割を果たしているのは、ほぼ間違いないでしょう。
我々リーガルは、このように徐々にかつ着実に変化していく政治・経済のトレンドについて見誤ることなく、常にタイムリーな製品を皆様にお届けできるよう日々心がけてまいります。

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2020年3月 2日 (月)

スマートリモコンについて

こんにちは。イノベーション開発部の加藤です。
春も近づいているとはいえ、まだまだ肌寒い日が続く今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は夜に帰宅すると部屋が寒いことにやや辟易している今日この頃です。
というのも住居のエアコンは型が古くタイマー機能が使いづらいこともあり、帰宅後にエアコンを起動してから部屋が温まるまで、震えて待つ他ないという生活を余儀なくされているためです。しかし最近では、スマートリモコンを利用することで対処し始めております。
スマートリモコンとは、リモコンの情報をクラウド上で管理する機器であり、事前にテレビやエアコン、スマート電灯などといった家電製品などを設定しておくことで、設定済みの家電製品についてインターネットを介して管理することを可能とする製品です。
このため、ネット環境が整っていれば遠隔地からスマートリモコンに連動するスマホアプリによるリモコン操作も可能となり、会社に居ながらで部屋のエアコンを起動したり、消し忘れた電灯の消灯をしたりするといった使い方ができます。
またタイマー的に特定の時間にテレビを起動するようなことはもちろん、温感センサーや人感センサーのあるスマートリモコンなら、一定温度を下回ったタイミングでエアコンを起動したり、人が離れると電灯を消灯したりするといったこともできるようです。
個人的には、帰宅する頃合いにスマホから自宅のエアコンを起動しておくという使い方により、帰り着く頃には部屋が温まっているといった風な、住環境の改善が安価で進められているためおすすめです。
ところで弊社製品でも、『家族のための信託支援システム』などはデータをクラウド上で管理しているため、職場などから離れた場所でも書類作成といった業務を遂行可能な製品となっております。
今後とも皆様が安心して生活を送る為の一助となる製品を作り続けて参りたいと思います。

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2020年2月10日 (月)

配偶者居住権について

こんにちは、イノベーション開発部の門岡です。
今回は、今年4月1日から施行されます「配偶者居住権」についてお話ししたいと思います。
配偶者の一方(被相続人)が死亡した場合に、他方の配偶者(生存配偶者)は、住み慣れた建物に居住し続けることを望むケースがあります。ところが、遺産分割協議の結果それが叶わなくなったり、建物を相続できたとしても、相続税を納めるために建物を売却しなければならなくなったりするケースがあります。高齢化社会が進んでいる現在、そうした配偶者の居住権を保護すべき社会的要請が大きくなっています。


※法務省HPより引用

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今回施行されます「配偶者居住権」は、配偶者が被相続人所有の建物に仮に所有者が変更されたとしても、終身又は一定期間という比較的長期の間、無償で居住を続けることができる権利を言います。
配偶者は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に居住していた場合において、「遺産分割」又は「遺贈」により配偶者居住権を取得するものとされたときは、その居住していた建物の全部について、無償で使用及び収益をする権利(配偶者居住権)を取得します。配偶者居住権は、配偶者に無償で長期の使用収益権を認める一方、配偶者居住権を相続財産の一部と構成し、配偶者は自己の具体的相続分から配偶者居住権の財産評価額を控除した残額について財産を取得することになるため、所有権そのものを遺産分割又は遺贈により取得する場合に比べ、相続税額を抑制することができます。
配偶者居住権は、賃借権類似の権利ですが、賃借権と異なり、①居住建物の所有者は、配偶者に対して配偶者居住権の設定の登記を備えさせる義務を負い(改正民法1031条1項)、②対抗要件を登記のみとし、建物の占有をもって対抗要件とはしていません。なお、配偶者居住権の登記手続きは、原則として配偶者(登記権利者)と居住建物の所有者(登記義務者)との共同申請によることになります。
リーガルでも、司法書士システム“権”において、「配偶者居住権」に関する書式を装備する予定でおりますので、よろしく願いいたします。

2020年2月 3日 (月)

オンライン申請における特殊な括弧や記号の入力方法

こんにちは。開発を担当している重松と申します。
本日は、オンライン申請における特殊な括弧や記号の入力方法についてお話したいと思います。具体的には、新株予約権の払込金額の算定方法に関して、例えば次のような式を記載する必要が生じた場合、ご苦労されている方も多いのではないかと思いますので、これらの複数行にわたる括弧や特殊な記号の入力方法についてご説明いたします。

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手順は以下のようになります。
①申請用総合ソフトの登記すべき事項(別紙)の入力画面で「漢字検索」をクリックします。

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②漢字検索画面が表示されますので、まずは、左側の括弧の入力方法についてご説明します。
「読み」の欄に「けいせん」と入力し「検索」ボタンをクリックします。

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③「>」ボタンをクリックして、2ページ目に移動すると次の画面が表示されますので、〇印の文字を選択し、「確定」をクリックします。

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④申請用総合ソフトでは、次のように表示されますので、改行して再度漢字検索画面を表示します。

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⑤次に②と同様に「けいせん」で検索し、「>」ボタンをクリックして3ページ目の〇印の文字を選択し、「確定」をクリックします。

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⑥④の画面になりますので、改行し、再度漢字検索画面で同様に「けいせん」で検索し、「>」ボタンをクリックして2ページ目の〇印の文字を選択し、「確定」をクリックします。

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⑦登記すべき事項の入力画面では、次のように表示されます。
ここでご注意いただきたいのは、</外字>の後ですぐ改行されているとレイアウトが正常に表示されないようですので、</外字>の後に全角空白を入れるか、文字を入力する必要があるようです。

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⑧以上で左側の括弧は完成です。プレビューすると次のように表示されます。

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ちなみに、2行にわたる括弧の場合は上記③と⑥の組み合わせで作成できます。
⑨同様に右側の括弧も、「けいせん」で検索して2ページ目の図Aと3ページ目の図B、2ページ目の図Cにある文字の組合せで作成できます。
図A

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図B

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図C

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⑩2行にわたる括弧の右側の場合は、上記図Aと図Cの組み合わせで作成できます。
また、-qtや-rtなどの特殊な記号は、「とくしゅもじ」で検索して38ページ目まで移動した画面に表示される次の文字を利用すると入力できます。

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⑪以上を駆使して入力すると、括弧に囲まれた部分はプレビューでは以下のように表示されます。

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右側の括弧がずれていますね。入力としてはこれで正しいのですが、1/2の右側の特殊文字が通常の文字とチッピ(文字幅)が違うため、申請用総合ソフトのプレビューではずれて表示されてしまうようです。某法務局にも確認してみたのですが、括弧の入力方法は正しいようですが、法務局も申請用総合ソフトの細かな点までは分からないようで、オンラインの場合は、記載できない数式部分はとばして記載し、添付書類を提出する際に挿入箇所と挿入する数式を記載した紙を提出してもらえれば良いとのことでした。トホホ。。。
せっかくここまでご覧頂いたのに歯切れが悪くて申し訳ありませんが、入力方法も複雑ですので、数式を紙に記載して出される方が良いかもしれませんね。もしデータとして提供を求められた場合は、上記の入力方法を参考にしていただけますと幸いです。


2020年1月27日 (月)

5Gについて

こんにちは、イノベーション開発部の万場です。
今回はスマートフォン等の通信システムについて書かせていただきます。
現在主流となっている通信システムは4G(第4世代移動通信システム)と呼ばれ、2012年ごろからスマートフォンやタブレット等で使用されるようになりました。
当時は前世代である3G(第3世代移動通信システム)と比較して圧倒的な速度に感動したものですが、今年、2020年の春から次世代である5G(第5世代移動通信システム)が実用化されるそうです。
さて、今回の5Gで何が良くなるかという事ですが、総務省によると
・最高伝送速度が4Gの100倍
・範囲内で同時に接続可能な機器数が4Gの100倍
・遅延が4Gの10分の1
といった強みがあるそうです。
伝送速度が上がる事によってブラウジングや動画、音楽などの視聴が現状よりも快適になり、同時接続機器数が増える事でイベント会場などで回線が混み合って通信できないといった事が軽減され、今年開催される東京オリンピックの競技会場や災害発生時にも同時接続数が増えることの効果が期待されています。遅延については遠隔操作や自動運転等のリアルタイム性が必要なものに対して効果を発揮します。
現在ではリーガルの製品にもスマートフォンやタブレット端末で使用できるものが登場し始めておりますので、このような通信環境の進化によって、動作が快適になるだけでなく、新たな機能の追加などが出来るようになります。リーガルでは時代に合った製品やサービスを提供し続けられるように努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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2019年12月23日 (月)

フィリピンでGRABを使ってみた件

こんにちは。イノベーション開発部の明です。

少し前のことですが旅行でフィリピンのセブ島に行ってまいりました。青い空とエメラルドグリーンの海に囲まれて、体も心もリフレッシュできました。往復の飛行機やホテルまでの送迎については事前の手配をしていましたが、現地での移動手段だけは自分でなんとか確保しないといけませんでした。フィリピンは英語圏ではありますが、自分は拙い英語しか話せないのと、心配性な性格のため、出発前に現地の交通手段についていろいろ調べてみました。現地でよく使われている移動手段はジプニという乗り合いミニバンです。値段も安く、走っている台数も多いので、現地では日常の足となっています。ただ乗り合いであるため、スリに合うリスクが高いのだそうです。
セブ島には電車やバスなどの公共交通機関がないため、あとはバイクタクシーと普通のタクシーになります。幸いフィリピンの物価が安く、タクシーの初乗り料金が40ペソ(80円程度)ですので、セブ島での移動手段はタクシーにすることにしました。ただ、先ほども書きましたが、私は拙い英語しか話せないので、タクシーを利用するにしても目的地をちゃんとドライバーさん(現地の方)に伝えられるかどうか。。。
そこでWEBサイトでGRABというフィリピンで使える配車アプリを見つけました。

GRABは東南アジアのいろんな国で使えるタクシー配車サービスのアプリです。
使い方はすごくシンプルで、GPSと連動しているので、自分の現在地と目的地を入力して、希望する車種(4人乗りか6人乗り)を選択すれば、GRABのシステムが自動的に近場にいるタクシーをマッチングしてくれます。また、現在地と目的地を入力しているので、だいたいの料金も最初から教えてくれるため、悪徳なタクシードライバーによるぼったくり請求のリスクもほぼありません。さらに、システムに登録した目的地はそのままタクシードライバーに事前通知しているので、私のような現地の言葉に通じない観光客でも、極端に言うとタクシードライバーさんと一言も話さなくてもちゃんと目的地まで連れて行ってくれます。アプリにクレジットカードの登録もできるようで、登録すればタクシー運賃の支払いもアプリ内で完結できて小銭や釣り銭問題も解決です。

実際現地で使ってみたのですが、上記の通り操作もシンプルで、配車も早く、すごく清潔な車内で、ドライバーさんも親切な方でした。タクシーを降りて後は、GRABからタクシードライバーへの評価リクエストが来ました。笑顔もサービスも素敵でしたので、もちろん☆×5を付けました。一つ面白いと思ったのは、お客様がドライバーさんに対して評価することは普通ですが、GRABの場合はドライバーさんがお客様に対しても評価を付けられるようになっています。あんまりにも酷い評価ばかりのお客様の場合、そのうちどのタクシーも乗せてくれないこともあるのでしょうか。(笑)

皆さんも東南アジアに行かれる際は、機会があればぜひGRABを利用してみてはいかがでしょうか。

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2019年12月 2日 (月)

いつの間にか日本に取り入れられたイベントたち

こんにちは。イノベーション開発部の津田です。最近とても寒くなってきて、秋を通り越していきなり冬が到来した気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はここ数か月の間、日本人にはそこまでなじみがないにも関わらず、大々的にとりあげられている、私自身とても興味深いと思った2つのイベントについて書きたいと思います。
 それは10月31日に行われたハロウィンと、11月の末に行われたブラックフライデーです。まずハロウィンについてですが、東京ディズニーランドで行われる盛大なパレードや、渋谷での仮装パーティが話題になると思います。最近ではリーガルの地元の松山でも仮装する人たちがいるぐらいで、かなり日本に浸透してきていると思います。本来は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出すためといった宗教的な意味合いのあるアメリカ発祥のイベントですが、珍しくキリスト教に何ら関係がないのが特徴的です。主に子どもたちが仮装して近隣の家々を回ってお菓子をもらったりする風習があるというのも面白いイベントだと思います。私自身子供の頃、アメリカでハロウィンに参加した経験があり、当日は学校のクラスメイト達と仮装して近隣の家を回ってお菓子を貰えてとてもうれしかったのですが、それから数十年後、ハロウィンのハの字もなかった日本に突然取り入られ、お菓子をもらうことはないものの、仮装する人がかなり増えてきたのをテレビ等でみると、とても懐かしい気持ちになります。 
 次にブラックフライデーなのですが、ハロウィン以上に日本にまったくなじみがなく、主にアメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)の翌日に、小売店などで大規模な安売りが実施されるイベントで、由来がとても興味深いイベントです。このイベントは現在ハロウィンほど日本に浸透してるとは思えませんが、最近のテレビCMや通販サイト等のページで大々的にブラックフライデーセールという言葉を使うようになってきて、数年後にはかなり浸透しているのではないかと思います。
 以上の二つのイベントなのですが、なぜこれらのイベントがここ数年で大々的に取り入れられたのかとても不思議です。いまさらとも思いますが、やはりクリスマスや年末商戦までの間を埋めるための商業戦術なのでしょうか?。そのあたりがとても興味深いです。
 この二つのイベントは主にアメリカのみが行っていたイベントなので、今後は他の国のまったく知らないイベントが日本の行事空白期間に取り入れられるのを期待しています。

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2019年11月11日 (月)

クラウドの進化と驚き

イノベーション開発部の大島です。
今回はちょっとした四方山話をしたいと思います。
先日IT関係のネットニュースを見ていたところAmazonのデータベースをOracleDBから自社のクラウドDBに移行したというものがありました。(ちなみにOracleDBとは権などで利用しているAccessやSQLServerの親戚だと思っていただいてかまいません。)
このニュースを取り上げたのは2つの驚きポイントがあったからです。1つ目は本格的にクラウドデータベースの利用が始まってきたことです。個人的にクラウドはインターネット上に存在しているためにスピードや信頼性の面でいまひとつ不安であるという問題があるのでは思っていました。それが近年では物理的に遅い問題はあるにせよ、仮想化技術の進歩から信頼性などがかなり改善したものとは聞いていましたが、Amazonのような巨大なデータベースが運用できるまでになっていたとは驚きでした。
2つ目は「75PB」という容量の大きさです。記事を見た瞬間は「PB」を「プライベートブランド」の略と見てしまいましたが当然そうではありません。これは「ペタバイト」の略となります。ちなみに単位は下のようになっています。
 メガバイト(MB) 1,000 KB
 ギガバイト(GB) 1,000 MB
 テラバイト(TB) 1,000 GB
 ペタバイト(PB) 1,000 TB
少し前まではHDD容量が500GB程度だと思っていましたが、最近は2TB程度が普通になってきています。当然サーバーはもっと大容量だと思いますが、「PB」という表記が驚きであるとともにクラウド上に構築、利用可能であることにも驚きです。弊社サービスも家族信託などでクラウド利用を開始していますが、今回のクラウドデータベースのように技術の進歩によって益々クラウドへの移行がより進んでいく可能性は十分にあると思われます。その際には既存のシステムを移行するだけでなく、音声認識やVRのようなクラウド環境ならではの技術を利用したサービスや機能など、新たな付加価値を生み出すことができれば面白いかもしれません。(これらは夢物語ではなく、実際に公開されているAPIサービスを利用すると構築することが可能なものもあります。)
開発的には今までの知識がそのまま利用できない大変な時期ではありますが、どんなサービスが提供できるかを考えるとワクワクしてきますね。

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