士業にも求められるデジタルリテラシー
こんにちは、CSサポート部の相原です。
ここ数年、デジタル化の動きは加速し、昨今ではAI技術の発展も著しいものとなっています。年齢を重ねるごとに、その変化についていくのに必死さを感じることもあります。
また、数年前に起こった新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、社会全体のデジタル化は一層進んだのではないでしょうか。行政手続に関しても、まだ十分とはいえないものの、かなりデジタル化が進んできたように思います。
最近では、士業業界でも行政書士法の一部改正法案が可決・成立しました。
改正法案には「職責」に関する部分があり、
「(略)〜デジタル社会の進展を踏まえ、情報通信技術の活用その他の取組を通じて、国民の利便の向上及び当該業務の改善進歩を図るよう努めなければならない。」
という条文が新設されたとのことです。
士業法において「デジタル社会への対応」の努力義務が明文化されたのは初めてだそうです。(参考:日本行政書士会連合会HP「行政書士法の一部を改正する法律」の成立について[R6.6.6]より抜粋)
努力規定ではあるものの、デジタル社会に対応できるリテラシーが必要であり、今や士業の仕事においても当然に求められる時代になったといえるでしょう。
ここでいう“デジタルリテラシー”とは、「デジタル技術やデバイスを理解し、情報を適切に検索・評価・活用できる能力」を指します。普段利用しているスマートフォンやパソコンに関する基本的な知識はもちろん、業務改善につながるDX化など、デジタル化に向けた知識も最低限必要であることが明文化された点は、とても意義深いと感じました。今後は、他の士業にもこうした動きが広がっていくのではないでしょうか。
私自身、デジタル技術やAIについて理解しているわけではありませんが、例えばAIの活用に関するオンラインセミナーを受講したり、少しでも情報を吸収できる場を持つよう努めています。
そしてお客様には、弊社の製品やサービスを通じてデジタルソリューションやAIを活用し、成功体験を得ていただけるような価値をお届けしたいと考えています。今後の弊社の取り組みに、ぜひご期待いただければ幸いです。