進化していくAI
こんにちは。CSサポート部 大内です。
最近、AIが世の中にかなり浸透してきたなと感じます。
生成AIの代表格である「ChatGPT」の話題が日常会話に普通に飛び交うほど、私たちの生活の中で当たり前の存在になってきていることに、少し驚きます。
昨年の出来事ですが、生成AIを使って「ランサムウェア」を作成し摘発された事例が報道されました。驚くべきことに、作成したのはITに精通しているわけではない、いわゆる“普通の人”だったそうです。
私自身も、AIに興味を持ち始めたのは昨年くらいからで、このニュースを知ったとき、「専門知識がなくても悪質なプログラムが作れてしまう時代になったのか…」と、かなりショックを受けました。
最近では「生成AI」に加え、
「AIエージェント」という存在も注目を集めているようです。
生成AIが受動的に問いに答えるのに対して、AIエージェントは「ユーザーから与えられた指示に基づき、自律的に問題解決やタスク実行を行うソフトウェア」と言われており、まるで秘書のようなAIです。
具体的には、以下のような特徴があります。
①複数のAI技術(機械学習、自然言語処理、デバイス制御)を統合している
▶複数のAI手法を組み合わせて機能することで、ユーザーの指示を理解し、適切な行 動(例:アプリ操作、ブラウザ操作、資料作成など)を自律的に実行する。
②ユーザーや環境からのフィードバックを取り入れながら、賢くなる
▶過去のやりとりや環境の変化から学習し、性能や判断精度が継続的に改善されていく。
③目標を理解し、推論、計画、行動を行い、状況に応じて最適な判断を下す
▶与えられた目標に基づいて情報を収集・分析し、複数ステップの計画を立案し、自律的に実行される。
AIエージェント市場は、今後急速に拡大すると見込まれているようで、2024年から2030年のわずか6年間で約10倍の成長を遂げるという予測も存在しているようです。
今後もAIはどんどん進化していくと思います。
その恩恵を最大限に受けるためにも、AIリテラシーを磨き、正しく、便利に使いこなせるようになりたいと思います。