カテゴリ「総務部」の84件の記事

2025年11月 4日 (火)

年末を快適に!スッキリデスクで迎える気持ちのいい新年を

こんにちは。総務部の吉村です。
紅葉が一段と深まり、近所の木々の葉も鮮やかな色に染まる頃となりました。朝晩は冷え込む日が増え、いよいよ冬の足音が聞こえてきた11月。急な冷え込みに、体調を崩されていませんか?さて、今年も残すところあとわずかとなりました。年末の大掃除が本格化する前に、まずは日頃から使う自分のデスク周りを整理し、気持ちよく新年を迎える準備を始めませんか?デスクがスッキリすれば、作業効率も気分もアップするはず(笑)。
私も実際に試してみた誰でも実践できる簡単な3つのステップをご紹介します。

【1. デジタル化で物理的な書類を減らす】
デスクを占領しがちなのが「紙」の書類です。書類の山は探す時間も無駄にし、集中力を削いでしまいます。思い切ってデジタル化を進め、物理的なスペースを確保しませんか?

〇スキャンしてデータ化を徹底
デスクの奥に眠っている「いつか使うかも…」な領収書やマニュアルはありませんか?紙で保管する義務がないものは、思い切ってスキャンしてデータ化してしまいましょう!クラウドやPC内のフォルダを使って「どこに何があるか」が一目でわかるように整理しておけば、必要な情報にサッとアクセスできてとっても便利です。さっそく実践したところ、デスクも気分もスッキリしました!

〇「新たな紙を増やさない」ルール化
デジタル化をしても、次々と紙は増えていくもの。新しい紙の書類が発生した際は、「一時保管用のトレイは一つだけ」といったルールを設けて、「トレイがいっぱいになったらすぐにデジタル化・廃棄!」というサイクルを習慣化できれば、もう紙の山に悩まされることはありません。まずは「週に一度、トレイを空にする日」を決めるなど、できることから軽やかに始めてみてはいかがでしょうか。実践中ですが、今のところ紙の書類は増えていません!

【2. デスクの「見える化」と「隠す化」を徹底】
整理整頓の基本は、「頻繁に使うものは取り出しやすく見える化」「ストックや私物は視界からシャットアウトして隠す化」することです。

〇「見える化」で効率アップ
毎日使う文具や、「今すぐ取り掛かるべき」書類は、どこに置いていますか?それらを最小限に絞って、すぐに手の届く場所に配置してみましょう。さらに、ファイルボックスなどを活用して書類を「立てて収納」すれば、一目で必要な書類を見つけられて、取り出しやすさもグッと向上するのではないでしょうか。まだまだ工夫は必要ですが、以前より書類が見つけられやすくなりました。

〇「隠す化」でノイズレスな空間に
予備の文具や、あまり人に見られたくない私的なもの、保管用の書類などはどうしていますか?思い切って引き出しや扉付きの収納に隠してしまいましょう!デスクの上がスッキリすると、視界に入る情報(ノイズ)が減って、驚くほど集中しやすい環境が作れるそうです。お気に入りの収納アイテムを選べば、素敵なオフィス空間になりますよね。奇麗なデスクは人から褒められます(笑)


【3. 捨てる・保管する・行動するの「3つに分ける」】
さて、いよいよ最終ステップです!デスクのモノを見て「どうしよう…」と迷ってしまうことはありませんか?モノ一つひとつに対する判断基準をハッキリさせることが、整理を成功させる最大のコツです!整理整頓術等でもお聞きになられた方もいらっしゃるかと思いますが、是非実践してみてください。

まず、デスクのモノを手に取ったら、次の3つの箱に迷わず分類していきましょう。
①捨てる:もう使わない不要なもの、期限切れの資料、古くなった文具などは、「ありがとう」と感謝して手放しましょう。

②保管する:これは必要!という資料や予備の備品ストックは、分類して専用の収納スペースへ。使う時が来るまで、静かに休ませてあげましょう。

③行動する:未処理の書類、返信待ちのメモなど、「アクションが必要なタスク」はありませんか?

そして、特に「③行動する」に分類されたものは、物理的なデスク上からすぐにタスク管理ツールやTo Doリストへ移動させてあげてください。デスクの上が、対応待ちの書類で埋まらないようにすることが大切です。「気になる未完了タスク」を視界からなくすことが、きっと集中力をグッと高める秘訣になります。これは本当にオススメです!やるべきことが見えやすくなり、仕事の効率も気分も個人的に上がった気がします。

年末に向け、大きな大掃除を始めるにはまだ早いかもしれませんが、この機会にまずは引き出し一つから整理を始めてみませんか?この小さな一歩が、きっと快適な年末、そして気持ちよく新しい年のスタートにつながります!スッキリさせて、最高の新年を迎えましょう!

Yoshimura




2025年10月27日 (月)

勉強の秋

こんにちは。総務部の長尾です。
今年も2か月と残りわずかとなりました。歳を取るたびに1年経つのが早く感じてしまいます。毎年特に大したことは成し遂げられなかったが故に年末になると何とも言えないむなしい気持ちになり新しい年を迎えています。そこで今年こそはこの状況を打開すべく、英会話の勉強を再び始めました。大学生の時には血眼になって勉強していましたが、卒業してからはサボっていたので、かなり記憶が飛んでいました。言語学習は1日でもサボると取り返すのに同様の時間かそれ以上かかる気がします。(持論ですが・・・)テスト勉強などと異なり「詰め込む」ことができないため毎日インプットとアウトプットを繰り返す必要があります。「言語学習は1日にしてならず」と当時必死だったなあと思い出が蘇ってきている今日この頃です。
さて、今回英語学習をしていて「AI英会話」ができるアプリをインストールしてみました。色々探してみると「AI」を活用した英会話アプリがいくつかありその内1つを現在使用しています。あまり期待していなかったのですがこれがかなり凄いアプリで、例えばカフェでコーヒーを注文するシチュエーションと入力すると「AI」がカフェ店員役になってくれて会話を始めてくれます。自分のペースで回答できますし文法や単語が異なっていたらきちんと添削してくれて、最後フィードバックをしてくれます。会話も文字で起こしてくれるためできなかったところもあとでまとめてメモできます。ただ、発音矯正機能がないことが少々残念ですが金額も高くなく本当に素晴らしいアプリで久々に感動しました。
大学生当時、このようなすばらしいアプリはなかったので、ネイティブスピーカーの先生とオンライン英会話ができるアプリやサービスが当時の最新でした。確か当時利用検討していた時はサブスク型かつ高額だったので貧乏大学生には到底手が出せず、海外ドラマやYoutubeを何度も視聴したり、独り言は英語に置き換えて工夫し、かなり大変でした。現在はこのような「AI言語学習アプリ」だけでなく「AI」を活用したテクノロジーが日々進化しています。自身の教養を深めていき世の中に対して柔軟に対応していくためにも新しい情報を取り入れ、取捨選択をしつつ時短できたり、生活や趣味、勉強が楽になることはどんどん取り入れていきたいものです。

弊社としてもお客様のお仕事に活かせる便利な機能をご提供できるようにAIをはじめとしたさまざまな機能を検討していきたいと思っています。
これからの時期私にとっては「勉強の秋」ですが皆様も「○○の秋」をどうぞお楽しみください。

Nagao




2025年9月29日 (月)

登記統一文字とベース・レジストリ その2

前回の続きです。
前回は登記業務における外字の取り扱いについて「登記固有文字」は行政事務標準文字の前提である「標準化対象事務20業務」に含まれておらず、「標準化対象事務20業務」や税金関係の業務との互換性がないのはどうするのか、という点について考察いたしました。

「登記固有文字」の対応についていろいろ調べて、新たに発見した(わたしが知らなかっただけですが…)のが「ベース・レジストリ」というものです。これは正式名称が「公的基礎情報データベース」といって、デジタル社会形成基本法の第31条が根拠となっています。デジタル庁主導でこれは住所・所在地、法人の名称など、いろいろな制度から参照されるデータの公的な統一データベースを作ろう。という構想です。

現在はまず法人、不動産、住所の3分野に注力し、「ベース・レジストリ推進有識者会合」を中心に具体的な整備の検討を進めています。

ベース・レジストリ推進有識者会合|デジタル庁

具体的な構想は「公的基礎情報データベース整備改善計画」(最新は2025年(令和7年)6月13日) にまとまっています。

第1次公的基礎情報データベース整備改善計画(2025年6月13日閣議決定)
本文(PDF/1,320KB)


これのP6~P7に「②横断的な課題の検討」として「文字の標準化の検討」が挙げられています。ここで『社会全体の効率化の観点から、文字の規格を統一すべく、「登記統一文字」について、令和7年度中に「行政事務標準文字」への追加を行う。』と明記されているのです!

これが実現すれば、将来的には登記業務の文字セットは(現在のものから拡張された)「行政事務標準文字」となり、登記申請等は「行政事務標準文字」を使って行うようになるはずです。そうなれば登記業務も「外字の要らない世界。」に仲間入りできるのです。まだまだ先のことかもしれませんが、動向に注目し続けていきたいと思います。



2025年9月22日 (月)

登記統一文字とベース・レジストリ その1

お久しぶりです。リーガル漢字担当の総務部・網本です。
まずは前回の「ガバメントクラウドと行政事務標準当用明朝フォント」以降の動向から。デジタル庁の「地方公共団体情報システムにおける文字の標準化」によると、地方行政運営の効率化の観点から標準化の対象とされた事務(標準化対象事務20業務)について、令和7年度(2025年度)から各種証明書や郵送物で使用する文字が順次標準化される(=行政事務標準文字対応になる)。ということがはじまっています。
自治体によってはもう『「行政事務標準文字」導入について(お知らせ)』(福岡県八女市)のように、導入の案内がされているところもあるようです。

しかし。当ブログをご覧になっている多くの皆様が関心をお持ちであろう登記業務は「標準化対象事務20業務」に含まれていません。法務省管轄でも窓口が地方公共団体である戸籍業務は標準化対象事務20業務に含まれていますが、法務局という独自の窓口を持つ登記業務は含まれていません。国税の業務も同様です。

戸籍業務も実際には「改製不適合戸籍」が外字を含んでいるため、現状では行政事務標準文字対応ができません。このため経過措置(外字や従来の文字セットを維持しつつ、行政事務標準文字への段階的な切り替えを進めていく)の対象となっています。

登記業務には「登記統一文字」という外字がありますが、これは一部のみしか行政事務標準文字に含まれていません。残りは「登記固有文字」(行政事務標準文字に含まれていない登記統一文字)として残っています。登記業務は行政事務標準文字の前提である「標準化対象事務20業務」に含まれていないため、「登記固有文字」が行政事務標準文字に追加・拡張されるという展開は難しいのではないか。と考えていました。

とはいえ、登記業務は行政手続きとして独立して存在しているわけではなく、標準化対象事務20業務や税金関係の業務と密接な関係をもつものがあります。それらとの間でデータの互換性が無いというのは大きな問題のはずです。 
そこで「登記固有文字」の対応状況についていろいろ調べてみました。

翌週に続きます。


2025年7月14日 (月)

長い夏の熱中症のおはなし

Ozaki


こんにちは。総務部の尾崎です。

梅雨もあっという間に明けて、気づけば夏本番。朝、車に乗り込んだ瞬間からフロントガラス越しにじりじりと日差しを感じて、「あぁ、いよいよ本格的な夏が来たなぁ」と思う今日この頃です。
今からの時期、気を付けたいのは、「熱中症」ですね。車や電車での移動が中心の方も多いかと思いますが、この時期になると、外回りや立ち会いなどの業務に限らず、私たちの日常生活の中にも「熱中症」のリスクがじわじわと忍び寄ってきます。
実は昨年の夏、私自身が軽い熱中症になってしまいました。といっても、炎天下を歩いていたわけでも、スポーツをしていたわけでもありません。その日は仕事が休みで、自宅でのんびり過ごしており、電気代も気になっていた時期だったので、「窓を開けて扇風機をつけていれば平気か」と思ってエアコンをつけずに寝ておりました。
目が覚めると全身汗びっしょりで、頭は重く、吐き気も。「これはもしや・・・」と感じて、急いで水分補給をしてしばらく横になったのですが、なかなか体調が戻らず、「やっぱり熱中症だ・・・」と身をもって実感しました。
熱中症についてはニュースなどで注意喚起もされていて、自分でも“知識”としては持っていたはずなのに、「そんな簡単に熱中症にならないよね」そう思って油断していたのが原因だったと思います。あの日以来、私は“真夏の節電”はきっぱり諦め、電気代がちょっと上がったとしても、体調を崩すよりずっといいと思うようになりました。
今では私は室内でも温度や湿度に気を配るようになり、こまめな水分補給やエアコンの活用を心がけています。もちろん、外出するときは、ネッククーラーを活用するようにもなりました。
外回りをされる方も、事務所で働く方々も、炎天下では水を飲むように気を付けてはいても、室内になるとつい水を飲むのを忘れていたり、塩分を取ることも後回しにしてしまったりすることがあるかもしれません。ですが、熱中症は“誰にでも起こりうること”なので、ほんの少しの習慣で防げることも多いものです。業務中、水分補給忘れてないかな?と少しだけ体調を振り返る時間をもっていただけたらうれしいです。
ちなみに、今年は愛媛県でも熱中症対策の取り組みが広がっていて、県と大塚製薬、そしてセブン-イレブン・ファミリーマートの2社が連携し、コンビニ店頭での啓発活動が始まっています。店内のモニターで熱中症対策の動画が流れたり、スポーツドリンク売り場にPOPが掲示されたりと、買い物ついでに自然と意識できる工夫がされているそうです。こうした地域ぐるみの取り組みを見ると、「自分も気をつけよう」と背筋が伸びる気がします。
夏本番を迎えるこれからの時期、体調を崩さず元気に乗り切るためにも、熱中症対策は“仕事の一部”くらいの気持ちで取り組んでいきたいと思います。
みなさんもぜひ、少し早めの休憩や水分補給など、できることから取り入れてみてください。


2025年6月16日 (月)

やっぱり便利な?オンライン手続き

こんにちは。総務部の吉村です。
年が明けて半年が過ぎ、気づけば梅雨が訪れ、雨の音に包まれる季節となりました。
新年の抱負を思い出しながら、後半も充実させていきたいと強く願う今日この頃です(笑)

最近のことですが、ある金融機関のアプリを導入しました。利用していたネットサービスが終了となり、今までの内容にプラスの機能が装備された「窓口と同じ体験ができる」アプリが誕生したそうで、導入を進められていました。
面倒くさがりな私としては案内が届いてもしばらく放置していましたが、知り合いがそのアプリで管理しているという話を聞き、私も導入してみました。
導入手順は、まずアプリをダウンロードして→アカウント登録(本人確認の登録)といったもので、①自分でスマホ操作、②ビデオ通話で行員と会話しながら操作、③店頭で手続きするのいずれかから行います。その際、本人確認が必要となりますが、確認書類はマイナンバーカードか運転免許証どちらかで行います。私はスマホで手続きを行うことにし、本人確認は運転免許証を選択しました。別件でこういった操作を行ったことがあったので、さら~っとできるかと思いきや…少し様子が違っていて、少し手こずりましたが、何とか手続きは完了しました。経験があったからすんなりいくと思い込んでいましたが、同じ確認書類を使っても利用先によってやり方が違うんだということを改めて学びました。私のようにきっとスムーズに手続きできない方もいらっしゃるかと思いますが、動画で簡単な操作案内があったり、要所要所で注意事項や操作ガイドが準備されていたり、ちゃんと説明を読んでいけばゴールまで辿りつけるようになっていました。また、それでもうまくいかない場合はビデオ通話で行員と会話しながら進めていけるサービスがあり、操作が苦手な人には心強いサービスだなと感じました。
また話は少し逸れますが、知り合いからこのアプリの品質向上のためお客様の声を集めているということを聞きました。実際、今ある機能が便利な反面、将来的にリスクにつながりかねない点があるため、こういった設定ができるようにして欲しい。といった声もあがっているようで、すぐに機能が追加・改善されるかは別として、この仕組みは素敵だなと個人的に興味が湧きました。これは金融機関、お客様双方にメリットが生まれる可能性があり、サービス自体もグレードアップしていくことが期待できます。まだまだアプリを使いこなせていない私ですが、使っていくのが楽しみです。私もこうした方がいいのではといったことがあれば、伝えてみたいと思います。

今では生活のいろんなシーンでオンライン手続きができる環境が整ってきました。なかなか一歩が踏み出せないこともありますが、今は自分で操作できるよう色んなものが準備されていて、案外やれるものです。そして、使ってみるとやっぱり便利。慣れないサービスに抵抗がある方がいらっしゃれば、是非チャレンジしてみてください。

Yoshimura



2025年3月31日 (月)

強い味方AIツール

こんにちは。総務部の河合です。
私事で大変恐縮なのですが先日、愛媛県大洲市にある飲食店で食事をした際、そのお店がとても素敵でした。外観は昔ながらの蔵造りの建物で天井が高く大きな窓辺に2席ほどと座敷、囲炉裏を囲んだカウンター席があり、店員さんが真ん中に座って炭火で焼き鳥などを焼いて下さるとても雰囲気抜群のお店だったのですが、今回のように素敵なお店を探す際、みなさんはどのように調べていますか?飲食店と言えば専用のアプリやサイトを使用してお店を探している方も多いのではないかと思います。
私は最近Microsft社のAIツール「copilot」におすすめの飲食店を聞くことにはまっています。実際に下記が「copilot」に質問した内容なのですが、おすすめの飲食店と検索するだけで、自動的に検索をかけた地域周辺の飲食店を紹介してくれて、お店の雰囲気やおすすめメニュー等をまとめてすぐに知ることができて大変便利です。

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現在、様々なAIツールが存在していますが、他のAIツールとは何が異なるのかどのような特徴があるのか、聞いてみました。

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「copilot」にとって良い質問だったのか、お褒めの言葉をいただくことができました。
「4.柔軟な対話」を意識したツールなのかどことなく会話自体に言葉の柔らかさみたいなものを感じるような気がします。最近画像生成で話題のx(旧:Twitter)の「Grok」も同様に使用し、比較してみたのですが「copilot」はより人間味を感じる対話のように感じます。「copilot」「Grok」どちらにも無料・有料プランがあり「copilot pro」月額3,200円のプランにはMicrosoft 365でcopilotを活用してwordでは文章作成や編集、Excelでは関数の入力などデータを自動調整できる機能があるみたいです。Power pointではプレゼンの資料を作成できるみたいですよ~!上手く活用していくことで作業効率化や仕事の一部を「Copilot Pro」に全て任せることもできそうですよね!
 今回「copilot」「Grok」に焦点を当ててAIツールをご紹介させていただきましたがまだまだ私の知らないAI作成ツールがあるのかなと思うとわくわくしてきます。色々調べて、勉強して自分自身に合ったツールを探していきたいと思います!皆様も是非この機会に取り入れてみられるのはいかがでしょうか。



2025年2月 3日 (月)

ガバメントクラウドと行政事務標準当用明朝フォント

前回、「ガバメントクラウド」構想と、それの文字要件「MJ+」(行政事務標準文字)についてご紹介しました。今回はその後の動向についてお知らせします。

「地方公共団体情報システムにおける文字要件の運用に関する検討会」は全8回で終了し、令和6年(2025年)7月に報告書が公開されました。成果として地方公共団体情報システムデータ要件・連携要件仕様書の「文字要件」が整備され、以下のものが作られました。

①行政事務標準文字(MJ+)(69,839文字)
②行政事務標準文字フォント(9,175文字)
③行政事務標準当用明朝フォント(40,567文字)
④同定支援ツール

①は文字セットの規格、②③はフォントの実装、④は乱暴に言えば行政事務標準文字の検索ツールです。②は行政事務標準文字のMJ文字との差分のフォントです。MJ文字のフォント(IPAmj明朝フォント)と組み合わせることによって、行政事務標準文字全体をカバーできます。

③行政事務標準当用明朝フォントについて補足します。前述の通り行政事務標準文字はMJとMJ+の2つのフォントで構成されています。それには行政事務標準文字が約7万字で、一般的なフォントファイルの上限(約6万5千字)を超えているため、全ての文字を1つのフォントに実装することができない、という事情も関係していると思われます。そこで扱いやすいように、文字情報基盤文字のフォントからあまり使われないであろう文字を除いたものに、行政事務標準文字フォントを追加してひとつにまとめたフォントを作成しました。これが「行政事務標準当用明朝フォント」です。

(デジタル庁との関係は不明ですが)一般社団法人デジタル広域推進機構から、これらを総合した「deluxe文字選択DWPI明朝4.00版」というソフトウェアが公開されています。このソフトの配布パッケージには、行政事務標準当用明朝フォント「DWPI明朝」も含まれています。このソフトは④同定支援ツール相当のものと思われます。

現状、インストールすれば即実行できるものではなく、Microsoft Accessか Access Runtime(無料) が必要なのと、結構難解なのとで、実際に動かせるまでのハードルはなかなか高いと思います。しかし、これをインストールすれば行政事務標準当用明朝フォントが利用できますし、IPAmj明朝フォントを併用すれば、全て行政事務標準文字を利用可能になります。そのしてソフトの機能は(漢字隙にとっては)感動的なものです。

実際には行政事務標準文字を利用することによって、外字を一切作らなくていいようにはならないとは思います。しかし外字を使わないといけないような局面は極めて低くなることが期待できます。所感としましては単に文字を揃えただけでなく、利用するための強力なツールも備わっているので、文字セットとして実用の域にまで達しているのではないでしょうか。行政事務標準文字は、我が国のコンピューター文字における一つの大きな到達点だと思います。実際には広く使われるようになるためには、まだまだ問題山積みではありますが。

Amimoto_san


【参考】
地方公共団体情報システムにおける文字要件の運用に関する検討会|デジタル庁
https://www.digital.go.jp/councils/local-governments-character-specification#report

検討会報告書(令和6年7月)
地方公共団体情報システムにおける文字要件の運用に関する検討会報告書(PDF/2,121KB)
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/adb0d6b7-a01a-48c5-9332-4ac023529a1b/dc4a8f53/20240703_meeting_local-governments-character-operation_01.pdf

一般社団法人デジタル広域推進機構 - DWPI_mincho
https://www.digitalwidearea.org/dwpi_mincho


2024年4月 1日 ガバメントクラウドと行政事務標準文字
https://legal.blogat.jp/legal_blog/2024/04/post-c994.html

2023年6月12日 外字の要らない世界。
https://legal.blogat.jp/legal_blog/2023/06/post-dd28.html

2025年1月 6日 (月)

タイミングを逃した私

こんにちは。総務部の尾崎です。
突然ですが、みなさまは【健康保険証】から【マイナ保険証】への切替はお済みでしょうか?
実は私はマイナンバーカードを作るタイミングを逃し、マイナ保険証への切替なんてまだまだ。。。早く対応しなきゃなーと内心焦っているという状態です。そこでふと、マイナ保険証に切替している人はどのくらいなのかなと気になったので調べてみました。厚生労働省によると、今年の9月の時点でマイナ保険証を「持っている人」は、約61%で、そのうち全国の医療機関で今年9月にマイナ保険証を「利用した人」は、わずか13.87%ほどだそうです。利用率は上昇傾向にあるそうですが、まだまだ世の中には浸透しておらず、【健康保険証】を利用している人のほうが圧倒的に多いようです。これを見て私は少し安心してしまいました。かといって、今の保険証は2025年12月1日までしか利用できないのでこのままにしておくわけにもいきません。これから病院に行くときはどうしたらいいの?と思い、知らない確認証などもできていたので、簡単に調べてみました。

・健康保険証・・・2025年12月1日まで利用可能!
・マイナ保険証・・・マイナンバーカードを保険証として利用登録し、マイナ保険証に切替する。受付で顔認証や暗証番号の入力をして利用可能!
・資格確認証・・・マイナンバーカードを持っていない人や利用登録をしていない人にとって、資格確認証が新たな保険証相当の書類になるのでこれをもっていけば受診できる!
・資格情報のお知らせ・・・マイナ保険証がカードリーダーの不具合などで読み取れなかった場合は、マイナ保険証と一緒に資格情報のお知らせを出せば受診できる!

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健康保険証が廃止になった後もきちんと対策がされており、マイナ保険証を慌てて切替しなくても問題なく病院が受診できることがわかりました。マイナ保険証は、「子供が熱でぐったりしているときに顔認証をするのはすごく大変だった。」、「暗証番号を忘れてしまった。」など、まだ使用時に多少の問題もあるようですが、過去の様々な病院で受診した際のデータや、薬などのデータが一括化されているほか、過去の治療などもすべて集約されているので、スムーズによりよい医療を受けることができるそうです。また、緊急入院が必要になった時には、これまで申請が必要だった「高額療養費制度」をすぐ使うこともできるなど、メリットもいっぱいあることがわかりました。
すぐにマイナ保険証に切替をする必要がないとわかったのでホッとしましたが、メリットもいろいろとあるようなので、もう少し詳しく調べてみて私もマイナンバーカードを作成し、マイナ保険証に切替をしていきたいなと思います♪


2024年10月15日 (火)

大切な時間

こんにちは。総務部の吉村です。
秋を代表する虫たちの鳴き声が聞こえ、過ごしやすい季節がやってきました。そしていよいよ食欲の秋が来ました。個人的には一番好きな季節ですが、皆さまはいかがでしょうか。

先日、新入社員の歓迎会で美味しいお酒と食事を頂く機会がありました。
3つの部署合わせて20名ほどが参加しました。同じ部署の方とは普段から話す機会がありますが、他部署の方とはなかなか話す機会がありません。仕事で少しかかわりがあっても業務内容の話にとどまっていて、相手に勝手なイメージを抱いたまま実際にどんな人なのか分かってないことが多いなと最近感じているところでした。
自分はコミュニケーション能力が低く、うまく会話できないかもなと、飲み会では自ら話しかけることを躊躇していましたが、たまたま読んでいた雑誌に「必ずしも(外交的=コミュニケーション能力が高い)というわけではなく、外交的であっても、相手の話を聞かずに一方的に話をしたり、相手の感情や状況を無視して話をするようであれば、コミュニケーション能力は高いとは言えない。内向的な性格であっても、相手の立場や気持ちを理解する姿勢だったり、分かりやすい言葉を使ったり、言葉のキャッチボールが上手な方はたくさんいる。」といったことを目にしました。持ちネタも少なく、どちらかといえば内向的な私ですが、なんだか背中を押された気がして、せっかくの機会だし普段話せない方と話してみよう!と少しわくわくしながら歓迎会へ参加しました。初めは様子を見ながらでしたが、徐々にお酒も進み場も和んできたところで、いろんな方に話しかけてみました。仕事で見る姿とは違い、リラックスモードの方もいて意外と話が広がりました。プライベートの話しや仕事の話と人によって内容は様々でしたが、仕事に対する向き合い方や思い等、この人はこんな風に感じてるんだな、こんな考えをもってるんだな…と驚きがあったり勉強になったり。イメージが変わった方もいれば、想像通りの方だったり(笑)あっという間の時間でしたしたが、今後の仕事のかかわり方に変化が起こりそうな濃密な時間を過ごすことができました。

年が上とか下とか社歴が長いとか短いとか関係なく、人を知る絶好の機会を大切にしていこうと改めて思いました。ちっさなことかもしれませんが、相手に関心を持ち繋がりを深めていくことで、少しづつ気持ちを寄せることができるのではないでしょうか。

これから年末に向けて、飲み会が増えてくる方もいらっしゃるかと思います。
皆さんはだれとどんな話をしますか(*^-^*)

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