司法書士システム“権”の相続台帳について
こんにちは、CSサポート部の矢野です。
もう12月。今年もあとわずかですね。ついこの間夏だったのが気付いたら11月も終わり、年月が加速度的に速くなっている気がします。これは年齢のせいでしょうか?
また、視力の低下等々で自分の処理速度が低下しているためか、仕事がなかなか思うように進まず、、、ってありますよね。
若いときは馬力にまかせてガムシャラに量をこなす事で仕事を覚えて、質を高めていくこともできますが、一定の品質を保って持続することが大事なので、年齢に合った仕事のやり方や工夫も必要だと思います。
パソコンやソフトウェアってそういう仕事の手助けをするための「道具」なので、うまく活用することで体力や手間や時間などのリソースを省力化することができます。弊社が開発、販売しているシステムは「道具」なので皆様の業務の省力化のため活用いただくことができます。
話は少し変わりますが、来年2024年の4月から相続登記義務化が始まるのにあわせて、法定相続情報一覧図の作成のご依頼を受けるケースも多いですよね。
司法書士システム“権”(ちから)にはそのための「相続台帳」という機能があります。下記の画面のように被相続人や相続人等の人物登録をして、ドラッグ&ドロップの操作で配置することで罫線も自動的に引き、簡単に相続関係説明図や法定相続情報一覧図を作成することができます。
また、法定相続情報一覧図の場合には法定された形式(相続が発生した時の戸籍どおり(存命していた人物)に表示するなど)で作成する必要があります。相続台帳から法定相続情報一覧図を作成する場合には、入力した死亡日等の情報を元に、相続人を判定して表示させることができます。そのため、死亡日等が未入力だったり、誤入力していた場合には、適切な相続人を反映させることができません。
本年9月のバージョンアップでは、人物登録で入力した生年月日、死亡日を表示する機能を装備しました。今までは入力した死亡日等は人物登録の画面上では表示されなかったので、想定した相続人が反映しない場合の確認に手間がかかりましたが、今回の機能によって、簡単にチェックすることができるようになりました。
新しい機能を習得するためには一定の時間をかけることが必要ですが、本機能は表示支援の機能なので習得する手間もかかりません。
また、一つ前のバージョンアップにて相続登記等の書式が追加され、先日行われた最新のバージョンアップでは“権”とRSS-SReKYC(オンライン本人確認)の連携機能が装備されました。“権”をご利用のお客様でまだバージョンアップをされていない方は、是非バージョンアップをお奨めいたします。
詳細は司法書士システム“権”の新着情報をご覧ください。
年末のご多忙のなか、無理をして体調を崩されないようにご自愛ください。また“権”や弊社システムがみなさまの業務支援の一助になれれば幸いです。
“権”相続台帳の画面(Ver20.06SP5以上)