相続登記費用の補助金!
こんにちは。マーケティング企画室の大内です。
今年は全国的にこれまでよりも更に暑さが厳しいそうですが、皆様体調は崩されていませんでしょうか。省エネしたいのはやまやまですが健康にはかえられないので、過度な我慢はせずに冷房等を適切に使いましょう!
さて、話は変わりますが今年の4月から相続登記の義務化が始まりましたよね。今回は義務化に伴って実施されている補助金があるのでそのお話です。
総務省の令和5年版 住宅・土地統計調査によると、速報値ではありますが、全国にある空き家の数はなんと約900万戸!さまざまな自治体や関連団体で相続登記を促していますが、個人負担が発生してしまうこともあり、正直なかなか重い腰が上がらない方も少なくない気がしています。
そこで兵庫県尼崎市では、個人負担で登記・遺言書作成をするのが難しい方を対象に、諸費用を一部補助しようということで「相続登記費用及び遺言書作成費用に係る補助金」が始まったそうです。
●補助対象
<相続登記に要する費用>
・登記事務に係る司法書士又は弁護士に支払う報酬及びその他の費用
・相続人の特定のために必要となる戸籍謄本等の発行に係る手数料及び通信料
※登録免許税は除く
<遺言書の作成に要する費用>
・公正証書作成に係る手数料
・司法書士、弁護士又は行政書士に支払う報酬及びその他の費用
・相続人となるべき者の特定のために必要となる戸籍謄本等の発行に係る手数料及び通信料
●補助金額
補助対象経費の3分の2に相当する額(上限:10万円)
相続登記については同様の補助金として北海道中川郡池田町にも「法定相続登記補助金」があります。
●補助対象
・相続によって発生した町内に所有する土地・家屋で年度内に所有者になる場合
・相続による所有者移転・未登記家屋の登記にかかる手数料や委託料等の経費
※交付申請書提出日より前に支払った経費は除く
●補助金額
事業対象経費の額の2分の1 限度額:5万円
空き家を対象とした補助金は以前からさまざまな自治体でありましたが、こういった制度も使って積極的に相続登記が進むといいなと思います!
最後になりますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけて&しっかり水分補給して楽しい夏をお過ごしください!