位置情報共有アプリについて
こんにちは。イノベーション開発部の明です。
最近は若者、とりわけ10代の高校生の間で位置情報共有アプリが流行っているようです。
他人と24時間お互いの位置情報を共有することなんてオジサンの私では信じられないという思い自体がすでに古いかもしれませんのでこのアプリについて少し調べてみました。
位置情報共有アプリでできること:
・友達が今どこにいて、そこにどれぐらい滞在したかがわかる
・友達のスマホのバッテリー残量がわかる
・友達と一緒にいることを共通の友達にアピールできる
・友達の移動中の状況がわかる
・友達の現在地まで道案内してもらえる
・友達が海外に出かけたことが知らされる
・友達と絵文字(スタンプ)を使ってコミュニケーションが取れる
・集まっている友達同士でグループチャットができる
・必要に応じて自分の居場所を公開しないような設定ができる
以上のようにすごく多機能で、かゆいところに手が届くとでも言いましょうか。。。大事な家族や気心が知れた親友同士であれば、非常に盛り上がるようなアプリのように感じました。
その反面、できることが多すぎるため、知らない人に悪用されたらとんでもない事件に発展してもおかしくないような気がしましたが、最後のプライバシー設定ができることを見て、やっと気持ちを落ち着かせることができました。
別に悪いことはしておりませんが、個人的な感覚では四六時中自分の行動パターンをさらけ出すのは恐怖でしかありません。10代の若者がプライバシーよりも繋がりたい、友達の動向が気になるのは素直に羨ましい限りです。
このアプリほどの高機能ではありませんが、iOSの「探す」アプリがすごくシンプルで、
基本的には家族間でしか利用されないこともあり、子どもの見守りや、落としたスマホを探すには十二分かと思います。
また、探す対象のスマホがインターネットに繋がってなくても、近くにiOS端末が通りすがるだけでも、Bluetooth機能でそのiOS端末を介在して、自分の居場所を共有することができるのは革新的で、位置情報アプリと比べると自分は「探す」の方が安心して利用できるかなと思いました。
また、コロナ禍の中で、なかなか外出できないこともあり、それ故に友達と繋がりたい気持ちとプライバシー保護のトレードオフではないかと思いました。