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2018年10月15日 (月)

台風委員会

こんにちは。マーケティング営業部の冨吉です。
最近、本当に台風が多いですね。直近では24号、次は25号と立て続けに発生し各地で猛威を振るいました。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。特に今年は北海道から沖縄まで日本各地で猛威を振い大変な爪痕を残し、自然災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられた思いです。自然の力を前に些細な抵抗かもしれませんが、各人が防災の意識を高めていかなければなりませんね。

ところで、各台風には名前がついていることをご存知ですか?24号はチャーミー、25号はコンレイという名前です。名前は聞いたことがあってもなんでこんな名前?誰がつけているの?と思われた方も多いのではないでしょうか。私もそう思い少し調べてみました。

そもそも台風の名前はどう決まるのでしょう?もともとは、アメリカの米軍合同台風警報センターが英語の人名を台風の名前として付けていました。その後、北太平洋と南シナ海で発生する台風に関する各国の政府間組織が発足し、2000年以降、その組織の加盟国が提案した名前を付けるようになったそうです。

その組織の名前が、タイトルの「台風委員会」です。台風委員会に属している国は日本を含め14か国となっています。

<台風委員会加盟国>
中国/香港/日本/ラオス/フィリピン/韓国/タイ/カンボジア/マレーシア/ベトナム/マカオ/北朝鮮/シンガポール/アメリカ

上記の14か国がそれぞれ10個ずつあらかじめ台風の名前を用意しています。つまり140個の台風の名前がすでに決まっており、それを順番に台風に振り分けているようです。これまでの平均として台風が年間約25.6個発生しており、約5年で台風の名前が一巡しているそうで、聞いたことのある名前の台風があるのもうなずけます。

25号がコンレイであれば次の名前は何かというと
<直近の台風>
台風番号/命名国/名前/意味
28/ベトナム/チャーミー/花の名前
29/カンボジア/コンレイ/伝説の少女の名前
30/中国/イートゥー/民話のうさぎ
31/北朝鮮/トラジー/桔梗
※台風番号・・・台風の名前すべてに1~140の番号が付けられており台風の○○号ではありません。

台風番号29が、台風25号のコンレイなので次の台風26号は台風番号30のイートゥーとなります。台風番号と台風の号数が違うので少し複雑ですが…。

ということで台風の名前はこのような理由で決まっていたんですね!

防災意識を高め、今後少しでも被害を少なくしていくためにも、各地で被害を及ぼす台風などの自然災害を知り、記憶に残すことで、早め早めの対応を心掛けたいものです。

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