2019年3月18日 (月)

レターパック機能で簡単管理!

こんにちは、マーケティング営業部の高島です。

三月に入るもまだまだ寒い日が続きますので、お風邪などを召されませぬよう ご自愛ください。

私は営業サポートとして様々な事務所様にお伺いし、“権”の機能説明を主に行っておりますが、その中でも特に便利だと反響のある「レターパック機能」について今回はご案内いたします。

多くの事務所様が書類を郵送する際にレターパックをご使用されていると思われますが、それらを簡単に管理する機能を“権”の案件カルテに実装しております。

今までは配達状況を確認したい場合は、レターパックに記載されている番号を郵便局のホームページで入力し、進捗を確認されていたと思いますが、“権”のレターパック機能を使用いただくと、一度送付データをご入力いただくことで以後システム内からボタン一つで配達状況を確認することが出来ます。

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また、配達状況確認機能で、自動で郵便局のHPを立ち上げ、詳細を確認する事も出来ます。

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こちらの機能を使用して頂ければ、配達状況の確認は勿論、どの案件で何のレターパックを送ったかの忘備録にもなりますし、問い合わせ番号が記載されたシールをわざわざ手元に残しておく必要もなくなりますので、より便利にレターパック管理が行えるようになります。

また、登録されたデータを基に、タックシール用の印刷画面なども実装されています。

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レターパック機能を始め、業務をより効率的に管理できる機能が権には多数実装されておりますので、是非とも業務効率化の一環としてご活用いただければ幸いです。

2019年3月11日 (月)

Lコンシェルのマニュアル探しに便利な「ショートカットキー」をご存知ですか?

こんにちは。CSサポート部の大内です。

最近、甘酒をよく飲んでいます。甘酒って美味しいですよね。お酒を飲むとすぐ酔ってしまう自分にとっては最高の飲み物です。実は、この甘酒、「飲む点滴」と言われているくらい健康にも良いようです。

・疲労回復
・便秘解消
・コレステロール上昇抑制作用
・血圧を下げる作用
・血流改善により体を温める効果
・美容効果
・なんといっても栄養価の高さ!

…などが、効用として挙げられているみたいです。
美味しいのに栄養価も高いって…素敵だと思いませんか!?

皆さんも春のぬくもりを感じながら、是非、おいしく健康的な甘酒を飲んでいただければと思います。(個人的に、森永製菓株式会社様の甘酒がお勧めです!!☆ 米麹と酒粕がブレンドされており、皮質抑制効果や肌の色調の改善効果もあるようです!)

さて、今日はLコンシェルのマニュアルの検索に便利なショートカットキーについてのお話をしたいと思います。皆さん、「Lコンシェル」の機能はご利用していただいていますか?

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例えば…、「書類を事務所用にカスタマイズがしたい。どうすればいいの…?」と困ったら、是非Lコンシェルを使ってみてください!「”書類 カスタマイズ” と入力して…検索!」

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すると、カスタマイズに関するコンテンツが沢山出てきます。

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ただ、いざマニュアルを開いてみるとページ数が沢山あり、
探したいコンテンツを探すのに大変だった…。と思われている方もいるかもしれません。

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(全部で286ページ…ちょっと多いですね。)
こんな時に試していただきたい、便利なショートカットキーがあります。マニュアルが開かれた状態で、キーボードの左下のCtrlを押しながらFボタンを押してみてください。

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検索という窓が出てきました。この検索窓に、「カスタマイズ」と入力して検索をかけてみると…、

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お探しのページまで簡単に移動することができます!便利なショートカットキーなので是非ご利用してみてください。(Ctrl+FのFはFind(検索)と覚えるといいかもしれません。)
きっと今まで以上に、Lコンシェルを効果的に使っていただけると思います!

2019年3月 4日 (月)

画像公証制度について

イノベーション開発部の津田です。
リーガル本社のある愛媛もだんだんと春の兆しが見え始めましたが、皆様、いかかお過ごしでしょうか。

今回のブログは、2019年3月に施行が予定されている「指定公証人の行う電磁的記録に関する事務に関する省令の一部の改正」について少しご紹介したいと思います。

この改正なのですが、省令名だけでは分かりにくいところもあるかと思いますが、いざ詳細を見ると、とても興味深い内容となっています。それは指定公証人の本人確認行為が、今後は映像と音声だけでよくなるという点です。つまり、嘱託人が会社設立に向けて準備を行う際、実際の公証役場に赴かなくても自宅からネットを通して公証人と定款認証手続きが可能になるということです(オンラインで定款認証の嘱託がされた事件のみ)。

ただ現状のパブコメの段階(2月時点)では、具体的にどういったシステム、仕組みでこの映像と音声での確認方法が行われるのかがまったくわかりませんので、一足先にこの画像公証制度を導入した韓国の制度を見てみますと、パソコンとスマートフォンを利用して認証を行うことができることがわかります。個人的には、スマートフォンの画面は大きくなったにせよ、未だ映像を見るには小さい上、精度という面では直接面談と同等の信頼性が担保できるのか疑問ですが、やはり時代の流れでしょうか。

その他個人的に興味深かったのは、韓国での検証段階では、画像公証が映像であるとことから、録画等を利用して悪意の使用者が嘱託人を装って公証手続きを遂行することを防ぐために、ランダムに質問と応答を行ってリアルタイム送信であることを証明する方式が取られたというところです。よくMicrosoft社のSkypeを使用して映像通信する私ですが、相手が録画だったら少し話せばすぐわかると思うものの、そこまで精巧な、公証人の本人確認に対して完璧な受け答をする録画を作れるのかとても興味がわきました。

いずれにせよ、施行は本年度3月29日と差し迫っていますが、日本においては未だどういう仕組みで行われるのかまったく不明なので、今後注目していきたいと思います。

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2019年2月25日 (月)

ダブルチェックが大事です

こんにちは。マーケティング営業部の柏村です。
暦の上では春ですが全国的に寒い日が続いていますね。これから3月末あたりまでは特にお忙しい日々が続く方も多いかと思いますので、お身体には十分お気を付けください。うがい、手洗い、加湿が重要です!

さて、私事ですが、私は先日三十数回目の誕生日を迎えました。今「三十数回目」と書いたのはサバを読みたいからではなく「あれ? 今いくつだったっけ? 38だっけ? ん、39?」と確認しないと思い出せなくなってきたからです…。

学生時代、学校の勉強では記憶力しか取柄がなかった私にとっては自分の歳すらよくわからなくなっていることは正直結構ショックですが、忙しいからなのか、ただ単にボケ始めているのか、最近いろいろ忘れっぽくなってます。

それでも仕事の上では忘れてはいけないことがたくさんあるので、スマホのリマインダーやタスク管理のアプリ、Googleカレンダーなどが手放せない状況です。こんなふうに、忙しいけど自分の脳内とダブルチェックしておきたいことってたくさんありませんか?

弊社の“権”にはそんな「ダブルチェック」や「見落としちゃいけない」を助けてくれる機能がたくさんあります。先日リリースいたしました“権”V20では、登記情報を取得する際にその物件に「仮登記」や「差押」など、言ってみれば「注意が必要な物件」かどうかを判別するためのキーワードチェック機能が装備されました。

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取得した登記情報の一覧画面でそこだけ違う色で!マークで表示されているので、視覚的にわかりやすく、これなら注意事項にも気づきやすいですよね? もちろん複数の登記情報を一括でチェックもできますので、これまで1つ1つ目で見て確認していた作業が大幅に効率化できます。

それ以外にも申請前に直近の登記情報から変更がないかチェックする機能(予約実行もできます!)や申請データと比較して間違いがないか確認できたり、関与者に法人がある場合は法人代表者の変更がないかチェックしてくれるなど「単純だけど確認を忘れちゃいけない」作業を“権”がしっかりサポートしてくれます。

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まだバージョンアップをされていない方は是非バージョンアップをしていただき、今までよりさらに便利に“権”を使っていただければと思います。

2019年2月18日 (月)

Windows7のサポート終了

CSサポート部の友近です。

Windows7をお使いの皆様、Windows7のサポート期限は2020年1月14日です。残り1年を切りました。サポート期限が切れたらどうなるのでしょうか?期限経過後は、マイクロソフトのWindowsUpdateなどで提供しているセキュリティ更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなります。

別にWindowsUpdateを気にしていない方もいらっしゃるかもしれませんが、この日以降Windows7で動いている各社(リーガルを含む)のソフトやハードのサポートも順次終了していくことになります。そのため「ソフトの調子が悪い」とか「印刷が出来ない」などと言うトラブルにメーカ側が対応できなくなることが徐々に増えていく可能性が高くなります。

またWindows7を狙った凶悪なウィルスが出てきてもマイクロソフト側で対応しないだけでなく、セキュリティが低下することでの様々なリスクが考えられます。

しかし、ウチのPCまだそんなに古くなってないよ?とおっしゃる方もいらっしゃるかと思います。それは、

・新しいPCの速度の向上が以前より穏やかになった
・PCが省電力になり稼働温度が下がった為壊れにくくなった
・Windows自体がモバイル端末に対応するために、OSの中心部分がコンパクトになった。このため古いPCでもそこそこ動く
・ゲームやビデオ編集等の特殊な作業でない限りは、既に普通の作業では十分な能力がある

つまり5年前のものでも当時ある程度のスペックを持つPCを買っていた場合は、今でも結構快適に使える場合もあります。

それならWindowsだけバージョンを上げて対応できないか?という声も聞きますが、PCメーカーは出荷後にユーザーがWindows10に上げた環境を動作保証しているわけではないので、何か不具合があれば元のWindows7に戻すように言われる可能性があります。それに自分でできる方はご自身でバージョンを上げることもできますが、依頼してとなるとそれなりに費用が掛かりますので、何年も経過したPCにそこまでコストをかけるかどうかという話になります。

それより問題は、今好調なPCでも内部のパーツは消耗していますから、故障の確率が上がっているということです。例えば冷却ファンの寿命などはどうしようもないもので、これが止まるとPCは確実に壊れます。それに冷却ファンが動くことでPCは空気清浄機のように事務所の埃を集めてしまいますので、数年使ったPCの中は綿埃でひどい状態になっていることも考えられます。積み重なった埃で冷却効率が下がり、梅雨時など湿度が上がると埃が湿って電気が流れ、機器が異常動作を起こしたりするようになります。本当は定期的に筐体を空けて掃除をするのが望ましいのですが、慣れない方はPCを壊してしまうリスクもあり一般的には勧められません。

結局以上のことからも、Windowsのバージョンに関係なくPCの寿命は5年程度と考えて差し支えないかと思います。もちろん5年を過ぎて使えないことはありませんが、確実に故障のリスクは上がっています。いよいよ壊れてから機器更新を行うのは、業務の遅滞やデータを失うリスクもあり避けたいところです。

また、インターネットルータやネットワークハブなどの周辺機器はWindowsのバージョンと関係が無いためPC交換時にもそのまま残され、古く、スピードの遅い機器が使われ続けていることが良くあります。

マイクロソフトは、Windows10以降Windowsの更新は半年ごとの大型アップデートで行い、新しいバージョンのWindowsを作らないと公表しています。今回のWindows7のサポート終了については面倒と感じられるところもあるかもしれませんが、これは耐用年数を過ぎた機器の見直しの機会ととらえることもできるのではと思います…。

Pc

2019年2月12日 (火)

QRコードの利用について

イノベーション開発部の大島です。お久しぶりです。

皆様、まだまだ寒さが続いていますが風邪などはひいていないでしょうか?年が明けるまでインフルエンザの流行の話がなかったので今年は大丈夫かと思われましたが、少し前に流行したことからもまだまだ油断はできません。もう少しすると今度は花粉症が始まることからもまだまだマスクが手放せませんね。

さて、今回は「QRコード」について書きたいと思います。

QRコードといっても“権”のなかでも既に識別情報読み取りなどで実装しており、今更の情報ではありますが、今回は年末ごろのスマホ向け決済アプリ騒ぎなどで話題になった「QRコード決済」や、QRコードってなんだっけ?という個人的興味から年末年始の休みに少し調べたのでそれについてお伝えいたします。

「QRコード」とはなにかというと、画像のように見えるあの形は実は文字情報であり、バーコードリーダーやスマホのQR読込機能で撮影することにより特定の文字に変換してくれる機能のことを言います。詳細は控えますが、メリットとしては、

・上下左右の角にある大きな枠を利用することにより、どの角度からでも比較的容易に認識できる(商品の後ろにあるバーコードを読み取ったことがあればわかりますが、正しく読み取るには意外と難しい)
・大きさによりますが数千文字の情報を内蔵することが可能である
・ルールに従っていれば中にイラストなどを埋めることや色を変化させることが可能でありデザイン性がある

などがあり、1990年初頭に開発された技術にしては今では当たり前のものとなっています。

さて、本題のQRコード決済に関してですが、皆さん不思議に思いませんでしたか?先ほど述べたように文字として認識は可能なのはわかっていましたが、どうしてスマホをかざすだけで決済が行われるのだろうかと。詳細な仕組みはわからなかったのですが、行っていること自体は簡単なことでした。

初めにクレジットカードや銀行情報をアプリに登録しておき、お店にあるQRコードを読み込むとサービスを提供している会社とそのお店の情報(+セキュリティ情報)を文字情報として認識して、その情報をアプリを通じてサービス会社に連絡することによってクレジット決済ができる仕組みのようです。

要するにやっていること自体は昔からあるクレジット決済と同じようなものですが、初めに登録させることによりその後の処理は「どこのお店にいくら使った」という文字データとセキュリティ用の文字データをそれぞれ管理するだけでいいという事になります。まさに発想の転換であります。

QRコード自体はQR決済の普及を見るまでもなくスマホの普及に合わせて今後も増えていくことが予想されています。
あるSF小説ではQRコードのような情報が雑誌のそれぞれのページにあり、それを見るだけで脳に情報が伝達される描写がありました。
現実世界を見てみてもマイナンバー、不動産番号、会社法人等番号などのような番号管理が容易になりつつあります。登記の簡素化、スピードアップという方向性に非常にマッチしやすいことからも申請書などの紙情報が完全にQR(あるいはそれを進化させたもの)に置き換わることはそう遠くない未来なのかもしれませんね。

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2019年2月 4日 (月)

空き家について

こんにちは。マーケティング営業部の矢幡です。

近年、空き家問題を耳にすることが多いですが、平成25年の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家数は820万戸、空き家率は13.5%と過去最高を記録しております。また、空き家率が高い都道府県は、1位山梨県に続き、2位が長野県、3位和歌山県となっており、4位以降が高知県、徳島県、そしてリーガルの本社がある愛媛県、香川県と四国が続く結果となっております。人口は緩やかに減少傾向にある事も含めますと、今後も地方都市の空き家はますます増加すると思われます。

今後も増え続けると思われる空き家ですが、空き家は相続によって保有するケースが最も多く、買い手の見つからない不動産は「負動産」化しております。また、その一部の不動産は相続登記をせず、未登記が繰り返され所有者にたどり着くことが難しくなり所有者不明の不動産となっております。

そこで、所有者不明土地の利用の円滑化を図るための「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別処置法案」が昨年に閣議決定され、所有者不明土地の相続人調査をされている司法書士の先生方もいらっしゃると思います。相続人調査後の成果物としてTIFF形式の法定相続人情報や調査結果を入力した調査対象情報(相続人等の氏名や住所等)を納品すると聞いております。

リーガルでは“権”のバージョンアップにて、法定相続人情報作成機能の装備を行っておりますので、所有者不明土地の相続人調査をされている司法書士の先生方は是非バージョンアップしてご利用いただければと思います。

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2019年1月28日 (月)

登記界の三大俗字

リーガル漢字担当、総務部の網本です。

𠮷(つちよし)、髙(はしごだか)、﨑(たつさき)は、人名で多く使われている俗字です。「三大俗字」と呼んでもよいでしょう。いずれも登記・供託オンライン申請システムで利用できるJIS第1及び第2水準には含まれていません。

このうち、「はしごだか」と「たつさき」は、IBMが独自に拡張した「IBM拡張文字」に含まれています。「IBM拡張文字」はのちにNECがさらに拡張し、マイクロソフトが日本語用の文字としてJISに追加して採用しています。

現在でもWinodowsの日本語入力でそれぞれ「こう」「さき」という読みで変換可能ですが、OSやソフト、フォントなどによっては正しく表示できない恐れがあるので、変換候補の横に [環境依存] と表示されます。登記オンライン申請にも使えません。

しかし「つちよし」は大変多く用いられているにもかかわらず、Windowsの拡張文字にも含まれていません。しかし2001年のUnicode 3.1の「CJK統合漢字拡張B」に追加されていますので、JIS2004対応のWindows Vista以降では「きち」という読みか「20BB7」というコードで入力することが可能です。ただしこれも [環境依存] で、登記オンライン申請には使えません。

現在の登記・供託オンライン申請システムでは、JISに加えて、不動産登記、商業・法人登記手続では登記統一文字を、成年後見登記手続では戸籍統一文字を使用することができます。「三大俗字」はすべて戸籍統一文字に含まれています。戸籍統一文字番号はそれぞれ以下の通りです。

𠮷(つちよし) :038140
髙(はしごだか) :513280
﨑(たつさき) :094190

戸籍統一文字番号は、法務省 戸籍統一文字情報(http://kosekimoji.moj.go.jp/kosekimojidb/mjko/PeopleDetail/EXECUTE)で検索できますが、「あること」がわかっていてもなかなかうまく検索できないことが多いです。

IPA(情報処理推進機構)の「MJ文字情報検索システム」は、より柔軟で強力な検索が可能で、戸籍統一文字情報については検索結果から該当のものを表示することも出来ます。

MJ文字情報検索システム | 独立行政法人 情報処理推進機構 - IPA
http://mojikiban.ipa.go.jp/search/home

「はしごだか」と「たつさき」は、「髙」「﨑」という文字自身を指定して検索できます。また、正字から異体字を探すこともできます。例えば「つちよし」の場合は、「吉」という文字を検索して「吉」(MJ008064)を選択します。この字の「親字・正字の関連」というリンクをクリックすると、「𠮷」が候補に挙がってきます。𠮷については、以下のコラムのように色々なエピソードを載せているものもありますので、ご興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。

第86回 「𠮷」と「吉」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/%E7%AC%AC86%E5%9B%9E-%E3%80%8C%F0%A0%AE%B7%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%90%89%E3%80%8D


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2019年1月21日 (月)

独居認知症高齢者の早期発見と早期対応のプロセス

こんにちは。イノベーション開発部の八重樫です。

成年後見制度利用促進基本計画のポイントの一つに「権利擁護支援の地域連携ネットワークづくり」がありますが、これと関連した論文がJ-stageにありましたのでご紹介させていただきます。

「独居認知症高齢者の早期発見と早期対応のプロセス」(桜美林大学 久松信夫先生著)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsssw/35/0/35_1/_pdf/-char/ja

論文では地域包括支援センターの9名の社会福祉士の方へのインタビュー調査を実施して聞き取った内容をもとに、独居認知症高齢者を早期発見したり、早期対応するためのプロセスについて分析をしてます。

早期発見するためのプロセスにおいては「初期情報の把握と早期発見の基盤づくり」などが行われているとのことです。具体的には、関係者との情報共有や問題点などを言いやすい環境づくりとか、協力者を増やすことなどが概念としてあげられています。

認知症の高齢者を発見した後に早期対応するためのプロセスとして「介入代行の依頼と関わりの拡大」などが行われているようで、具体的な概念には、身近にいる頼りになる人を介して支援する、高齢者本人の今後の不安を他職種と共有して支援するなどがあげられています。

相談に来た人の言葉のひとつひとつから、多分そのうち発生するんだろうなというきっかけを見逃さないように耳をすますことと、いろんな人の力を借りて支援していくことが大事なんだと感じました。

自治体の相談窓口の方もヒアリングの際に早期発見するアンテナを張っているのだと思いますが、このあたりの分析を都道府県レベルとか大きな規模で行って、相談窓口の方に実践してもらうと成年後見制度の利用の増加に繋がっていくと思います。

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2019年1月15日 (火)

寒い日はお家でひっぱりうどん

新年あけましておめでとうございます。
沖縄出身、東北担当のマーケティング営業部の新垣です。

皆さま、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。今年の冬は暖冬といわれているので、例年に比べるとだいぶ寒さは落ち着いているように感じますが、朝と夜はやっぱり寒いので上下ヒートテックが欠かせないです。

話は変わりますが、私の最近のマイブームは「ひっぱりうどん」です。と言われてもピンとこないと思いますが、これは山形の郷土料理です。山形県を担当をして3年が経ちましたが、恥ずかしながら最近この料理を知りました。

3年も山形県へ出張すると、行きつけの居酒屋があり、そこのメニューに「ひっぱりうどん」と書いてあるのには気づいていましたが、名前からは何が入っているのか想像ができず頼んだことがありませんでした。

ある時にこれは何が入っているかと店長に聞いてみたところ、「納豆が入っていて、うどんが温かくて、汁が無い」と言われたのですが、全然イメージが湧きません。納豆は苦手であまり口にしない私ですが、好奇心の方が上回り頼んでみることにしました。

実際に出てきたものは、茹で上がったうどんに納豆と卵の黄身をのっけて、出汁醤油をかけてあるだけのシンプルな料理で、イメージは釜玉うどんに納豆がのっている感じでした。食べてみると、私が苦手とする納豆独特のネバネバが、うどんに絡んで食べやすくなっていて、想像以上においしかったです。

すごくシンプルな料理なので、自宅でも簡単に作ることができます。家ではほとんど料理をしない私でも、先日外が寒い日にわざわざ買い物に行きたくないなと思ったときに冷凍のうどんで手軽に作ることができました。

寒くて外に出るのが面倒なときは、ひっぱりうどんにしてみてはいかがでしょうか。

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