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2019年7月29日 (月)

採点競技

お久しぶりです。イノベーション開発部の長野です。
今回もよろしくお願いします。

以前より趣味の一つとして紹介させていただいていましたフィギュアスケート観戦ですが、フィギュアスケートは7月1日より新シーズンに入りました。先シーズンは紀平選手の活躍もあり、楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。そういえば高橋選手もプロから現役にカムバックしてきましたよね。グランプリシリーズのアサインも決定し、各選手のプログラム構成を楽しみに待っているところです。
さて、フィギュアスケートは採点競技ですが他にも楽しく観戦している採点競技があります。その競技とはチアリーディングです。「チア」といって一番に思い出すのは甲子園の応援席ですが、チアリーディングはその「応援する」という気持ちを基本においた団体の体操のような競技です。競技であるからには順位を争う大会があるのですが、ルールに従って演技をし、その演技の出来ばえを採点して上下が決まります。2分30秒という短い演技時間にアクロバティックなスタンツ(組み体操のような技)やシンクロしたタンブリング(宙返り等)、元気いっぱいのダンスなど様々な要素が詰め込まれていて、瞬きも忘れるほどです。

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私はまだチアリーディングを見始めたばかりですので、演技の優劣は当然のこと、その演技の得点がどうとかはぜんぜん分からないのですが、フィギュアスケートは長年見てきたからでしょうか、演技をみてその得点が大体わかるようになって来ました。(実際のところ、得点の雰囲気が分かったのは浅田選手が銀メダルを取ったバンクーバーのシーズンの頃までです。それ以降は、ルールも変わり得点の出方がインフレし過去の経験が関係なくなってしまいました。最近は「この演技でこんな得点が出るんだ」とびっくりしています。とは言えルール通りの得点なんですが。)
フィギュアスケートの構成要素にはジャンプ、スピン、ステップとありますが、その技自体に難度があり、またその出来ばえでも得点が変わってきます。さらにプログラム全体の印象も得点に関係します。本当はそのそれぞれの要素を点数化し加算してその演技の得点となるのですが、私の場合過去の経験から全体を見て「何点くらい」と判断するわけです。
そこで思ったのは「これはAIに載るのでは」と言うことです。過去の演技とその得点を経験に私は「何点くらい」と判断しているわけですから、同じことをAIにさせれば良いのです。審判を廃しAIにさせろと提言しているのではありません。しかし、AIが得点を出す競技会も見てみたいなと少し思いました。AIの分野はまだまだ広がっていくでしょう。人間の思いつかない提案や効率的なサポートを行ってくれるに違いありません。
ところで、採点競技を観戦する側としては、採点するジャッジの方のバックボーンも含めて観戦するのがその競技への正しいつき合い方だと、私は思っております。それでは、また。



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