梅雨真っ只中ですね
こんにちは。システムサポート部の山下と申します。
全国的には空梅雨のところも多いようですが、リーガルの本社がある愛媛県では今年は梅雨らしく雨が多く、すでに梅雨明けが待ち遠しいところです。私は玄関を出るや否や「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」と思いつつ出勤しております。皆様はいかがでしょうか?
「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」という宮澤賢治の詩の一文、余りに有名すぎてこのように何気なく使うのですが、改めて全文を読みましたら、その深さに感銘いたしました。今さら?と思われる方も是非ご一読くださいませ。
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい
[ 出典:雨ニモマケズ – Wikisource ]
(https://ja.wikisource.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%83%8B%E3%83%A2%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%BA)
この詩のモデルになったともいわれる斎藤宗次朗は、クリスチャンになったがゆえに多くの迫害を受けるのですが、内村鑑三に招かれて東京に移るまで花巻の人々の為に献身的に働き続けた方です。
斎藤宗次朗のような方が、私が日々お電話でお話しさせていただいている先生や補助者の方の中にはたくさんいらっしゃるだろうな、と思っても短いお問い合わせの電話だけでは分からずじまいで残念なところです。長電話するわけにもいかず…(笑)
梅雨に、とてもさわやかな気持ちになりましたので、ご紹介させていただきました。
あらゆる人々の為に北へ南へ東へ西へと奔走する先生方の姿を思いつつ、私も日々努めてまいりたいと思っております。