合同会社の設立ますます増加中
こんにちは。法務部の重松です。
本日は合同会社の話題を取り上げてみたいと思います。
平成18年に会社法が施行された当初は、合同会社はパススルー課税が適用されなかったせいか、あまり注目が集まらなかった印象がありましたが、今やネットで「合同会社」と入力して検索すると、たくさんの企業がピックアップされるのに驚きました。
Apple Japanや西友などは有名ですが、町の有志や友達が集まって起業したと思われるようなところまで、多種多様な会社が設立されているようです。
実際、法務省の統計資料によると、平成25年度においては14,581件の設立登記があり、会社全体に占める割合も年々増加しています。
そんな中、私どもも合同会社設立時の肝とも言うべき、定款作成を支援するためのソフト「選択肢付 合同会社定款作成ソフト」をリリースすることとなりました。
これは一般社団法人商業登記倶楽部代表理事の神﨑満治郎先生が書かれた「合同会社の設立手続~合同会社の活用法と選択肢付モデル定款の様式~」(東京司法書士協同組合により平成25年6月刊・好評につき完売)に掲載の定款選択肢を基に作成されたもので、合同会社の設立に際し、起業目的や社員数、社員の同意権、社員総会の設置、業務執行社員の指定、相続対策など、重要事項に関する質問に答えていくだけで、お客様の希望する定款ひな型が作成できるソフトウェアとなっております。
また、各条文ごとに記載された編者の詳細な注釈をご覧になりながら、豊富に用意された条文の選択肢の中から最適なものを選択できますので、お客様のニーズに沿ったベストな定款が作成できるようになっております。
発売は、平成26年7月28日を予定しておりますので、乞うご期待ください。