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2013年6月

2013年6月24日 (月)

スパムメールとの戦い

こんにちは、システムサポート部の村上です。

皆さんはスパムメールをどのように処理されていらっしゃいますか?

先日、リーガルでは社内で使用しているメールサービスを変更しました。以前使用していたサービスでは、差出人や件名などでスパムメールかどうかを判断して削除が出来たのですが、今回契約したサービスでは、スパムだと判定したメールを全て削除してしまうか、件名にSPAMとマークする方式になりました。

さて、このスパムであるという判定ですが、何をもってそういう判定を行うのか、非常に興味があるところです。今回のメールサービスのシステムでは、「SpamAssassin」という判定プログラムが利用されています。

メールの件名や内容、成りすましかどうかなどを判断し、危険度をポイントで評価するものです。ところが、このスパムと判定するポイントの境目をどういう値にするのかがまた難しいんです。

あまり厳しくすると、通常メールにまでスパム判定がされてしまい、重要なメールを見逃しそうになったり、逆に緩くするとスパムメールがするっとすり抜けてしまいます。全くもって頭の痛いところです(-"-;)

結局、外部とのやり取りが多い部署では、重要なメールを見落としにくい設定にしてやり、逆にそういうことがない部署では設定を厳しくする、というようにメールの利用者によってポリシーを変えてやる工夫が必要でした。一般的なメールサービスでは、こういう細やかな設定は出来ませんので、結局はメールソフトでスパムメールを迷惑メールに振り分けたり、受信しないように設定を変更したりするしかないのが辛いところです。煩わしいスパムメールに頭を痛めなくて済むような、インターネットの世界が出来ればいいですね。

 

2013年6月17日 (月)

マニュアルのかたち

法務部の岩口です。

最近立て続けにシステムのマニュアル作成作業が入り、締切に追われている状態ですが、このマニュアル作成の仕事は法務部の重要な仕事です。

今は成年後見システムのマニュアル作業をしていまして、システム内で利用できる様々な機能を、詳細にかつ分かりやすく説明しようと四苦八苦しています。ただ、新しい機能が加わるにつれマニュアルが分厚く重くなってきますので、利用者が読む気になれないのではないかと不安になります。

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(左)成年後見システム初版マニュアル (右)第2版マニュアル

スムーズにシステムを使って頂くため、何かこちらから提供できないものかと考えています。例えば、初めてシステムを導入された方のために、主要機能の利用手順のみを押さえたクイックガイドの提供は効果があるのではないか、または動画マニュアルがあれば、より分かりやすいのではないか。もしくはマニュアルを電子的に作成して、検索機能をつけたら良いのではないか等、あれこれと考えていますがなかなか実現が大変な部分もあります。とはいえ、利用される方が使いやすい形でのマニュアルを提供できればと思います。

ひとまず、成年後見システムで、ユーザーズマニュアルをPDFで簡単に閲覧できる機能を次回バージョンアップで盛り込めないか検討中です。PDFの検索機能を使い、キーワード検索ができるようになれば、「あの機能はマニュアルのどの部分に書いていただろうか」と探す手間を省くことができるのではないかと期待しています。

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PDF画面上でCtrl+Fキーを押せば、PDF内を簡易検索することができます。
(Adobe Readerが必要です。)

2013年6月10日 (月)

「パブリックコメント」について

こんにちは。システムサポート部の門岡です。

今年の3月11日に法制審議会の民法債権関係部会から民法改正中間試案が公表されました。4月からは、パブリックコメント(意見公募)が実施され、それを踏まえた民法改正要綱案がまとめられることになります。そこで、今回のブログでは、パブリックコメントについて、少しお話したいと思います。

パブリックコメントとは、広義では、行政機関が意思決定を行うに際して、広く国民の意見を聴取することを言いますが、狭義では、行政基準の制定に際して、一般国民の意見を聴取する意味で用いられています。つまり、行政が何かのルールなどを決めるときに、一方的に決めるのではなく、国民主権原理のもと、広く国民から様々な意見を聞いて、行政の意思形成過程に民意を反映させるものであります。

そもそも1997年12月3日に出された行政改革会議最終報告において、パブリックコメントの導入を図るべきとする提言がなされ、それを受けて1998年の中央省庁等改革基本法50条2項の中で、「政府は、政策形成に民意を反映し、並びにその過程の公正性及び透明性を確保するため、重要な政策の立案に当たり、その趣旨、内容その他必要な事項を公表し、専門家、利害関係人その他広く国民の意見を求め、これを考慮してその決定を行う仕組みの活用及び整備を図るものとする」と規定されています。ここでは広義のパブリックコメントが念頭に置かれています。

他方、1998年の「規制緩和推進3か年計画」や1999年3月になされた閣議決定では、狭義のパブリックコメントが念頭に置かれています。その後、狭義のパブリックコメントに関しては、2005年の行政手続法の改正により、「意見公募手続等」として、法制化されました。行政手続法という行政作用に関する一般法において、パブリックコメントが法制化されたことは非常にインパクトがありました。行政過程に対する民衆参加は、時代の流れの中で必然的なものといえるでしょう。

民法は最も基本的な法律ですから、民法改正中間試案に対して、マスコミで大きく取り上げられ、広く国民を巻き込んで、大々的な議論がなされることを期待したいところです。

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※図は、総務省『パブリックコメント制度(意見公募手続制度)について』より抜粋



2013年6月 3日 (月)

バックアップの重要性

マーケティング営業部の古窪です。

Windows XPのサポート終了に関するニュースが取り上げられて以降、先生方からPC入替のご依頼をいただくことが多くなりました。考えてみればXPがリリースされてから10年あまり、表面上は無事に運用されているPCでも、内部的には寿命が間近に迫っているような例が少なくありません。

ある日突然PCが起ち上がらなくなった場合、目の前の仕事が出来ないことが取り急ぎ問題になるかと思いますが、実はそれ以上に、バックアップをとっていなかったがため、PCに保存されていた大事な書類が二度と開けなくなってしまい、ショックを受ける先生方を今まで何人も見てきました。

“権”には『Legalデータバックアップ』というソフトが標準で装備されていて、“権”のデータはもちろんのこと、先生方が日常的に使っている大切な書類(たとえばマイドキュメントに保存した書類など)もバックアップすることが出来ます。

パソコンがいくら新しいものであっても、今回のように「さっきまで、いつものように動いていた」ものが、突然動かなくなることはよくあります。もしもに備えて“権”のデータはもちろんのこと、事務所の大切なデータのバックアップは定期的にお取り下さい。

今回紹介いたしました『Legalデータバックアップ』を理想的にお使いの先生が、ブログでご自身の運用方法を記事にされています。是非参考に読まれてはいかがでしょうか。

~今日はこんなことがありました~
まさきちB-log -司法書士と子育てをしています-
『データのバックアップ』
http://masablog.livedoor.biz/archives/52012116.html

 

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