ゲームが教材?
こんにちは。マーケティング営業部の寺原です。
先日まで肌寒く桜の開花を待ち遠しく思っていたら、4月に入ってあっという間にあったかくなり、桜の時期も過ぎ去ってしまいましたね。
今年は花見には行けませんでしたが、仕事終わりに歩いて立ち寄った公園で咲いている桜がすごくきれいでした!今年は寒暖差のせいか、桜の開花予想もずれこんでいました。ほとんどの地域では例年よりやや遅いくらいなのに、私の担当している北陸は少し早い開花・満開のでしたので、来年こそはゆっくり花見したいと考えてる皆さんは、お気を付けください。
今回は先日ニュースを見ていて驚いた、昔やっていたゲームが今は教材になっている事について皆さんにお伝えしたいと思います。
どういうことかといいますと、私が子供の頃は友達の家でファミコンやスーパーファミコンを遊ぶことが多く、その際人気だった「桃太郎電鉄」というゲームがあります。多分に漏れず、私も友達とがっつりやっていました。「桃太郎電鉄」は双六ゲームでプレイヤーは出たサイコロの目の数だけ日本全国の目的地へ向かって移動ができます。移動途中に停まった駅で、各地の名産や物件を購入し、最終的にお金持ちを目指すことに非常に熱中した覚えがあります。ゲームを盛り上げるために勝手に優良物件を売却したり、高額なカードを購入してきたり、目的地から遠く離れたところに移動させてくる『貧乏神』を押し付けあったせいで友達と喧嘩した思い出もあるゲームですが、なんと現在は全国7,000以上の小中学校、特に小学校は全国の小学校の20%にあたる4,000校で教材になっているそうです。
私がそれを知ったのはX(旧Twitter)の「春休みの宿題」と書かれた印刷物の画像の投稿でした。よくある学校の宿題が教科ごとに並ぶ画像ですが、社会科の宿題の中に「桃太郎電鉄を10年以上プレイする」といった一文がありました。
調べたところによると、「桃太郎電鉄」は現在“教育版”と“通常版”と2種類あるそうです。“教育版”には管理ツールが実装されていて、学校の先生がプレイ時間、中断や再開などをコントロールすることができたり、北海道から九州・沖縄までを7つのエリアに分類して、授業のカリキュラムに合わせて一部地域を指定してプレイするといったことが可能になっているようです。
そういえば、北海道の長万部を最初に知ったのはこのゲームだったなと懐かしさを感じて嬉しくなってしまいましたが、変わっていく時代にあわせて、私たちも今まで使っていたものの特徴を利用して新しい用途へ使えるようにしたり、更なる機能や利便性が提供できるように考えていこうと思いました。
気になっていたので追加で調べたところ、“教育版”に子ども同士のトラブルになりそうな『貧乏神』は登場しないようになっているそうなので宿題しながら喧嘩にはならなそうです。(笑)