色んなコンピュータ用語の語源
こんにちは。
CSサポート部の大内です。
最近、一気に暖かくなってきました。先日などは真夏日も記録していましたが…。
私は、喉を痛めると熱と咳が長引きやすいので、乾燥しやすい冬は大敵のはずなのですが、やや暑がり体質なので、冬が少し恋しいです。
ただ、最近の心地良い気温のためかこの間の休日は、気づいたら出先でうたた寝していました。暖かくなったことに油断せず、体調管理に気を付けたいですね。
さて、先日は、うたた寝ついでに映画を観に行ったのですが、その映画の中に「バックドア」という単語が出てきました。
直訳すると「裏口」という意味がありますが、コンピュータの世界では「コンピュータへ不正に侵入するための入り口」という意味として使われます。バックドアを仕込まれると、その裏口を利用し、PCやスマホを遠隔操作されたり、システムへ不正侵入されたりするリスクがあります。
映画だけの世界ではなく、セキュリティ的な脅威は、結構身近なものだったりすることがあるので、セキュリティ対策(セキュリティソフトの更新や怪しいプログラムをインストールしない)をしっかりしていきたいですね。
関連して、情報セキュリティに関する用語をピックアップして語源を調べてみました。
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◇ワーム ~worm~
インターネットやメールを通して自己を複製させ感染させていくマルウェア。
ネットワークを虫「worm」のように這いまわって別PCに感染していくことからワームという名前が付けられた。
◇フィッシング ~Phishing~
実在する会社などを装ってWebサイトにアクセスさせ個人情報をだまし取る行為。
釣りという意味の「fishing」が語源だが、手口が洗練されている(sophisticated)ことから「phishing」と綴るようになったとする説がある。
◇トロイの木馬
一見しただけでは問題ない文書などのファイルやアプリに偽装してデバイスの内部へと侵入する。
外部の指令によってデバイスを操るマルウェア。
ギリシャ神話の「トロイの木馬」から来ている。
◇スパム
登録もしていないのに無差別に送信されている広告やメールを総称してスパムと呼ぶ。
語源は加工豚肉の缶詰「SPAM」を使ったバラエティ番組のコントから使われるようになった。
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スパムは、日常でもよく使うワードですが、豚肉の缶詰「SPAM」が語源になっていたことは知っていましたが、バラエティ番組のコントがきっかけになっていたことは知らなかったので、実際に直接触れたいものではありませんが調べてみると面白かったです。
今回はセキュリティに関する用語を中心にご紹介しましたが、他にも何気なく使っているコンピュータ用語の中には語源を調べると面白いものが結構あったりするので、皆様も是非調べてみてください!