後見制度支援信託について
こんにちは。リーガルブログチームです。
最近よく聞く後見制度支援信託についてお話したいと思います。
後見制度支援信託は、当初親族後見人による横領等の不正行為の防止策として平成24年2月1日から導入されました。後見制度支援信託の仕組みに沿った信託商品は以下の金融機関で取り扱われています。(平成27年4月1日現在)
※商品の詳細については、各信託銀行等に直接お問い合わせください。
■ 三井住友信託銀行
http://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/guardianship/
■ みずほ銀行
http://www.mizuho-tb.co.jp/souzoku/kouken_seido.html
■ 三菱UFJ信託銀行
http://www.tr.mufg.jp/shisan/koukenseidoshien_01.html
■ りそな銀行
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/kojin/service/sonaeru/kouken_shintaku/
また、最高裁HPの「成年後見関係事件の概況」によると、後見制度支援信託の利用件数は、運用開始から平成26年12月までに3,389人で、急激に増加しており、今後ますますの利用拡大が予想されます。
■ 最高裁HP:成年後見関係事件の概況(平成26年1月から12月まで)
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/20150522-1.pdf
ちなみに、弊社では今週「成年後見システム」のバージョンアップを予定しており、後見制度支援信託を利用する場合の報告書類として東京家裁と福岡家裁用の様式を追加致します。
どんどん便利に使えるようにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。