カテゴリ「総務部」の76件の記事

2014年8月 4日 (月)

クレジットカードの付帯保険

こんにちは。総務部の入江です。

私が最近まで知らなかった目から鱗、のお話です。
皆様クレジットカードを何枚かお持ちの方も多くいらっしゃると思いますが、クレジットカードに旅行傷害保険のサービスが付帯していることをご存知でしょうか? よく見かけるブランドでは、VISA、マスター、JCB等がありますが、銀行カードや信販会社、企業などと一緒に提携している事も多いと思います。私は買い物や、WEB決済などによく利用するメインカードが1枚ありますが、作りっぱなしのカードも何枚かありました。

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最近家族が旅行中に負傷したところ、ひょんなことからクレジットカードの旅行傷害保険が利用できるということを教えていただきました。よく海外旅行の時には、別途旅行会社などの保険に入ったりしますが、クレジットカードに旅行中の公共交通乗用具(航空機、客船、新幹線、電車、バス、タクシーなど、自家用車は除外)や宿泊施設に対する傷害保険が付帯しているということは知りませんでした。

興味を持って調べてみると、
カードにも年会費が有料のものと無料のものがありますが、持っているだけ(自動付帯)で傷害保険が①海外のみ②海外+国内ともに適用、また③クレジットカードで費用を決済した場合のみ適用(利用付帯)、とそれぞれ条件に差がありました。また、一般カード、ゴールドカードに関わらず、同居家族まで補償とあったり、ケガだけでなく、病気の入院費や通院費が出るものもありました。
保険料を払わずしてなぜ付帯されているの??と疑問は少々残りますが(・・?。

今回残念ながら、負傷した本人は保険が付帯されているカードを持っていましたが、そのカードでは決済していなかったので対象外となり、決済した私のカードは、家族補償が付いていないものでしたのでどちらのカードも利用には至りませんでした(>_<)。。

クレジットカードをこれから新たに作られたり、複数お持ちで利用されるときのチェックポイントとしては、

1、海外旅行の場合のみ、または国内旅行も付帯しているかどうか、
2、家族の補償があるかどうか、
3、有効条件として費用をカード決済する必要があるかどうか、あたりでしょうか。

※年会費が永久に無料のものは、付帯していないこともあるので注意が必要
※年会費が有料でも国内旅行までカバーしているものは少ない
※系列の違うカードを複数枚持っていることで合算されたり、補うこともできる

クレジットカードも、ポイント還元やマイル交換、電子マネーや、ETCなど、サービス機能も様々ですが、現在、お持ちのカードにどのような傷害保険が付帯されているのか、一度調べておかれると使い分けができて何かの時にはお役に立つかもしれません(^^)v

夏も真っ盛りですが、皆様夏バテしないようお過ごしください!

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2014年6月23日 (月)

リーガル・カルテ

梅雨ですね。総務部の須之内です。

先日、6月5日の日経新聞四国版に(電子版にも)、弊社のことが掲載されました!皆様、ご覧いただけたでしょうか? 「リーガル・カルテ」の発売についての記事だったのですが、「業務支援ソフト」とか「顧客管理ソフト」と書かれているだけで、残念ながら製品名「リーガル・カルテ」が一箇所も載っていませんでした(涙)。なので、改めてここでご紹介を。

病院のカルテを連想していただけるといいのですが、患者さん一人ひとりについてカルテを作りますよね。その要領で相談に来たお客様の記録を残すことができます。また、それぞれの詳細な顧客情報や相談内容を管理する機能や、相談から解決、解消に至るタイムライン機能等もついています。

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今年度中にライセンス登録していただければ、無償で同時起動5ライセンスまで利用いただけますので、この機会に是非お使いください。

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2014年4月21日 (月)

戸籍統一文字情報の活用法

お久しぶりです。リーガル漢字担当の網本です。
今回は以前お約束した戸籍統一文字情報の活用法をご紹介したいと思います。
法務省は戸籍で使われている文字=戸籍統一文字約5万文字の情報をWEBで公開しています。しかもここの文字の字形情報は「図形データとして参照する」ことができるスグレものです。

法務省 戸籍統一文字情報 トップ
http://kosekimoji.moj.go.jp/kosekimojidb/mjko/PeopleTop


しかし、ここの検索ページにはちょっと癖があって、なかなか思うように検索結果がヒットしません。ブラウザの「戻る」でページを戻ると制御が効かなくなります。それに「読み」による検索だけではうまく見つからないことも結構あります。部首の指定は別ページから検索するので重たいです。文句ばかり並べてしまいましたが、とても貴重でありがたいページであることに変わりはありません。
実は、戸籍統一文字を検索する方法は他にもあります。

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IPA MJ文字情報検索システム(簡易版) http://mojikiban.ipa.go.jp/search/SearchBasic.html


これは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の文字情報基盤整備事業の「MJ文字情報」の検索ページです。このMJ文字情報は、戸籍統一文字の全ても含む約6万文字分の文字情報です。

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IPAmj明朝フォント符号化の状況         http://mojikiban.ipa.go.jp/1309.html


MJ文字情報検索システムは「簡易版」となってはいますが、法務省のページ同様、読みや画数、部首などの情報で検索できます。法務省のページとの違いとしては「音読み・訓読み」の区別があり、これら同士のAND/OR検索が出来る、という点があります。音読み訓読みの両方がわかる場合は効率よく検索が出来ます。部首の指定も同ページ内で行えるのでスピーディーですし、読みも法務省より広い範囲をカバーしているようです。
ただ残念ながら、どうも文字の字形情報を「図形データとして参照する」ことが出来ないようです。図形データとして参照したい場合は、検索結果の「登記統一文字番号」を使って、法務省のページで改めて検索し直す必要があります。
しかし、MJ文字情報検索システムはかなり強力だと思いますので、二度手間になってもこちらを利用する価値は十分にあると思います。ぜひ一度お試しください。
ちなみに「MJ文字情報」「IPAmj明朝フォント」とは何なのか? については、またの機会にご紹介したいと思います。



2014年2月17日 (月)

便利なパスワード管理

こんにちは。総務部の楠本です。

昨今ではインターネット上で情報サイトを利用しようとすると、会員登録をするものが多い気がします。利用するためにはIDとパスワードが毎回必要になってきますので、複数の情報サイトを利用している場合はパスワードの管理がかなり大変だなと感じています(-_-)

そこで今日は私が利用している、トレンドマイクロのパスワード無料の管理ツールをご紹介したいと思います。
http://safe.trendmicro.jp/purchase/pm.aspx

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「パスワードマネージャー」とは、WebサイトにログインするためのIDとパスワードを保存しておき、保存をすることで次からは自動でログインできるようにするアプリです。

手続きは至って簡単。無料版のソフトをパソコンへインストールしてアカウントと新しいマスターパスワードを作成して、無料版を有効にしたら設定終了。初回は任意の情報サイトにログインをして、パスワードマネージャーに保存といった操作が必要となりますが、保存をすることによって次回からは情報サイトへの自動ログインが可能となります(*^ワ^*)

パスワードマネージャー無料版ならパスワード登録が、5つまでは無料でご利用が可能となり、6つ以上をご利用される場合は有料の月額150円での利用が可能となります。

興味のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
製品の説明と詳しい利用方法はこちら↓(パソソン/スマホ/タブレット)
http://safe.trendmicro.jp/purchase/pm/howtouse.aspx



2013年12月16日 (月)

消費税率変更

こんにちは。総務部の入江です。
既に皆様もご承知のとおり、H25年4月1日より消費税率が8%(決定)、更にH26年10月1日より10%(予定)に上がることが確定しています。

1989年(平成元年4月1日)消費税3%導入
1997年(平成9年4月1日)消費税5%へUP
2004年(平成16年4月1日)総額表示義務化
2014年(平成26年4月1日)消費税8%へUP
2015年(平成27年10月1日)消費税10%(予定)へUP

消費税の変更は、事業者や消費者にも大きく影響を及ぼしますが、事業者にとっては、事前準備すべきことが沢山あります。既に準備も始まっているかとは思いますが、
なかでも価格の表示改訂(WEB,広告や値札、商品カタログや契約書の見直しや会計システムの変更などなど)、これらに伴うコスト、また事務負担も大きいと思われます。
経過措置のひとつとして、『消費税転嫁対策特別措置法』が施行されていて、価格の表示方法が現在の税込表記だけでなく、税抜き表示が認められています。(H25年10月1日~H29年3月31日迄)総額表示が義務づけられるようになって以来、9年半ぶりです。

【税抜き価格表示】の解禁によって、大きく種別すると
1)「○○○円+税」などの本体価格のみの表示
2)「○○○円(税込○○○円)」などの本体価格と税込み価格の両方併記
3)「○○○円(税込)」などの税込み価格のみの表示
になります。
今後は税込と税抜が混在することになりますので、かなり混乱しそうですね。

参考までに、以下の【最も分かりやすい】とおもう表記方法の調査結果においては、
上位から⑤『税込・税抜・税額』の3点セット、④『税込・税額』、③『税込・本体価格』、の順番で、総額表示に目が慣れてきているせいなのか税抜き表示は少ないようです。

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今後、税率変更日までに注文する場合は、注文日や発送日、契約日が3/31以前でも、商品引渡し日やサービス完了日で判定されますので、予約販売やWEBでの通販などは特に注意が必要です。(電車の定期券や航空券、映画等前売りチケット、雑誌の定期購読、など、先買いして良いものもあるようです)

また財務省は、クレジットカードや電子マネーの普及などで需要が減っていた1円硬貨(5年ぶり)と5円硬貨(6年ぶり)の製造を再開するようです。これからはお財布がちょっと重くなっていきそうです(>_<)

付録  http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/shohizei.html

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2013年9月17日 (火)

字種と字体と書体と。

お久しぶりです。リーガル漢字担当の網本です。今日は漢字の形=字体のお話をしたいと思います。

「竜」と「龍」はどちらも「りゅう」という「同じ漢字」です。これを常用漢字表の定義に沿って説明すると「竜と龍は字種が同じで字体が異なる」ということになります。「同じ字だけど、形が違う」といった感じでしょうか。「竜」は常用漢字で「龍」は常用漢字に含まれない「表外字」ですが、人の名前に使うことはできます。ですから「龍馬」も「竜馬」も子供の名前に使えますが「別の名前」です。龍馬は海援隊で竜馬はゲッターロボです。

常用漢字の前身である当用漢字が策定された時に、難しい一部の文字の元々の字体(正字体)の代わりに、略字体を正式な字体(新字体)として採用しました。常用漢字においてもこの新字体は継承され、大幅な字体の簡略化が行われました。例えば、しんにょうの点を1つにしたり、くさかんむりを四画ではなく三画にしたり、といったものです。しかしこれらの字体の変更は、戸籍にまで遡って反映されるわけではなく、戸籍上の字形が常用漢字の字形と異なる、という事態を招きました。多くの常用漢字が、新字体と正字体との異なる字体を持つようになってしまったのです。そればかりか、この常用漢字の簡略化の規則を表外字にまで当てはめる、「拡張新字体」と呼ばれるものまで出てきて、字体はさらに増えてしまいました。

戸籍ではこれらの「正しい字体」以外にも、辞書的には正しくない誤字や俗字といったものまで現実に許容されています。「龍」の字にも一画目が横棒だったり、つくりに点が打たれていたり、といったバリエーションがあります。このため戸籍をコンピューター化するために、戸籍統一文字というものが作られており、約5万6千字の文字がカバーされています。ここでは文字は字種ではなく字体ごとに別の物として取り扱われています。

文字のデザインには字体とは別に「書体」というものがあります。手書きの場合は篆書・隷書・草書・行書・楷書など、印刷の場合はいわゆる文字フォント・明朝体やゴシック体などといったものです。字体が同じ文字ならば、書体が違っても同じ文字のはずですが、デザイン的には微妙に別の物として見えることもあります。

戸籍はもともと紙に手書きだったわけですから、こういった事情からいろいろな字体の文字が別物として取り扱われてきた、ということではないかと思います。文字を探す場合、パソコンの変換では出てこない時には「その文字がどういう種類の文字なのか」を把握することから…ということになるのですが、これは自力でやるにはかなり難しいです。しかし法務省の「戸籍統一文字情報」で検索すれば、かなりのことがわかります。とはいえ、この検索がまたなかなか大変なんですけどね。次の機会には、戸籍統一文字情報の活用法などをお話しできればと思っています。

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【参考】 文化庁 | 「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号) http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/kokujikunrei_h221130.html

文化庁 | 表外漢字字体表
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kakuki/22/tosin03/index.html

法務省:子の名に使える漢字 - 人名用漢字表
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html

法務省 戸籍統一文字情報 トップ
http://kosekimoji.moj.go.jp/kosekimojidb/mjko/PeopleTop


2013年5月13日 (月)

地域包括ケアシステム

総務部の入江です。

最近は、高齢化社会において老後の設計や暮らし方にまつわるテーマをよく耳にします。終の棲家は自宅か施設か、とか、少し前までは、全く通り過ごしていた話題でした。

WHO(世界保健機構)は「健康寿命」(日常的に介護を必要とせず、心身ともに健康で自立した生活ができる期間)<「平均寿命」であると提唱していますが、両者には数字上で6~9年の差があり、平均的に何らかのサポートを必要とする期間と認識しておいたほうが良いとのことです。

厚生労働省は、2012年4月施行された介護保険法改正により、今後、団塊の世代が75歳を迎え、要介護の高齢者が増えていくことを想定して、病院や特別養護老人ホームなど施設に入所するのではなく、高齢者の尊厳を重視し、住み慣れた地域の中で在宅で暮らせるよう支援するため、また医療費の増大を抑制(療養病床数と入院日数を減らす)、「在宅サービス」や「施設サービス」も増加傾向のため介護保険の給付の削減するために、予防に重点を置いていく考えなどから、「地域包括ケアシステム」を構築する取り組みが行われています。

「地域包括ケアシステム」とは高齢者にその日常生活圏内でさまざまなサービスをトータルで提供する体制のことで、さまざまなサービスとは、(1)医療(2)介護(3)介護予防(4)住まい(5)生活支援サービスの5つで、これらを一体として考え支援していくシステムです。また人的繋がりとしては、医療・介護関係の他にも、司法書士、弁護士、社会福祉士、他多くの専門職の方、地域の主体の方々が携わっています。

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※図は厚生労働省『地域包括ケアの理念と目指す姿について』より抜粋

私は、高齢の母と同居していますのでこういった話も身近なことになってきました。実際、介護制度も利用していますが、どんな時にどのサービスを利用すればいいのかということがよく分かっていませんでした。昨年は入退院が多かったこともあって、たまたま病院から訪問看護というサービスを提案して頂き、流れるままに始まっていますが、こういった取り組みがあることを知るきっかけとなり、まさにその一環であることも認識できました。初めは、本人が受け入れにくい所もありますが、利用者側から感じていることは、病院へ通わなくても、自宅である程度予兆や変調に気付くことができたり、気軽に相談できたり、医療従事者からのアドバイスであれば本人も聞き入れ易かったりと、家族にとっても安心なメリットがあります。また連携して調整をして頂けるので面倒な手続きなどもなかったと思います。

今後、この取り組みが拡がって充実したサービスになることを期待しながら、制度を支える側、支えられる側としても、自身も地域の一員として自覚し、互助意識を持っていく必要性を感じています。

時々母は老後の備えについて語り(苦笑)、私は老後の不安をぼやいているのですが、多分、「自分の老後」というものだけはいつまでもやって来ないのかもしれません^^;

 

2013年2月26日 (火)

5分でわかるかもしれないJIS2004【後編】

(前編はこちら)

最新のJIS2004では、以前の90JISと比べると、追加と変更により「外字を作らなければいけない」局面がある程度減ることが期待できます。Windowsでは、2007年のVista以来、OS標準のフォントがXPまでの90JISから、JIS2004に変更されています。現行のWindows7、Windows8では、JIS2004の恩恵を受けることが出来ます。

しかし、XP以前からのデータについては、Vista以降の環境では、一部の文字について本来とは違った字形で表示されることを理解しておく必要があります。データとして誰かに渡す場合は、相手の採用している文字コードはどの規格なのか、JIS2004の場合、第3水準、第4水準に対応しているのか?を確認してきちんと合さなければ、相手先で表示できなかったり、間違った字形で表示されたりする恐れがあるからです。

ちなみに、今年平成25年2月9日に行われた登記・供託オンライン申請システムの申請用総合ソフトのバージョンアップの改修内容の(2)に、「登記所で扱われる字形がWindows XP以前の字形から,Windows Vista以降の字形へ変更されることに伴い,Windows XPを使用している環境において,登記所で扱われる文字と異なる字形で表示される漢字を申請書に入力した場合,「非互換文字確認」画面が表示されるよう変更する。」とあります。これは、「登記所側の字形が、従来の90JISからJIS2004に変更になる」ということです。

しかし、第3水準及び第4水準への対応については何もアナウンスされていません。使える文字としては従前通りJIS第1及び第2水準+指定された記号類だけのまま、ということと思われます。今回はJIS2004への完全対応ではなく、字形のみをJIS2004対応に変更するだけということでしょう。リーガルの“権”・“表”でも、この変更に対応したバージョンアップを行いました。

最新のJIS2004では、利用できる文字は飛躍的に増えていますが、「他の環境では見えないかもしれない文字がある」「他の環境では違う字形に見えるかもしれない文字がある」ということに気を付けて利用しなければいけない、ということですね。

【参考】
■ JIS X 0208 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS_X_0208#.E6.BC.A2.E5.AD.97.E9.9B.86.E5.90.88

■ JIS X 0213 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/JIS2004#.E4.BE.8B.E7.A4.BA.E5.AD.97.E5.BD.A2.E3.81.AE.E5.A4.89.E6.9B.B4

■ 拡張新字体 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E6%96%B0%E5%AD%97%E4%BD%93

 

 

2013年2月25日 (月)

5分でわかるかもしれないJIS2004【前編】

こんにちは、総務部の網本です。

最近、登記・供託オンライン申請システムの申請用総合ソフトのバージョンアップ内容の中に、漢字の文字コードで「JIS2004」と呼ばれるものについての変更がありましたが、これは一体どんなものなのでしょうか? 大胆にざっくりまとめてご説明します。さらに詳しい内容について知りたい方は、明日の後編の最後に参考で挙げた Wikipedia の記事をご参照ください。

コンピューターなどで用いられる漢字の文字コードは、1978年に「JIS C 6226-1978 情報交換用漢字符号系」として制定されました。以降、次のような改正が行われています。

■ 漢字の文字コード規格の主な改正

Jis

2000年にJIS X 0208を拡張して、JIS X 0213(通称JIS2000)が制定されました。この規格は2004年に改正が行われ、この2004年のもの=JIS X 0213:2004が通称「JIS2004」と呼ばれているものです。

これまでの漢字コードの歴史の中で、JIS2000での変更は最も大きいものでした。従来の漢字6,355文字(第一水準、第ニ水準)、非漢字524文字の非漢字に対して、新たに非漢字659字、第三水準1249字、第四水準2436字が追加されたのです。

そして2004年の改正で、国語審議会の答申「表外漢字字体表」の字体に合わせて168字の例示字形が変更されました。これは「拡張新字体」と言われる、常用漢字表で採用されている新字体の略し方を、常用漢字表にない漢字にも及ぼした字体の文字です。

変更された文字は、
Jis_1

などです。

これらの多くは、登記申請などのような文字の形の厳密さが要求されるような局面では、外字を作らなければいけないものでした。

 

・・・明日の後編に続く

 

2013年1月15日 (火)

e-tax お使いですか?

こんにちは。総務部の楠本です。

私の経理業務の中で毎月行っている処理にe-taxを利用した税金の申告と納付があります。e-taxとは『申告などの国税に関する各種の手続きについてインターネットを利用して電子的に手続きが行えるシステム』です。

「電子的に手続き」なんて書くと身構えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、一度だけパソコンで事前準備をすれば、あとはその都度申請書を『作成』→『送信』→『納付』と3ステップで完了する非常に簡単な操作の流れになります。

かなり以前に紙申請をしていた頃は金額を手で計算しておりましたが、オンラインだと金額も自動計算されるので誤りも少ないですし、作成途中の申請書には保存機能が用意されておりますので、いつでも呼び出して修正加工が可能です。また紙申請の場合は記載に誤りがあったりすると訂正印が必要になったり場合によっては書き直しになることもありましたが、オンラインだと再作成も簡単に行えますので作業の手間が断然省けます。更に申告書の種類によっては電子署名が不要な場合もあります→例えば源泉税の申告など・・・。

また、以前源泉税の納付期限当日に金融機関の窓口へ行ったことがありますが、窓口でかなりの時間待たされました。これはそもそもギリギリになってしまった自分が悪いのですけれど・・・。そういった意味でも、初回の準備さえ整えていれば即申告即納付が可能な電子申告と納付は本当に便利です。

先生方が普段慣れ親しんでおられる登記・供託オンライン申請以外にも、実はこんなに便利なオンライン申請があるんです。是非、確定申告にいかがでしょうか。

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e-tax HP  http://www.e-tax.nta.go.jp/



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