2025年10月14日 (火)

郷土料理の紹介

お久しぶりです。
イノベーション開発部の長野です。よろしくお願いします。

今回の話題は、郷土料理です。

突然ですが、皆様は「故郷の味」と聞いて、どんな料理が頭に浮かびますか?
私にとってそれは、小さい頃から食卓に並んだ、ちょっぴり懐かしいあの味です。
でも、子供のころはその味が嫌いだったりするんですよね。

日本には、地域ごとに脈々と受け継がれてきた素晴らしい「郷土料理」がたくさんあります。一見地味に感じるかもしれませんが、そこにはその土地の歴史や風土、人々の知恵と工夫がぎゅっと詰まっています。
郷土料理とは、その地域の特産物や気候風土、歴史的背景を反映して生まれ、長年愛されてきた料理のこと。例えば、寒冷地では保存食や体を温める料理が、温暖な地域では海の幸や山の幸を活かした料理が発達してきました。それぞれの地域で工夫を凝らし、大切にされてきた「食の文化財」とも言えるでしょう。
郷土料理が私たちに与えるのは、単にお腹を満たす以上のものです。
・記憶を呼び覚ます味
一口食べれば、幼い頃の思い出や家族との温かい食卓の情景が鮮やかに蘇る、郷土料理は五感を刺激し私たちの記憶に深く刻み込まれています。
・土地の恵みを感じる
地元の食材をふんだんに使った郷土料理は、その土地ならではの旬や恵みを教えてくれます。素材の持ち味を最大限に引き出す知恵は、まさに先人たちの賜物です。
・地域の文化と歴史に触れる
なぜこの料理がこの地域で生まれたのか、どんな時に食べられてきたのか、その土地の暮らしや歴史が凝縮されています。料理を通じて、地域の文化を学ぶことができるのも魅力です。

で、今回紹介する郷土料理は私の地元、愛媛県今治市の「いぎす豆腐」です。

Nagano


これは「いぎす」という海藻を大豆の粉と合わせて固めた豆腐のような形状の料理です。具にエビや枝豆を使い、黒ゴマで見栄えを整えます。
先にも述べましたが、子供のころはあまり得意な味では無かったのですが、大人になってその味の良さに気付きました。
そしてその味は当然、それを食べた時の記憶と深く結びついているのです。私の場合はお盆に親戚一同が会してする食事の風景です。

年を重ねると好き嫌いの味覚の変化も訪れます。理由をAIに聞くとセンサー(味蕾)の老化や身体的な機能低下を示唆されます。
そうかもしれませんが、人生がより豊かになるように、一辺倒にならないように、変化してくれているんだと思っています。

先の理由もそうですが、何でもとりあえずAIに聞いてみる、そんな世の中になりました。
AIが闊歩する時代、AIに取り残されないようにするのはもちろん、意識することなくAIと協調できている、私たちリーガルの製品でそういう未来を創造できたらと日々研鑽に励んでいきます。
(生きている内にAIのバイオデバイス、出来んかな…。)

2025年10月 6日 (月)

士業にも求められるデジタルリテラシー

 こんにちは、CSサポート部の相原です。
 ここ数年、デジタル化の動きは加速し、昨今ではAI技術の発展も著しいものとなっています。年齢を重ねるごとに、その変化についていくのに必死さを感じることもあります。
 また、数年前に起こった新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、社会全体のデジタル化は一層進んだのではないでしょうか。行政手続に関しても、まだ十分とはいえないものの、かなりデジタル化が進んできたように思います。

 最近では、士業業界でも行政書士法の一部改正法案が可決・成立しました。
改正法案には「職責」に関する部分があり、
 「(略)〜デジタル社会の進展を踏まえ、情報通信技術の活用その他の取組を通じて、国民の利便の向上及び当該業務の改善進歩を図るよう努めなければならない。」
という条文が新設されたとのことです。
 士業法において「デジタル社会への対応」の努力義務が明文化されたのは初めてだそうです。(参考:日本行政書士会連合会HP「行政書士法の一部を改正する法律」の成立について[R6.6.6]より抜粋)
 努力規定ではあるものの、デジタル社会に対応できるリテラシーが必要であり、今や士業の仕事においても当然に求められる時代になったといえるでしょう。

 ここでいう“デジタルリテラシー”とは、「デジタル技術やデバイスを理解し、情報を適切に検索・評価・活用できる能力」を指します。普段利用しているスマートフォンやパソコンに関する基本的な知識はもちろん、業務改善につながるDX化など、デジタル化に向けた知識も最低限必要であることが明文化された点は、とても意義深いと感じました。今後は、他の士業にもこうした動きが広がっていくのではないでしょうか。
 私自身、デジタル技術やAIについて理解しているわけではありませんが、例えばAIの活用に関するオンラインセミナーを受講したり、少しでも情報を吸収できる場を持つよう努めています。
 そしてお客様には、弊社の製品やサービスを通じてデジタルソリューションやAIを活用し、成功体験を得ていただけるような価値をお届けしたいと考えています。今後の弊社の取り組みに、ぜひご期待いただければ幸いです。

Aibara




2025年9月29日 (月)

登記統一文字とベース・レジストリ その2

前回の続きです。
前回は登記業務における外字の取り扱いについて「登記固有文字」は行政事務標準文字の前提である「標準化対象事務20業務」に含まれておらず、「標準化対象事務20業務」や税金関係の業務との互換性がないのはどうするのか、という点について考察いたしました。

「登記固有文字」の対応についていろいろ調べて、新たに発見した(わたしが知らなかっただけですが…)のが「ベース・レジストリ」というものです。これは正式名称が「公的基礎情報データベース」といって、デジタル社会形成基本法の第31条が根拠となっています。デジタル庁主導でこれは住所・所在地、法人の名称など、いろいろな制度から参照されるデータの公的な統一データベースを作ろう。という構想です。

現在はまず法人、不動産、住所の3分野に注力し、「ベース・レジストリ推進有識者会合」を中心に具体的な整備の検討を進めています。

ベース・レジストリ推進有識者会合|デジタル庁

具体的な構想は「公的基礎情報データベース整備改善計画」(最新は2025年(令和7年)6月13日) にまとまっています。

第1次公的基礎情報データベース整備改善計画(2025年6月13日閣議決定)
本文(PDF/1,320KB)


これのP6~P7に「②横断的な課題の検討」として「文字の標準化の検討」が挙げられています。ここで『社会全体の効率化の観点から、文字の規格を統一すべく、「登記統一文字」について、令和7年度中に「行政事務標準文字」への追加を行う。』と明記されているのです!

これが実現すれば、将来的には登記業務の文字セットは(現在のものから拡張された)「行政事務標準文字」となり、登記申請等は「行政事務標準文字」を使って行うようになるはずです。そうなれば登記業務も「外字の要らない世界。」に仲間入りできるのです。まだまだ先のことかもしれませんが、動向に注目し続けていきたいと思います。



2025年9月22日 (月)

登記統一文字とベース・レジストリ その1

お久しぶりです。リーガル漢字担当の総務部・網本です。
まずは前回の「ガバメントクラウドと行政事務標準当用明朝フォント」以降の動向から。デジタル庁の「地方公共団体情報システムにおける文字の標準化」によると、地方行政運営の効率化の観点から標準化の対象とされた事務(標準化対象事務20業務)について、令和7年度(2025年度)から各種証明書や郵送物で使用する文字が順次標準化される(=行政事務標準文字対応になる)。ということがはじまっています。
自治体によってはもう『「行政事務標準文字」導入について(お知らせ)』(福岡県八女市)のように、導入の案内がされているところもあるようです。

しかし。当ブログをご覧になっている多くの皆様が関心をお持ちであろう登記業務は「標準化対象事務20業務」に含まれていません。法務省管轄でも窓口が地方公共団体である戸籍業務は標準化対象事務20業務に含まれていますが、法務局という独自の窓口を持つ登記業務は含まれていません。国税の業務も同様です。

戸籍業務も実際には「改製不適合戸籍」が外字を含んでいるため、現状では行政事務標準文字対応ができません。このため経過措置(外字や従来の文字セットを維持しつつ、行政事務標準文字への段階的な切り替えを進めていく)の対象となっています。

登記業務には「登記統一文字」という外字がありますが、これは一部のみしか行政事務標準文字に含まれていません。残りは「登記固有文字」(行政事務標準文字に含まれていない登記統一文字)として残っています。登記業務は行政事務標準文字の前提である「標準化対象事務20業務」に含まれていないため、「登記固有文字」が行政事務標準文字に追加・拡張されるという展開は難しいのではないか。と考えていました。

とはいえ、登記業務は行政手続きとして独立して存在しているわけではなく、標準化対象事務20業務や税金関係の業務と密接な関係をもつものがあります。それらとの間でデータの互換性が無いというのは大きな問題のはずです。 
そこで「登記固有文字」の対応状況についていろいろ調べてみました。

翌週に続きます。


2025年9月16日 (火)

PC入替と一緒に

 こんにちは。CSサポート部の平です。
 まだまだ暑い日が続きますね。いきなりではありますが、まずは「バックアップをこまめに取ってください」とお願いさせてください。やはり暑い夏はPCや外付けHDDなど、ハードの故障が増えます。また朝晩が涼しくなってくると、今度は大雨や雷によるトラブルが増えてまいります。何があってもお客様の大切なデータが消えてしまわないように、できるだけ早く業務復帰できるように、こまめなバックアップをお願いします。
 さて、Windows10のサポート期限が、ついに来月に迫ってまいりました。皆様も、アップデートや入替の準備を進めていらっしゃることかと思います。私も迷いに迷った結果、Windows10のまま利用していた自宅PCを買い替えることにしました。買い替えるにあたって、せっかくなので周辺機器など「一緒に買い替えると便利なもの、効率的なもの」も買い替えようと思い立ち、色々と調べてみたところ、PC買い替えに合わせてモニターやマウス、キーボードを買い替えられる人が多いようです。確かに、最新のもの、便利なもの、自分に合ったものがある可能性があったとしても、きっかけがないと買い替えない方も多いでしょうから、PC入替のタイミングはいい機会ですね。私は、今回はこの3つの買い替えは見送ったのですが、その代わりにモニタアームとデスク横に配置するラックを買い替えました。PC回りがスッキリして、作業しやすくなったように思います。ちなみに、今回は行いませんでしたが、LANケーブルやハブなどもこのタイミングで見直してみるといいかもしれません。古いものが残っていると、十分な速度が出なかったり、NW不調が起きやすくなったりするようです。特にオフィス環境だと簡単に変えられないこともあるので、PC入替のタイミングは、見直しのいい機会ではないでしょうか。
日々のお仕事でお忙しい中でPC入替を行うというだけでも大変な負担だと思うのですが、もし余裕があれば、この機会によりよいお仕事環境をご検討いただければと思います。

Taira



2025年9月 8日 (月)

第53回全青司札幌全国研修会で展示します!

こんにちは、ブログ編集チームです。
本日はお知らせがございます。
今週末9月13日(土)、14日(日)に北海道札幌市のカナモトホール(札幌市民ホール)で開催される、全青司札幌全国研修会にリーガルも展示をさせていただきます。
半年に一度の全青司の全国研修会は、普段なかなか会えない各地の先生方同士で交流のできる貴重な機会ですよね。私たちも直接みなさまとお会いできるのを楽しみにしております!

Zen1


弊社ブースでは司法書士事務所の業務をトータルサポートする「司法書士システム“権”」、登記用電子署名・オンライン本人確認サービス「サインルーム」、先日リリースしました「立会決済支援サービス」など、みなさまの業務を支援する様々なサービスをご用意してお待ちしております。
「立会決済支援サービス」は決済現場でスマホなどのスマートデバイスを使って、その場でコンビニ証明書の真贋判定、スマホなどのカメラを使った登記原因証明情報や識別情報の添付、そのままオンライン送信できるなど、1回事務所に帰っていろいろ準備してオンライン申請をするというこれまでのお仕事の流れが変わる画期的なサービスです!
是非弊社ブースにご来場いただき、実際どんなものなのかご覧ください!

弊社展示ブースは1階ホールの出入り口から受付を経て一番手前のブースになります。

Zen2


研修会資料の中に同封されているアンケートにご記入の上、リーガル展示ブースにお持ちいただくと先着で粗品をプレゼントいたします。ぜひアンケートへのご回答をお願いいたします♪
展示スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!



2025年9月 1日 (月)

犬を飼うのは大変って本当?

はじめまして。イノベーション開発部の松澤と申します。
今年の4月に、開発部の法務系社員としてリーガルに入社しました。
少し自分のことをお話しさせていただくと、大学は法学部を卒業しており、民法が大好きで、抵当権や債権の辺りを専攻していました。
「法律とコンピューター」の会社の開発部社員ですが、小さいころから、そして今でもデジタルよりアナログ派で(本もメモも紙じゃないと嫌です…(笑))、「コンピューター」については、避けてきたと言っても過言ではないほど詳しくなく、今になって必死に勉強している次第です。
業務と関係ないところで言うと、私は小さいころから動物が大好きです(虫はNG)。
5年ほど前から犬を飼っており、とってもかわいいですが、毎日振り回されています…。そこで、今回は、幼少期からほぼ毎日のように動物番組を視聴している(実は?)動物オタクな私が、実際に犬を飼ってみて大変だったことを書いてみようと思います。
1、お世話・しつけが大変
言葉が通じないし、こちらも愛犬が何を要求しているのかわからないので(当たり前ですが(笑))、お世話もしつけも大変です。
2、時間の制限
まず、犬を飼うと、もれなくみんな帰宅が早くなります(笑)
そこはみんな自主的に帰っているのでまぁいいとして、問題は旅行の時です。
親戚や友人に預ける方もいらっしゃるようですが、うちの場合は、ペットホテルです。ただ、ペットホテルも預ける時間、お迎えの時間に決まりがあり、もっと早く出発したいのに、もっと長く遊びたいのに、が難しいです。
3、お金がかかる
普段のえさ代、おやつ代、ペットシーツ代…愛犬にかかっているお金を考えると恐ろしいですが、一番想定外だったのは電気代です。
ここまで、大変ところばかりで、検討していた方は「どうしよう…」と思われているかもしれませんが、大丈夫です(?)、「かわいい!癒される!」で全て相殺されます!もはや愛犬がいない生活は考えられないほど、愛犬がいることが当たり前になるので、全部関係なくなります。
経済的な理由や、アレルギーの方、ペット不可の賃貸に住んでいるなど、事情のある方もいらっしゃると思いますが、ぜひ日々の生活の癒しとしてペットをお迎えしてみてはいかがでしょう?
(写真の子は愛犬です♪)

Dog


話は変わりますが、8月に弊社の製品「RSS-SR」を「サインルーム」へ、「RSS-VC」を「公的個人認証有効性確認」へと名称を変更しました!
どちらもこのオンラインの時代に便利な機能ですので、まだ利用していない方はこの機会にぜひHPをご覧ください(^^♪

サインルーム:サインルーム | 株式会社リーガル
公的個人認証有効性確認:公的個人認証有効性確認サービス | 株式会社リーガル

2025年8月25日 (月)

「生成AI」と司法書士について

 こんにちは、マーケティング営業部の山崎です。
 最近、ニュースやSNSなどで、気になる話題や新しいサービスを目にすることが増えてきました。
 最先端のテクノロジーと言えば、「生成AI」を思い浮かべる人は多いはずです。私自身もChatGPTをはじめとする「生成AI」の発展には驚かされるばかりです。そんな生成AIですが、社会のあらゆる分野でどのような変革を起こすのか注目を集めています。士業である司法書士の皆様も、「AIが自分の仕事を奪うのではないか」といった漠然とした不安を抱いているかもしれません。しかし、生成AIは司法書士の仕事を「奪う」ものではなく、「変える」ものだと考えております。生成AIが司法書士業務にどのような影響を与え、未来の働き方をどう変えていくのかを考察していこうと思います。
 まず生成AIとは何ができるのかということですが、主に「情報の整理・要約」「文書の作成・校正」「調査・分析」といった分野でその真価を発揮します。これらのタスクは、司法書士の日常業務の多くの部分を占めているのではないでしょうか。
 例えば、登記申請書で考えてみると、必要な情報を生成AIに与えると適切な書式で下書きを作成することができるかもしれません。
 では、実際に生成AIを活用した場合にはどのようなことができるのか考えてみました。
(1) 文書作成・校正の効率化
・定型文書の自動作成:供託書、訴状、答弁書、契約書など、定型的な文書のひな形作成。
・複雑な文章の要約:判例や法律文献、長文の依頼者からのメールなどを要約し、ポイントを素早く把握。
・誤字脱字チェック・文章校正:作成した文書の誤字脱字をチェックし、より自然で分かりやすい文章に修正。
(2) 調査・情報収集の補助
・法律関連情報の検索:特定の法律条文や判例を検索し、関連する情報や解説を瞬時に取得。
(3) 顧客対応の質の向上
・AIチャットボット:事務所のホームページに設置し、定型的な質問(「営業時間は?」「相談料は?」など)に自動で回答。
・議事録の自動作成:依頼者との面談内容を録音し、その内容から議事録を自動作成。
 色々考察してみましたが、結果として生成AIは司法書士の仕事を奪うのでしょうか?
 答えは「No」だと考えます。重要なのは、生成AIはあくまで「ツール」であり、司法書士の「代わり」にはならないということです。なぜなら、司法書士の本質的な価値は、依頼者の状況を理解し、最適な解決策を提案するコンサルティング能力にあるからだと考えるからです。依頼者が抱える課題は千差万別であり、画一的な解決策は存在しません。依頼者の心情に寄り添い、専門家としての知見を活かしたアドバイスは、AIには到底代替できるものではないからです。
 また法的判断を下す専門家としての責務も重要なポイントだと考えます。登記申請や裁判手続きには、厳格な法的判断が求められます。作成した文書の正確性を最終的に確認し、責任を負うことはAIにはできないことです。
 また相続や紛争など、依頼者が人生の岐路に立たされている場面で、安心して相談できるのは、生身の人間である司法書士です。共感し、信頼関係を築く力は、AIには決して真似できない強みだと考えます。
 生成AIを仕事を奪ってしまう「脅威」と捉えるのではなく、「強力なパートナー」として活用することで、司法書士の働き方はよりクリエイティブで生産性の高いものに変わります。
 定型的な文書作成や調査業務をAIに任せることで、空いた時間を、依頼者との対話や、より複雑な案件の解決策検討、事務所の経営戦略立案といった、付加価値の高い業務に振り分けることができると考えます。またAIが収集・分析したデータを活用し、これまでになかった新しいリーガルサービスを開発する可能性も広がります。
 少し見方を変えると働き方の柔軟性の向上も活用できるのではないかと考えます。AIを活用することで、場所や時間にとらわれずに業務を進めることができ、ワークライフバランスの改善にもつながります。
 
 生成AIという新しい波を乗りこなし、これからの新しい司法書士業務として是非ご活用ください。

Ai



2025年8月18日 (月)

進化していくAI

こんにちは。CSサポート部 大内です。

最近、AIが世の中にかなり浸透してきたなと感じます。
生成AIの代表格である「ChatGPT」の話題が日常会話に普通に飛び交うほど、私たちの生活の中で当たり前の存在になってきていることに、少し驚きます。

昨年の出来事ですが、生成AIを使って「ランサムウェア」を作成し摘発された事例が報道されました。驚くべきことに、作成したのはITに精通しているわけではない、いわゆる“普通の人”だったそうです。

私自身も、AIに興味を持ち始めたのは昨年くらいからで、このニュースを知ったとき、「専門知識がなくても悪質なプログラムが作れてしまう時代になったのか…」と、かなりショックを受けました。

最近では「生成AI」に加え、
「AIエージェント」という存在も注目を集めているようです。

生成AIが受動的に問いに答えるのに対して、AIエージェントは「ユーザーから与えられた指示に基づき、自律的に問題解決やタスク実行を行うソフトウェア」と言われており、まるで秘書のようなAIです。

Ouchi


具体的には、以下のような特徴があります。

①複数のAI技術(機械学習、自然言語処理、デバイス制御)を統合している
 ▶複数のAI手法を組み合わせて機能することで、ユーザーの指示を理解し、適切な行 動(例:アプリ操作、ブラウザ操作、資料作成など)を自律的に実行する。

②ユーザーや環境からのフィードバックを取り入れながら、賢くなる
 ▶過去のやりとりや環境の変化から学習し、性能や判断精度が継続的に改善されていく。

③目標を理解し、推論、計画、行動を行い、状況に応じて最適な判断を下す
 ▶与えられた目標に基づいて情報を収集・分析し、複数ステップの計画を立案し、自律的に実行される。

AIエージェント市場は、今後急速に拡大すると見込まれているようで、2024年から2030年のわずか6年間で約10倍の成長を遂げるという予測も存在しているようです。

今後もAIはどんどん進化していくと思います。
その恩恵を最大限に受けるためにも、AIリテラシーを磨き、正しく、便利に使いこなせるようになりたいと思います。


2025年8月 4日 (月)

オンラインセミナーのご案内 ~司法書士の新しい本人確認について~

S1


みなさんこんにちは。 リーガルブログ編集チームです。

今回は8月6日(水)に開催いたします、弊社オンラインセミナーについてご案内をいたします。
テーマは「マイナンバーカード」を利用した新しい本人確認です。
度重なる証明書類の券面偽造を防止するため、犯罪収益移転防止法(犯収法)が改正され、本人確認は証明書類のICチップを利用する方向へと移行しています。
本セミナーでは、偽造が困難なICチップ情報を活用した、新しい本人確認方法について具体的にご説明いたします。

マイナンバーカードを利用した本人確認については以前も当セミナーでとりあげましたが、今回は以前のセミナー以降に施行された改正犯収法の内容を踏まえ「カ方式」やより信頼性の高い「カ方式+へ方式」を含めた各種本人確認方法についてのご紹介や、今後の制度の方向性などに加え、弊社のクラウドサービス「サインルーム(旧サービス名:RSS-SR)」を利用して本人確認を行うメリットなどをデモンストレーションを交えてご説明いたします。
前回のオンラインセミナーをご覧いただいた方だけでなく
・遠隔地の依頼者や相続人の本人確認業務を安全かつ効率的に行いたい
・本人確認は面前で行うが、より安全確実な方法で行いたい
・非対面での手続きを業務に取り入れ、効率化を図りたい
など日々のお仕事で考えられたり、今後の本人確認業務の在り方を模索されている方にはぜひご覧いただきたい内容となっております。

「すぐではないが今後は非対面業務も考えていきたい」
「興味はあるが具体的にどんな場面で利用するのかイメージがわかない」
「あんまり考えていないがとりあえずどういう感じか確認しておきたい」
という方も大歓迎です!  テクノロジーの力で偽造を見抜き、対象者の実在性と同一性を同時に確認できる、新しい本人確認方法をぜひご覧ください。

詳細とお申込み方法につきましてはこちらからご確認ください。
参加受付開始済みとなっておりますので、皆さまのご参加を是非お待ちしております!

■開催日時:2025年8月6日(水)17:00~1時間程度
■開催方式:Zoomウェビナーによるオンラインセミナー
■参加費:無料
■定員:700名(先着順となります。定員になりましたら申込受付を終了させて
いただきます。予めご了承ください。)
■詳細・申込:【セミナーの詳細をみる】

過去のオンラインセミナーについてはこちらをご確認ください。
動画をご覧いただけます。


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