東温市(とうおんし)
こんにちは、CSサポート部の矢野です。
弊社の本社は愛媛県の砥部町にあります。砥部町は松山市に隣接しており会社の所在地は松山市との境です。松山市は全国的にも有名ですが今回は私の住んでいる東温市(とうおんし)について簡単にご案内させていただこうと思います。松山市に隣接する今治市や砥部町はそこそこ知名度は上がっているのですが、東温市はおそらく県外のかたはあまりご存知ないかと思います。
ウィキペディアによると、東温市は愛媛県の市では唯一、海に面していない市です。位置的には松山市の東隣、今治市の南隣で、松山市のベッドタウンとなります。人口約3万人(松山市は約51万人、今治市15万人、砥部町2万人)。
元々は重信町、川内町の2つの町が2004年(平成16年)に合併して東温市が発足したとのことです。いわゆる平成の大合併の対象地域です。総務省資料を見ると、平成の大合併は少子高齢化や住民サービスの充実化を目的に実施されており、現在、司法書士の先生が担われている長期相続未了土地解消作業や空き家問題などに連なっている感じがします。国も先々を考えて対策を講じてきたのかと、令和の今になって少し感動しました。
私は一昨年の春に松山市から引越しましたが、空気が気持ちよくていい所だと思います。遠目に石鎚山が見え、重信川が流れて、散歩するには非常に落ち着く場所です。河川敷では桜も植えてありますので春になるととってもきれいです。松山市からは伊予鉄道が伸びており松山市駅から約30分で終点の横河原駅に着きます。オレンジ色の鉄道で牧歌的な田舎の風景を眺めながら乗るのも面白いです。
県内での住みよさランキング1位、人口1万人あたりの医師数全国3位など、市役所HPでPRしており、実際に松山市などから移住する人が多いようです。近所でも建築中の家が3,4戸。30~40代の若い世帯が多い印象です。
また、コロナ禍もあいまってまだあまり行けませんが、洋食屋さん、パン屋さん、洋菓子屋さんなど昔からあるお店や若手の方が開いたお店など巡ってみたいお店がたくさんあります(後記参照)。
東京、大阪などの都市圏ほどの利便性や多種多様な場所・お店はありませんが、私自身が徒歩圏内で用事を済ませたいという嗜好に変わってきましたので丁度よい環境です。昭和の地元を愛するおっちゃんになりつつある感じです。近所に銭湯と寿司屋と本屋があればもう言うことないのですが・・・。コロナ禍であまりあちこち行けなくなりましたが地元での楽しみを深堀りしたいなと思っています。愛媛にいらした際には是非東温市にも足をのばしてみてください。
(参考)
総務省ホームページ・平成11年度以降の市町村合併の実績
https://www.soumu.go.jp/gapei/gapei_h11iko.html
総務省資料PDF「『平成の合併』について」の公表
https://www.soumu.go.jp/gapei/pdf/100311_1.pdf
松山市ホームページ
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/
東温市ホームページ
https://www.city.toon.ehime.jp/
(極めて個人的な東温市に来たら寄っとけリスト)
・かどみせ(門田商店)…昔ながらのアイスクリーム販売。今年は5月から開店予定。個人的にはあずきが好きです。
・重信川樋口公園…桜がきれいな私の散歩コースです。
・たかすかスーパー…八百屋さんですが奥のカフェスペースで食べられるパフェが絶品。八百屋だけにフルーツがおいしいですよ。日祝はお休み。
・スーパーともちか…八百屋さんですが特にコロッケやお惣菜がおすすめです。
・ネジマキカフェ…おかずの種類が多い洋食屋さん。1時間以上待つことも。村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」の雰囲気。女子率が高いです。
・天満神社…周囲が田畑で空気が通って好きな場所です。深呼吸すると落ち着く場所。ネジマキカフェの近く。名前の通り菅原道真公が祀られており、ここまでいらっしゃったのかと驚き。
・ぎんなん…おでん、喫茶。水天宮近く。名物のおでんはまだ再開していない様子。隠れ家的で最初見たとき営業しているのか不思議にと思いました。ジブリ感があり、私の隠れ家です。
・花キャベツ…お好み焼き屋さん。見奈良駅近く。伊予鉄がすぐそばを通ります。まだ持ち帰りしかしたことないけど鉄板で食べたいです。とにかくおいしい。広島風が好きですね。
・そば 町谷…唯一徒歩圏外。大根のおろしそば、ナスの天ぷらが絶品。おでんもありますが、早めに行かないと売り切れます。ああ、書いていたらおなかがすいてきました。
※実際の営業時間や店休日等は店舗にご確認ください。
重信川樋口公園の桜