約120年ぶりの…
こんにちは。イノベーション開発部の西山です。
リーガル本社のある愛媛県には、歴史ある道後温泉があります。道後のシンボルである道後温泉本館は、明治改築の風情ある建物です。明治27(1894)年に今の形に改築されたので、今年で改築123年。
趣あるこの建物、近々大規模な改修工事が予定されています。(詳細未定ですが、今秋以降(来年?)着手で工期数年予定。とはいえ営業は継続するようですので、入浴できなくなるわけではないようです。今秋には新しい外湯も完成します。)工事開始前の道後温泉本館を楽しまれたい方は、是非お越しください。
約120年ぶりといえば…
先日(5月下旬)、債権に関する規定を約120年ぶりに見直した民法の改正法が成立しましたね。社会・経済の変化へ対応し、国民一般に分かりやすいものとすることを目的に、様々な見直しが行われているようです。(インターネットで買い物をする際などの約款についての規定、法定利率の引き下げ・変動制の導入、消滅時効の変更、敷金返還についての規定などなど。)
時代が変われば、制定当時には予想されていなかった事柄も発生してきます。それぞれの時代の変化に合わせて、社会のルールも適した内容に変わっていく必要がありますね。
さて、平成29年5月29日(月)から、新たな「法定相続情報証明制度」が開始されました。登記所に戸籍謄本・除籍謄本等と法定相続情報一覧図を提出すると、登記官が内容を確認し、認証文を付けた法定相続情報一覧図の写しの交付を受けることができます。手数料は無料です。
相続登記や被相続人名義の預金の払い戻し等、相続手続を行う際には、各窓口に戸籍等の束を提出する代わりに、この法定相続情報一覧図の写しを利用することが可能となるようです。
詳細は、法務局HPをご覧ください。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000013.html
“権”でも、申出書や法定相続情報一覧図の作成ができるようバージョンアップを行っておりますので、ご利用ください。