第2のホーム
(松山):今日は開発部から明さんの記事をお届けします。
(村井):社員を紹介するのに「さん」づけはいらないでしょ。
あ、そうですよね!
でも普段からついつい明「さん」て言っちゃうんですよね~。
僕より年下だし、後輩なのに。何でだろう。
知らんがな!
僕は明君って呼んでるし。。。
だったら逆に先輩である俺のことは村井様って呼べばいいよ。
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初めまして、開発部の明(ミン)です。
私の名前を見て、「あれ~変な名前だな。。。」と思う方も多いと思いますが
実は、私中国出身なんです。日本に留学し、リーガルで仕事することになりました。
まだ入社して間もないので、正直法律のことはあんまりわかりませんので
そこは大目に見てください。
さて、一応開発部に所属する身なので、少しシステム開発に関連する話をしましょう。
技術的なことや、プログラミングのことは他の方のブログでも結構紹介しているので
今回は私の得意分野(?)について
少しグローバル的なことを紹介したいと思います。
「オフショア開発」という言葉は業界の方であれば
一度は耳にしたことがあると思いますが、要するに
ソフトウェア開発を海外のソフトウェアベンダや子会社に委託することを指します。
「オフショア開発」の最大のメリットは
海外の安価な人件費で開発コストを抑え、利益率を向上することです。
かと言って、良いシステムを開発するのが根本であり
安かろう悪かろうじゃ話になりません。
「オフショア開発」に限らず100%成功できるプロジェクトなど存在しないと思います。
これからいくつかのポイントを紹介させていただきますが
これらをしっかり遂行していれば、ある程度プロジェクトの成功に
近づけることができるではないかと思います。
(1) 最適なパートナーを慎重に選定すること
まずは海外のパートナー会社を慎重に選ぶのが一番大事なところです。
ここがベストマッチングできれば、プロジェクトは
すでに80%成功したと言われるほどです。
多くの情報を収集し、現地視察で相手会社の
社風、技術レベル、ノウハウ、人員、将来性を見極め、
最後は自社との相性が問題なければ、パートナーとして選定できるでしょう。
(2) 相互理解の促進・確かな信頼関係の構築
国が違うから、文化の差や常識の範疇が異なるのは
当たり前のことなので、寛大な気持ちで対処しましょう。
パートナー社のリーダーやメンバーにタイして友好的に接することで
中長期的に付き合っていけることになります。
また、最初は小規模かつ単純な作業を依頼し
少しずつ信頼関係を構築していくのもリスク回避の一環です。
(3) 基本に忠実な開発業務の遂行
「オフショア開発」に限らず、日本国内の「アウトソーシング」でも同じと言えますが
仕様書やドキュメントはしっかりしたものを渡しましょう。
むしろ海外の方から見れば、日本語は外国語であり
適当に書いた仕様書は後々のQ&Aラッシュにも繋がりかねません。
(4) 国際取引を意識した契約
日本国内の法律だけではなく、相手国の法律も遵守した形で
無理なく、合理的な契約を結びましょう。
プロジェクト遂行上の詳細な取り決めも契約事項も書面に記載し
相互に事前確認を行うことが望ましいです。
「オフショア開発」は理論上かかるコストが
日本国内開発の1/3であれば望ましいといわれていますが
何せ国を跨ったシステム開発なので
オーバーヘッドが少なからず発生するのも実情です。
それでもブリッジSEの投入や、マネージメントの徹底をすれば
1/3のコスト削減はできるではないかと思います。
私にとって、中国は母国ですが、今生活している日本は第2のホームです。
近い国同士でもあり、これからもずっと
WIN-WINの関係を築いていけたらいいなと心から願っております。
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村井様は「オフショア開発」って知ってました?
初めて知ったぞよ・・・。
リーガルでは「オフショア開発」は行っておらぬしのう。
クラウドバックアップで初めて他社と連携したぐらいで
そのほかは完全自社開発じゃ。
み、見事な髷でございますね・・・。
僕なんて「オーバーヘッド」とか聞くと
『キャプテン翼』思い出しちゃうレベルです (>_<)
俺はスカイラブハリケーンを試して何回足を擦りむいたか(笑)
ともあれ世の中には色々な手法があるんだね。
どんな方法であれ、いいものをより安く提供できるように頑張ルンバ!
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