2025年12月22日 (月)

子供へのSNS規制はどうなるのか

こんにちは、イノベーション開発部の津田です。寒い季節がやってきましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。
さて、今回の記事ですが、法律関連で興味深かったものとして、つい先日発表されたオーストラリアの「16歳未満のSNS利用禁止」規制について触れたいと思います。。
昨今SNSの影響は大きく、子供たちの多くがSNSを使用する中、その悪影響も騒がれていましたが、ついに全面的に禁止する国がでてきたな~というのが、第一感想でした。

この規制で利用が禁止となったのは、TikTok、X、Facebook、Instagram、YouTube、Snapchat、Threads等の大手SNSサイトで、主な禁止基準として、

・プラットフォームの重要な目的が2 人以上のユーザー間のオンラインソーシャルインタラクションを可能にすることであるかどうか
・ユーザーが他の一部のユーザー、または全員とやり取りできるかどうか
・ユーザーがコンテンツを投稿できるかどうか

があり、YouTube Kids、Google Classroom、WhatsApp等はその基準を満たさないと判断されたため対象外とされたものの、基本的には大半の大手SNSサイトが禁止となりました。
 また、罰則についてですが、違反したとしても、子供や親は処罰されず、代わりにソーシャルメディア企業に重大な違反や度重なる違反がある場合に、最高4,950万豪ドル(3,200万米ドル、2,500万ポンド)の罰金を科せられることになります。

以上がざっくりした規制の内容なのですが、はっきりいってどこまで効果があるのか疑問です。悪事を働く人たちは必ず法の抜け穴を探しますし、規制してもどこまで効果があるのかわかりません。そもそも規制よりもSNSの危険性をもっと学校等で教えていくべきでは?とも思ったりします。罰則についても、元Facebook社幹部のスティーブン・シェーラー氏はAAP通信に語ったこととして、「メタ社が5000万豪ドルの収益を上げるのに約1時間52分かかる」ということからも、違反しても罰則の効果が薄いのでは?とも思います。

また、こういった規制により懸念されるのは、ユーザーの年齢確認に必要なデータの大規模な収集と保管がこれまで以上に行われる懸念はないのかと思いますが、規制の方が優先という現状があります。

こういった規制に関して、諸外国の動向に関しても興味をもったので調べると、デンマーク、ノルウェー、フランスは15歳未満のSNSの使用禁止を計画しており、スペインでは、16歳未満の子供のSNSのアクセスには法定後見人の許可を義務付ける法案を起草したりしています。一方、米国ユタ州では、18歳未満の子供が親の同意なしにSNSを利用することを禁止する試みが2024年に連邦判事によって阻止された例がありますが、やはり規制を試みようとしています。

この規制の流れが日本について飛び火するかわかりませんが、諸外国のプレッシャーに負けて規制に傾くにせよ、是非とも慎重に判断していただきたいものです。特に日本という国は、一度法律ができてしまうと廃止するのはかなり難しいので、十分な検討をする必要があると思います。

今となっては10歳から15歳までの子供のうち96%が何らかのSNSを使用しているとの統計があるとのことで、利用自体をさまたげるのはなかなか難しいと思いますので、上記でも少し述べましたが、規制するよりも、SNSの危険性をもっと学校等で教えていく方がより効果的で、上手に付き合っていくべきでは?と個人的思ったりしますが、はたしてどうなるのやら・・・・今後の動向について興味深く見守っていきたいと思います。

Tsuda


2025年12月15日 (月)

スマートリングが便利そうだけど・・・

こんにちは。マーケティング営業部の早瀬です。
風邪が流行ってますので体調にお気をつけ願います。
さて、今回は最近目に止まった「スマートリング」についてお話をさせていただきます。

スマートリングはスマートフォンと連携する指輪型のデバイスです。
リングに搭載された様々なセンサーから健康管理に使用したり、電話やメッセージの着信通知ができます。更にICチップ搭載であれば買い物の支払いができます。
スマートウォッチにも同様の機能がありますが、リングの方がより手軽で目立たず、長時間の装備に優れている特徴があります。

私は日常生活でスマートフォンのIC機能を多用しており、電車の乗車や買い物支払い、自宅玄関の鍵(スマートロック)として使ってます。(すでに実用化されてるかもしれませんが)将来的には自転車や車のキーとしても使えるようになるかもと想像しています。
現状で不満があるわけではないですが、スマートリングのIC機能使えばより手軽にスマートな日常生活を送れそうということで調べてみました。

価格は機能によって数千円から数万円までかなりの幅があり、ICチップ搭載製品は高額になります。
ただ、IC支払い決済のタイプは複数あるらしく、カード会社の決済のみにしか対応しておらず、交通系ICカードと同じタイプはまだ販売されていないことがわかりました。つまり残念ながら単純に今のスマホと同じ使い方ができるスマートリングは存在しないということになります。

スマートウォッチを検討するという選択肢もありますが、スマートリングの手軽さに魅力を感じているので、将来の交通系ICカード対応に期待しつつ気長に待とうと思います。

Hayase



2025年12月 8日 (月)

リーガルデータバックアップのバージョンアップ

こんにちは、CSサポート部の矢野です。
日頃、弊社システムをご利用いただきありがとうございます。今年もあとわずかになってきましたが、お忙しくされていることと存じます。外出時にはマスクをつけて、外出先から戻られたら手洗い、うがいを励行し、風邪やインフルエンザ等の予防にご留意ください。

さて、毎日の業務において、“権”等のソフトウェアでデータ入力、書類作成、登記申請などを行い、重要な業務データがパソコン内部のハードディスク等に蓄積されていると思いますが、データの「バックアップ」は実行していらっしゃいますでしょうか?

データが保存されるのはパソコン内部のハードディスクや外付けハードディスクなどの媒体になりますが、いわゆる「バックアップ」は入力したデータが保存されるハードディスク(「マスターHDD」と称します)とは別媒体のハードディスク(「バックアップHDD」と称します)にコピーする事です。この「バックアップ」を実行することにより、万が一マスターHDDが故障した際にはバックアップHDDにコピーされたデータを活用して業務を継続する事ができますので非常に重要なものになります。また、バックアップをなるべく短いスパンで実行することによりマスターHDDが故障した際には、より近い状態のデータを活用することができますので、是非毎日バックアップを実行していただくことをお奨めいたします。特に、12月のこの時期は、寒暖差による気温の急激な変化や機器の経年劣化によってパソコンやハードディスクが故障するリスクが高くなります。日常業務の一環として「バックアップ」を励行いただきますようお願い申し上げます。

司法書士システム“権”をご利用のお客様は“権”とは別アプリの「リーガルデータバックアップ」または「リーガルバックアップセンター」(※1)を実行することにより簡単な操作でデータのバックアップをすることができますが、本年12月2日に「リーガルデータバックアップ」のバージョンアップ(※2)をリリースしています。本バージョンアップは、バックアップ中にソフト内のプログラムがファイル整理を検知して発生しているエラー表示を抑える改善を行いました。
これにより、バックアップに支障のない軽微な変動は自動的に判断され、重要な通知がより目立つようになります。なお、バージョンアップ適用後もエラー表示が続く場合は、バックアップに重大な問題が発生している可能性がございますので、弊社までお問い合わせください。

最後となりますが、寒さも徐々に厳しくなりますので、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。

(※1)「リーガルデータバックアップ」のアイコン

Yano1



(※1-2)「リーガルバックアップセンター」のアイコン

Yano2



(※2)本バージョンアップは「司法書士システム“権”」に適用される内容となります。詳細は12月2日の新着情報をご確認ください。


2025年12月 1日 (月)

今年もインフルエンザの季節がやってきました

初めまして。マーケティング営業部の浅野です。
今回、このブログで初めて記事を書かせていただきます。
まずは簡単に自己紹介を兼ねて、私の経歴をお話します。
私は22歳で大学を中退後、雀荘勤務、コールセンター勤務を経て、株式会社リーガルに入社いたしました。
振り返ると一風変わった経歴だと自分でも思いますが、仕事には常に真剣に取り組んでおりますので皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここからは今年も各地で大流行しているインフルエンザの予防についてお話します。
周囲の方がかかったとかそういう話をよく聞く方も多いと思いますが、なんとかインフルエンザにはかからずに過ごしたいですよね。
厚生労働省の情報によると、基本的な予防方法は以下のようになるようです。
(参考:政府広報オンライン)。
• 正しい手洗い
• 流行前のワクチン接種
• 十分な休養
• 適度な湿度の保持
内容自体はよく知られたものですが、特に「正しい手洗い」は、意識して実践できている方は意外に少ないのではないでしょうか。
私たちは普段、歯磨きや姿勢、歩き方など、誰かに教わったことのない行動を自然に続けています。手洗いも同じで、日常のちょっとした意識の違いが予防効果に大きく影響します。
日々の習慣を少し見直すだけで、感染リスクを減らすことにつながりますので、ぜひ意識してみてください。
そうは言っても日々いろんな方に会われて、どこかから感染してしまった、という避けがたい場合もあると思います。
もし体調を崩してしまったら、しっかり体を休めて回復を待っていただくのが一番ですが、年末でそうも言ってられない、けどインフルエンザだから家から出られない・・・
もちろん無理されないのが一番ですが、どうしてもという場合はWeb会議やチャットツールを使ったり、リモートで弊社のシステム利用も可能です(弊社ホームページにそのあたりのことをまとめていますので、ぜひご覧になってください)。
オンライン会議のすすめ|司法書士の独立や開業なら司法書士システム権(ちから)

最後になりますが皆さまが体調を崩されず、健やかに年末の忙しい時期をのりこえられることを願っております。

Asano




2025年11月25日 (火)

秋の散歩で見つけた紅葉をスマホで

こんにちは。マーケティング営業部の夷子です。
急に寒い日が増えてきましたが皆様体調崩されておりませんでしょうか。

秋も深まり、紅葉やイルミネーションなどを目にする時期になってきましたね。
この季節は特に景色を撮影する機会も増えるかと思います。
毎年、せっかくならこの景色を綺麗に写真に残したい!と思ってはいるのですが、標準の設定のスマートフォンで写真撮影をしても代わり映えしない写真ばかり…で、なかなかきっかけがなかったのでこの機会に綺麗に撮影する方法を調べてみましたのでご紹介します。

【秋の紅葉撮影】
・紅葉は「ビビッドモード」
 彩度を少し上げると色鮮やかに撮影できます。ただし加工しすぎると不自然になるので要注意
・低い位置から見上げるアングルで撮る
 空を背景にすると紅葉が映え、スケール感が増します
・晴れの場合は青空を入れて撮影、曇りの場合は紅葉をアップにする
・iPhoneの場合は写真の設定で「フォトグラフスタイル」を変更
 フォトグラフスタイルの設定を変更するだけで、細かく設定しなくても写真の雰囲気がかなり変わります

【イルミネーション撮影】
・カメラをしっかり固定させるために画像安定化を有効にする
 光の少ない夜は撮影ボタンを押してから撮影が完了するまでに時間がかかるので手ぶれに注意
・暗い場所で撮影する
 人物を被写体とする時はイルミネーションをライト代わりに使うと自然な明るさで撮影できます
・ナイトモードを有効にする
・低光量モードを有効にする
・ポートレートモードを利用する
・背景をぼかす

いくつか試してみただけでも写真の雰囲気がかなり変わったので
この冬は今回調べたことを活かしてたくさん撮影をしてみようと思います!

また、このように何気なく使っているスマホカメラの機能も少しの調整で使い勝手が変わります。弊社製品についても新たな機能やサービスだけでなく、設定方法を少し変えるだけでもより便利にご利用いただける可能性がありますので、いつでもご相談ください!

Ebisu


2025年11月17日 (月)

パスワードの常識が変わりそうです

 イノベーション開発部の大島です。
 もうすぐ12月ですね。今年は夏が長く10月ごろまで暑かったこともあったため、まだまだ日にちが残っているつもりでしたが、思った以上に早くて「もう」12月って感じですね。季節感が狂っている中で体調が不安定になりがちですが、残り1か月強、気合をいれて頑張っていきましょう!ちなみに、私は季節の変わり目に風邪を引いてしまいました…。 さて、今回の写真は会社近くのお散歩コースの写真にさせて頂きました。右に見えるのは重信川と呼ばれる川で、あまり水量はありませんがこれでも一級河川なんですよ。

Oshima


 では、今回は日々ご利用されているパスワードについてお話させていただきます。一部界隈にて話題にもなりましたので、もしかするとニュース等で耳にされたことがあるかもしれません。皆様パスワードってどのくらいの頻度で変更されていますか?あまり変えていないという方も多いのではないかと思います。こまめに変える方はは30日くらいで変える方もいるかもしれませんが、長い方では半年や1年変えていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、パスワードに利用する文字について、さすがに「abcde」のようなものや「password」のようなわかりやすいものは昔から危険視されていましたが、例えば「p@ssw0Rd」のように一部を記号にしたり大文字に変換したり、アルファベットの「o」を数字の「0」に変えたりしているケースもあるのではないかと思います。実はその常識が少し変わりつつあります。
 もう少し具体的なお話をしますと、NIST(National Institute of Standards and Technology= アメリカ国立標準技術研究所)と呼ばれるアメリカにあるITやサイバーセキュリティに関する国際的な基準を作る政府機関が存在します。アメリカの機関ですので日本とは直接のかかわりはありませんが、IT関係の大本山ですので日本のみならず多くの国での参考にされる情報を多く出しています。この機関が本年8月にだした「SP 800-63B」 と呼ばれるガイドラインが関係者の間で大きな話題となっています。簡単に言うと今までの「頻繁にパスワードを変え、識別しにくいようなパスワードを利用する」といったルールが「パスワードを変える必要はなく、わかりやすさを重視し、その上で長いパスワードを利用する」といった形に変更されました。
 ではなぜこのように方針変更したのでしょうか。当然色々な理由があるのでしょうが、・頻繁に変えることで逆に覚えにくくなりパターン化してしまうこと・複雑なパスワードにすることで逆に紙に書いて残してしまうこと・複雑なようで一定の規則性(例:「o」を「0」にする)であるので推測が容易になってしまうことなどが理由にあげられています。また、個人的には近年のAI技術やGPUの性能向上から推測や総当たりが容易になったことが原因の一つでないかと考えています。では、新しいルールとはどういったものでしょうか?以下のようなルールが推奨されています。
・8文字以上を必須とし、可能なら15文字以上を推奨する
・大文字小文字、記号、数字を混ぜる必要はない
・定期的な変更は不要。ただし、漏洩時は切替を行うこと
・(システム側)よく使われるパスワードは利用できないようにする(「abcde」などは登録できない)
・(システム側)秘密の質問などオプション情報の登録は行わない
・(システム側)パスワード入力の補助機能やコピペでの利用の推奨
どうですか?今までとは全く違う方向だと思いませんか?繰り返しになりますが、今までのランダムっぽい文字列よりも、とにかく覚えやすく文字数が長いものの方が望まれているということを意味しています。つまり、このルールに従うとこんな感じのパスワードになります。「watashiharingogasuki(私はりんごが好き)=20文字」
 お話としては以上となりますが、とは言え今回の変更を見てすぐさま現在のパスワードを変える必要はないかと思います。個人的にはこのようなパスワードルールの変更もそうですが、今後はパスキーと呼ばれる生体認証と組み合わせたログインや、メールでの認証コードが必要といった多段階認証がより有効な手段となっていくとは思っています。ただ、上記のようにAI技術の発展により今までの常識が変わることは今後も多く想定されます。とりあえず今回の話を一つの契機として皆様のパスワードを一度見直してみてはいかがでしょうか?

2025年11月10日 (月)

会社設立日に休日を指定可能に(商業登記規則改正案)

こんにちは。イノベーション開発部の西山です。

11月も半ばが近づき、今年も残すところあと1か月半ほどとなりました。
毎年のことながら、1年があっという間に過ぎ去っているように思います。
年の瀬に向けて忙しさが増す頃ですが、笑顔で締めくくれるようにしたいですね。


さて、ご存じの方も多いと思いますが、登記所が休みの日を会社の設立日(成立年月日)として指定できるよう、商業登記規則等の改正が検討されております。

パブリックコメント:「商業登記規則等の一部を改正する省令案」に関する意見募集
(意見募集期間は11月26日まで)

現行制度では、会社等は「設立の登記をすることによって成立する」と規定されており(会社法第49条等)、実務上、登記申請日が会社の設立日となります。
登記所が休みの日には申請ができないため、原則としてその日を設立日とすることはできません。

今回の改正案では、設立登記の申請時に、申請人が希望する日(登記所が休みの日も含む)を会社成立年月日として指定することができるようになります。

※商業登記規則第35条の4(新設)の概要
・対象は、設立の登記(会社の組織変更や持分会社の種類変更による設立の登記を除く)
・申請の翌日が休日の場合、その休日(連続する場合は、いずれかの日)を登記日とすることを指定できる
・申請書にその旨と希望する登記日を記載する必要がある

施行日は、令和8年2月2日が予定されております。


会社の記念日や事業開始日を希望する日にすることができるようになり、より柔軟な対応が可能になりますね。

今後の情報に注目していきたいと思います。

Nishiyama


2025年11月 4日 (火)

年末を快適に!スッキリデスクで迎える気持ちのいい新年を

こんにちは。総務部の吉村です。
紅葉が一段と深まり、近所の木々の葉も鮮やかな色に染まる頃となりました。朝晩は冷え込む日が増え、いよいよ冬の足音が聞こえてきた11月。急な冷え込みに、体調を崩されていませんか?さて、今年も残すところあとわずかとなりました。年末の大掃除が本格化する前に、まずは日頃から使う自分のデスク周りを整理し、気持ちよく新年を迎える準備を始めませんか?デスクがスッキリすれば、作業効率も気分もアップするはず(笑)。
私も実際に試してみた誰でも実践できる簡単な3つのステップをご紹介します。

【1. デジタル化で物理的な書類を減らす】
デスクを占領しがちなのが「紙」の書類です。書類の山は探す時間も無駄にし、集中力を削いでしまいます。思い切ってデジタル化を進め、物理的なスペースを確保しませんか?

〇スキャンしてデータ化を徹底
デスクの奥に眠っている「いつか使うかも…」な領収書やマニュアルはありませんか?紙で保管する義務がないものは、思い切ってスキャンしてデータ化してしまいましょう!クラウドやPC内のフォルダを使って「どこに何があるか」が一目でわかるように整理しておけば、必要な情報にサッとアクセスできてとっても便利です。さっそく実践したところ、デスクも気分もスッキリしました!

〇「新たな紙を増やさない」ルール化
デジタル化をしても、次々と紙は増えていくもの。新しい紙の書類が発生した際は、「一時保管用のトレイは一つだけ」といったルールを設けて、「トレイがいっぱいになったらすぐにデジタル化・廃棄!」というサイクルを習慣化できれば、もう紙の山に悩まされることはありません。まずは「週に一度、トレイを空にする日」を決めるなど、できることから軽やかに始めてみてはいかがでしょうか。実践中ですが、今のところ紙の書類は増えていません!

【2. デスクの「見える化」と「隠す化」を徹底】
整理整頓の基本は、「頻繁に使うものは取り出しやすく見える化」「ストックや私物は視界からシャットアウトして隠す化」することです。

〇「見える化」で効率アップ
毎日使う文具や、「今すぐ取り掛かるべき」書類は、どこに置いていますか?それらを最小限に絞って、すぐに手の届く場所に配置してみましょう。さらに、ファイルボックスなどを活用して書類を「立てて収納」すれば、一目で必要な書類を見つけられて、取り出しやすさもグッと向上するのではないでしょうか。まだまだ工夫は必要ですが、以前より書類が見つけられやすくなりました。

〇「隠す化」でノイズレスな空間に
予備の文具や、あまり人に見られたくない私的なもの、保管用の書類などはどうしていますか?思い切って引き出しや扉付きの収納に隠してしまいましょう!デスクの上がスッキリすると、視界に入る情報(ノイズ)が減って、驚くほど集中しやすい環境が作れるそうです。お気に入りの収納アイテムを選べば、素敵なオフィス空間になりますよね。奇麗なデスクは人から褒められます(笑)


【3. 捨てる・保管する・行動するの「3つに分ける」】
さて、いよいよ最終ステップです!デスクのモノを見て「どうしよう…」と迷ってしまうことはありませんか?モノ一つひとつに対する判断基準をハッキリさせることが、整理を成功させる最大のコツです!整理整頓術等でもお聞きになられた方もいらっしゃるかと思いますが、是非実践してみてください。

まず、デスクのモノを手に取ったら、次の3つの箱に迷わず分類していきましょう。
①捨てる:もう使わない不要なもの、期限切れの資料、古くなった文具などは、「ありがとう」と感謝して手放しましょう。

②保管する:これは必要!という資料や予備の備品ストックは、分類して専用の収納スペースへ。使う時が来るまで、静かに休ませてあげましょう。

③行動する:未処理の書類、返信待ちのメモなど、「アクションが必要なタスク」はありませんか?

そして、特に「③行動する」に分類されたものは、物理的なデスク上からすぐにタスク管理ツールやTo Doリストへ移動させてあげてください。デスクの上が、対応待ちの書類で埋まらないようにすることが大切です。「気になる未完了タスク」を視界からなくすことが、きっと集中力をグッと高める秘訣になります。これは本当にオススメです!やるべきことが見えやすくなり、仕事の効率も気分も個人的に上がった気がします。

年末に向け、大きな大掃除を始めるにはまだ早いかもしれませんが、この機会にまずは引き出し一つから整理を始めてみませんか?この小さな一歩が、きっと快適な年末、そして気持ちよく新しい年のスタートにつながります!スッキリさせて、最高の新年を迎えましょう!

Yoshimura




2025年10月27日 (月)

勉強の秋

こんにちは。総務部の長尾です。
今年も2か月と残りわずかとなりました。歳を取るたびに1年経つのが早く感じてしまいます。毎年特に大したことは成し遂げられなかったが故に年末になると何とも言えないむなしい気持ちになり新しい年を迎えています。そこで今年こそはこの状況を打開すべく、英会話の勉強を再び始めました。大学生の時には血眼になって勉強していましたが、卒業してからはサボっていたので、かなり記憶が飛んでいました。言語学習は1日でもサボると取り返すのに同様の時間かそれ以上かかる気がします。(持論ですが・・・)テスト勉強などと異なり「詰め込む」ことができないため毎日インプットとアウトプットを繰り返す必要があります。「言語学習は1日にしてならず」と当時必死だったなあと思い出が蘇ってきている今日この頃です。
さて、今回英語学習をしていて「AI英会話」ができるアプリをインストールしてみました。色々探してみると「AI」を活用した英会話アプリがいくつかありその内1つを現在使用しています。あまり期待していなかったのですがこれがかなり凄いアプリで、例えばカフェでコーヒーを注文するシチュエーションと入力すると「AI」がカフェ店員役になってくれて会話を始めてくれます。自分のペースで回答できますし文法や単語が異なっていたらきちんと添削してくれて、最後フィードバックをしてくれます。会話も文字で起こしてくれるためできなかったところもあとでまとめてメモできます。ただ、発音矯正機能がないことが少々残念ですが金額も高くなく本当に素晴らしいアプリで久々に感動しました。
大学生当時、このようなすばらしいアプリはなかったので、ネイティブスピーカーの先生とオンライン英会話ができるアプリやサービスが当時の最新でした。確か当時利用検討していた時はサブスク型かつ高額だったので貧乏大学生には到底手が出せず、海外ドラマやYoutubeを何度も視聴したり、独り言は英語に置き換えて工夫し、かなり大変でした。現在はこのような「AI言語学習アプリ」だけでなく「AI」を活用したテクノロジーが日々進化しています。自身の教養を深めていき世の中に対して柔軟に対応していくためにも新しい情報を取り入れ、取捨選択をしつつ時短できたり、生活や趣味、勉強が楽になることはどんどん取り入れていきたいものです。

弊社としてもお客様のお仕事に活かせる便利な機能をご提供できるようにAIをはじめとしたさまざまな機能を検討していきたいと思っています。
これからの時期私にとっては「勉強の秋」ですが皆様も「○○の秋」をどうぞお楽しみください。

Nagao




2025年10月20日 (月)

大阪・関西万博で感じたテクノロジーの話

こんにちは。マーケティング企画室の重松です。
最初はあまり興味がなかった大阪・関西万博ですが、いつの間にかミャクミャクに愛着が湧き、家族と一緒に行ってきました。
このブログが公開される時点では、閉幕となっている万博ですが、終わるのが名残惜しくなるほど楽しい時間を過ごせました。
今回は、私が万博で体験したテクノロジーについて書きたいと思います。

Photo


万博に行くと決めて、最初にテクノロジーを感じたのはチケット申し込みのときでした。
アカウントを作成し、フォームに情報を入力して認証メールを受け取り、マイページにアクセスするまでの流れがとてもスムーズで、UIもミャクミャクをイメージした色味とデザインで、早くも期待感が高まりました。
ログイン時には人数制限がかかる仕様になっていて、「待ち時間〇分」「待機中〇人」と表示されます。時間の経過とともに待ち時間バーが短くなり、ブラウザを閉じてもセッションが保持されているので、待ち時間にパビリオンの情報を調べることができました。
この仕組みを見ながら、「あの値とあの値を取得して残り時間を計算しているのかな」と、つい裏側のシステムを想像してしまいました。

チケットが取れて、希望していたパビリオンにもいくつか当選。当日はワクワクしながら会場に向かいました。
万博会場は現金が使えず、すべてキャッシュレス決済でした。いろいろな国の人がパビリオンのスタッフとして参加しているので、ここで現金(日本円)を使えるようにすると、まず外貨両替が大変だと思うのですが、電子になったことで、かなりの部分が自動で出来ると思われます。
1970年の大阪万博では、このあたりをマンパワーで乗り切っていたのではないかと想像しました。

詳しく書くと長くなってしまいますが、シグネチャーパビリオンや各イベントでは最新の映像演出がふんだんに使われていました。
その中でも特に印象的だったのは夜のドローンショーです。1000機のドローンが夜空に図形や文字(もちろんミャクミャクも)を描き出す光景は圧巻で、1000ピクセル(?)でもこれほどの表現ができるのかと感心しました。
ドローンには画像認識、GPS、高速伝送技術、ジャイロセンサーなど多くの技術が使われています。単体でも技術の結晶なのに、それらを集中管理して制御するシステムを想像するだけでもワクワクしました。

帰り道、余韻に浸りながらSNSを眺めていると、「前回の大阪万博に参加した男性が、今回は孫と一緒に訪れていた」という投稿を見かけました。
当時の万博も“未来”をテーマにしていたと思いますが、その男性の目には今の万博がどんなふうに映ったのでしょうか。思ったより未来を感じているのか、意外とそうでもないのか、とても興味深く感じました。

振り返ると、今回の万博ではAPI連携や通信技術など、さまざまな仕組みが活用されていたのではないかと思います。人々の目には見えない裏側を支えた開発者の方々に、心から敬意を抱きました。
最先端のテクノロジーに支えられた万博は、目に見える驚きも、裏で支える仕組みも含めて、本当にワクワクする体験でした。
弊社も既存の概念を変えるようなサービス、現在リリースしております「立会決済支援サービス」や「サインルーム」だけでなくお客様にとって価値のあるサービス展開を今後もしていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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