2025年8月 4日 (月)

オンラインセミナーのご案内 ~司法書士の新しい本人確認について~

S1


みなさんこんにちは。 リーガルブログ編集チームです。

今回は8月6日(水)に開催いたします、弊社オンラインセミナーについてご案内をいたします。
テーマは「マイナンバーカード」を利用した新しい本人確認です。
度重なる証明書類の券面偽造を防止するため、犯罪収益移転防止法(犯収法)が改正され、本人確認は証明書類のICチップを利用する方向へと移行しています。
本セミナーでは、偽造が困難なICチップ情報を活用した、新しい本人確認方法について具体的にご説明いたします。

マイナンバーカードを利用した本人確認については以前も当セミナーでとりあげましたが、今回は以前のセミナー以降に施行された改正犯収法の内容を踏まえ「カ方式」やより信頼性の高い「カ方式+へ方式」を含めた各種本人確認方法についてのご紹介や、今後の制度の方向性などに加え、弊社のクラウドサービス「サインルーム(旧サービス名:RSS-SR)」を利用して本人確認を行うメリットなどをデモンストレーションを交えてご説明いたします。
前回のオンラインセミナーをご覧いただいた方だけでなく
・遠隔地の依頼者や相続人の本人確認業務を安全かつ効率的に行いたい
・本人確認は面前で行うが、より安全確実な方法で行いたい
・非対面での手続きを業務に取り入れ、効率化を図りたい
など日々のお仕事で考えられたり、今後の本人確認業務の在り方を模索されている方にはぜひご覧いただきたい内容となっております。

「すぐではないが今後は非対面業務も考えていきたい」
「興味はあるが具体的にどんな場面で利用するのかイメージがわかない」
「あんまり考えていないがとりあえずどういう感じか確認しておきたい」
という方も大歓迎です!  テクノロジーの力で偽造を見抜き、対象者の実在性と同一性を同時に確認できる、新しい本人確認方法をぜひご覧ください。

詳細とお申込み方法につきましてはこちらからご確認ください。
参加受付開始済みとなっておりますので、皆さまのご参加を是非お待ちしております!

■開催日時:2025年8月6日(水)17:00~1時間程度
■開催方式:Zoomウェビナーによるオンラインセミナー
■参加費:無料
■定員:700名(先着順となります。定員になりましたら申込受付を終了させて
いただきます。予めご了承ください。)
■詳細・申込:【セミナーの詳細をみる】

過去のオンラインセミナーについてはこちらをご確認ください。
動画をご覧いただけます。


2025年7月28日 (月)

WebアプリとUIライブラリ

こんにちは、イノベーション開発部の山根です。
今回は、Webアプリの「見た目」にまつわる、ちょっと裏側のお話をしてみようと思います。
普段アプリやWebサイトを使っていて、「このボタン、なんか見覚えあるな…」と思ったことはありませんか?
それ、もしかしたら"UIライブラリ"という道具が使われているからかもしれません。

UIライブラリとは
ひとことで言うと、「Webアプリの見た目を作るためのパーツセット」です。
ボタン、フォーム、メニュー、タブといったユーザーが操作する見た目の部分を、開発者が効率よく・きれいに作れるようにまとめられている便利ツールです。
イメージしやすいように料理で例えてみると…
・食材から全部自分で準備して作るのが 自作CSS
・カット済み食材を使うのが UIライブラリ
といった感じです。

メリット
UIライブラリには、開発者にとって嬉しいメリットがたくさんあります。
1. 開発スピードが上がる
ゼロからスタイルを作るのはなかなか骨が折れますが、ライブラリを使えば基本のデザインが整っているので、実装がサクサク進みます。
2. 見た目が整いやすい
デザインのガイドラインに沿って設計されているので、アプリ全体に一貫性が出て、プロっぽい仕上がりになります。
3. チーム開発と相性がいい
複数人で作業しても、同じパーツを使っていれば見た目にバラつきが出にくく、レビューや保守もスムーズになります。

よく使われているUIライブラリ
最近使われている主なUIライブラリをいくつか紹介します。
・Bootstrap
昔から定番のライブラリ。初心者にも扱いやすく、レスポンシブ対応も容易です。
・Tailwind CSS
ユーティリティファーストのCSSライブラリで、クラス名ベースでスタイルを指定します。UIコンポーネントは含まないですが自由度が高く、最近特に人気があります。
・Material UI(MUI)
Googleの「マテリアルデザイン」思想に基づいたUIライブラリ。Reactと相性がよく、業務系アプリでもよく使われています。

Webサイトやアプリの見た目が「なんとなく似てるな〜」と感じる理由には、こうしたUIライブラリの存在があります。
しかし、どんなに便利でも、それをどう使いこなすかは開発者の工夫やこだわり次第です。UIライブラリはあくまで"道具"であり、それだけで良い体験が生まれるわけではないからです。
私たちは、これからもUI/UXの質を高めることに努め、より快適に使っていただけるサービスを目指してまいります。

Yamane




2025年7月22日 (火)

夏とベースと汎用性

皆様、はじめまして。 マーケティング営業部の阪本です。
日々目の前のことをこなしていく内 、あっという間に夏を迎えてしまったなと。
酷暑、湿気、そして台風によって感じる今日この頃でございます。

そうはいっても、夏というのは悪いことだけではなく、
花火やBBQ、様々なイベントが多く開催される季節でもあるなとも思います。

ただ、個人的には音楽活動を元々行っていたこともあり、
夏といえば、FUJI ROCKやSUMMER SONICなど規模の大きい音楽フェスに出演する…とまではありませんでしたが、様々な音楽イベントに出演するといった印象もあります。

今回は夏…とは関係はありませんが、音楽活動を行っていた際に感じた話を以下に書いていこうかなと思います。

私自身のバンド活動も行っておりましたが、それとは別に企業やバンドから依頼されベースを弾くといったいわゆるサポートベース業を行っておりました。
サポートベース業を行っていた際も大学時代に買ったベースを使っておりました。

大学時代は、ベースを始めたばかりであるのと、お金もありませんでしたので、
初心者が購入するようなベースを買おうかと考えておりました。
しかし、一緒にいたベースの上手い友人が「初めにいいものを買っておいた方が良い」と何度も言うので、結局大学生で楽器初心者の身に余る値段の高いベースを購入しました。

当時を振り返ると、値段の上下による音の違いなどは分からないし、大学生のその時の「ノリ」というもので購入した側面は正直なところ強かったと思います。

しかし、練習をしていく内に音の違いというものが段々と分かってきた現在では、自分が購入したベースの音の領域が広く、かつどのような状況であっても対応できる楽器であるのかというのを実感しているので、あの時の決断は正解であったと思います。

様々なところでライブを行いましたが、毎回同じ機材、同じ環境で出来るわけではありませんので、異なる環境下で自分自身が出したい音を如何に出すかという状況でした。

その際に、音が詰まることなくバランスよく音を響かすためには、使用している機材にかなり左右されていきます。
そういったときにトラブルなく自然と適用することが出来るというのは、グレードの高いベースでなければ中々難しいところではあります。

分かるようになってからいいものを買うというのももちろん間違いではありませんが、その際にまた余分にお金がかかってしまったり、いいものを買わなかったが故に本当は十分な能力があるのに、自分自身が能力が発揮できていないと錯覚してしまうなどの弊害も考えられるなと思います。

この経験で、現在、必要としているものだけではなく、その先に何が必要になるのかを考えて「もの」を買うことの重要性について学びを得ることが出来たなと個人的には思います。

最後になりますが、弊社でも今後様々な汎用性の高い製品をご提供していくことはもちろんのこと、それをどのように使っていくのか、運用部分も含めて皆様にご提案できるように邁進していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

Sakamoto_2




2025年7月14日 (月)

長い夏の熱中症のおはなし

Ozaki


こんにちは。総務部の尾崎です。

梅雨もあっという間に明けて、気づけば夏本番。朝、車に乗り込んだ瞬間からフロントガラス越しにじりじりと日差しを感じて、「あぁ、いよいよ本格的な夏が来たなぁ」と思う今日この頃です。
今からの時期、気を付けたいのは、「熱中症」ですね。車や電車での移動が中心の方も多いかと思いますが、この時期になると、外回りや立ち会いなどの業務に限らず、私たちの日常生活の中にも「熱中症」のリスクがじわじわと忍び寄ってきます。
実は昨年の夏、私自身が軽い熱中症になってしまいました。といっても、炎天下を歩いていたわけでも、スポーツをしていたわけでもありません。その日は仕事が休みで、自宅でのんびり過ごしており、電気代も気になっていた時期だったので、「窓を開けて扇風機をつけていれば平気か」と思ってエアコンをつけずに寝ておりました。
目が覚めると全身汗びっしょりで、頭は重く、吐き気も。「これはもしや・・・」と感じて、急いで水分補給をしてしばらく横になったのですが、なかなか体調が戻らず、「やっぱり熱中症だ・・・」と身をもって実感しました。
熱中症についてはニュースなどで注意喚起もされていて、自分でも“知識”としては持っていたはずなのに、「そんな簡単に熱中症にならないよね」そう思って油断していたのが原因だったと思います。あの日以来、私は“真夏の節電”はきっぱり諦め、電気代がちょっと上がったとしても、体調を崩すよりずっといいと思うようになりました。
今では私は室内でも温度や湿度に気を配るようになり、こまめな水分補給やエアコンの活用を心がけています。もちろん、外出するときは、ネッククーラーを活用するようにもなりました。
外回りをされる方も、事務所で働く方々も、炎天下では水を飲むように気を付けてはいても、室内になるとつい水を飲むのを忘れていたり、塩分を取ることも後回しにしてしまったりすることがあるかもしれません。ですが、熱中症は“誰にでも起こりうること”なので、ほんの少しの習慣で防げることも多いものです。業務中、水分補給忘れてないかな?と少しだけ体調を振り返る時間をもっていただけたらうれしいです。
ちなみに、今年は愛媛県でも熱中症対策の取り組みが広がっていて、県と大塚製薬、そしてセブン-イレブン・ファミリーマートの2社が連携し、コンビニ店頭での啓発活動が始まっています。店内のモニターで熱中症対策の動画が流れたり、スポーツドリンク売り場にPOPが掲示されたりと、買い物ついでに自然と意識できる工夫がされているそうです。こうした地域ぐるみの取り組みを見ると、「自分も気をつけよう」と背筋が伸びる気がします。
夏本番を迎えるこれからの時期、体調を崩さず元気に乗り切るためにも、熱中症対策は“仕事の一部”くらいの気持ちで取り組んでいきたいと思います。
みなさんもぜひ、少し早めの休憩や水分補給など、できることから取り入れてみてください。


2025年7月 7日 (月)

ネット証券の多要素認証から考える、パスワードとセキュリティ対策

こんにちは。イノベーション開発部の坂井です。いよいよ夏本番となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 先日ネット証券にログインしたところ、多要素認証の設定をお願いします、というお知らせがありました。しかも、設定しないと取引が制限されるとのことでした。取引ができなくなるのは困るのですぐに認証の設定を行いました。
 どうやら、いくつかのネット証券で不正ログイン・不正取引の騒ぎがあり、それを受けて多要素認証が必須化されたようです。不正ログインの一部はフィッシングによるものではないかといわれているようです。
 フィッシングとはメールやSMSを送り付け偽のウェブサイトに誘導し、アカウント情報などを入力させ盗む詐欺です。対策として、
・メッセージのフィルター機能を使う。
・メッセージ内のリンクを開かない。
・ブックマークなどを使用し、正規のウェブサイトにアクセスする。
・パスワードを使い回さない。
・パスワードマネージャーを使用する。
・OSやブラウザを最新の状態に保つ。
などなど、色々あるようです。セキュリティは多層防御が重要ですから、なるべく多くの対策をしたいところです。

 私も普段からブラウザのパスワードマネージャーは利用していたのですが、ブラウザに入力しないゲームのパスワードは紙に書いて引き出しに入れていました。コピー&ペーストができないので手で入力する必要があり大変でした。
 たまにしかパスワードを要求されないので長い間紙で保存していたのですが、思い立ってブラウザ以外のパスワードマネージャーを使ってみました。私が使ってみたものは
・クラウドで保存
・PC、スマホで利用できる
・マスターパスワードでアクセスできて、二段階認証も利用可能
・ブラウザの拡張機能でパスワードの閲覧も簡単
・テキストも保存できる
など、便利に使うことができました。
 パスワードマネージャーには色々な種類がありますが、それ自体の管理方法も含め運用の際には内容をご確認の上ご利用ください。

 ソフトウェア開発の際にはパスワードの取り扱い以外にも注意すべき点は多くありますが、細心の注意をして開発を行っています。皆様もパスワードの扱いにはご注意ください。

Sakai



2025年6月30日 (月)

“推し”がいれば、暑さも乗り切れる!?

皆様、お久しぶりです、CSS部の関谷です。
蒸し暑い日が続いていますね。
なんとなく仕事のやる気が落ちてくるこの季節、皆さんには「気分が上がるもの」ってありますか?
アーティスト、アニメ、動物、スポーツチームなど……そう、「推し」です。
“推し”の存在に元気をもらったり、癒されたり、毎日を乗り越えるエネルギーをもらっているという方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりで、推しの動画を見たり、グッズを眺めるだけで気分が上向きになります。

Sekiya1


仕事にも“推し”を!
日常生活での“推し”は、割とすぐに見つかるものです。
でもふと、「仕事にも“推し”ってあるのかな?」と考えてみました。
もちろん、業務内容そのものを「推し」とまでは言えなくても、「この機能、便利!」「このツール、神!」と思えるものがひとつくらいあるのでは。
そう、それが“業務推し”なのかもしれません。

私たちの“業務推し”は…?
皆さんにご利用いただいている「権」ですが、最近いろいろな画面に「ある“ボタン”」が追加されているのをご存じでしょうか?
「前からあったような…?」と思われた方、もしかするとまだ気づいていない方もいらっしゃるかもしれません。
そのボタンとは――「ヘルプ」ボタンです!

「えっ、ヘルプ?」と思った方へ
「ヘルプ」と聞くと、「困ったときに開くもの」と思いがちかもしれません。
でも実はこのヘルプボタン、**業務をスムーズに進めるための“推し機能”**なんです。
操作に迷ったとき、あいまいな記憶のまま進めて失敗するよりも、その場ですぐに正しい情報にアクセスできるのは大きな助けになります。
• 画面に合わせた内容にすぐアクセスできる
• 図や手順つきで、初めての操作でも安心
• 「知ってるつもり」でミスするのを防げる
そんな“地味だけど頼れる存在”が、今の私たちの業務推しです!

Sekiya2


最後に:自分の業務推し、見つけてみませんか?
暑さで集中力が落ちがちなこの時期だからこそ、
ちょっとした便利さや支えになる機能が、仕事のストレスを軽減してくれるかもしれません。
「推し」がいると、気分が上がる。
それは、仕事でもきっと同じです。
まずは、ヘルプボタンを一度クリックしてみませんか?“業務推し”が、そこにあるかもしれません。


2025年6月23日 (月)

AIにノイズを与えると精度が上がる意外な研究結果

こんにちは、開発部の森です。
最近話題のChatGPTのようなAIは、人間のように自然な文章を生成し、私たちの質問にも的確に答えてくれます。しかし、実はAIも時折「カンニングペーパー」を参照しながら回答を生成していることがあるのです。
もちろん、実際に紙のカンニングペーパーが存在するわけではありません。AIが質問に答える際、事前に学習した膨大な知識に加え、「外部の情報源」からリアルタイムで情報を取得し、それを参考にすることがあります。この仕組みは、専門用語で「RAG(ラグ)」と呼ばれています。
例えば、「今日の天気は?」とAIに尋ねると、AIは気象情報のデータベース(これがカンニングペーパーの役割を果たします)を参照し、「晴れです」や「午後から雨が降るでしょう」といった情報を提供してくれます。これがRAGのイメージです。

さて、ここで皆さんに一つ質問です。もしAIに最高のパフォーマンスを発揮させたい場合、どのような「カンニングペーパー」を準備するでしょうか?
一般的に考えれば、「質問に関連する情報のみを網羅したカンニングペーパー」が最適だと考えるでしょう。余計な情報がなければ、AIも迷うことなく正しい答えを見つけ出せそうです。実際、私たち人間も、テスト勉強で関係のないことまで記憶してしまうと、かえって混乱してしまうものです。
ところがAIの世界では、私たちの直感とは異なる、非常に不思議な研究報告がなされています。
それは「AIに渡すカンニングペーパーに、意図的に質問とは全く関係のない情報を加えた方が、AIの回答精度が向上する場合がある」というものです。

「一体どういうことだろう?」と疑問に思われるかもしれません。
例えるなら、歴史のテストで「徳川家康について説明しなさい」という問題が出題されたとします。その際、カンニングペーパーには徳川家康に関する情報がちゃんと書かれている上で、さらに「昨日の夕食の献立」や「好きなアニメのキャラクター」といった、一見すると全く関係ない情報も少しだけ混じっていた方が、なぜか徳川家康に関する説明がより上手になる、といったイメージです。にわかには信じがたい話かもしれませんね。

この研究を発表した研究者たちも、当初は「無関係な情報を加えると、AIは混乱し精度が低下するだろう」と予測していました。しかし実験の結果、予想とは異なる興味深い結果が得られたのです。
「なぜそのような現象が起こるのか?」という疑問が生じますね。明確な理由はまだ研究段階ですが、いくつかの興味深い仮説が提唱されています。
・多くの情報の中にごく少量の無関係な情報が混在することで、かえって本当に重要な情報が際立ち、AIがそれに集中しやすくなるのではないか。
・少量のノイズ(無関係な情報)が存在することで、AIが情報をより慎重に吟味するようになり、結果として誤りが減少する可能性。
・質問と「少し関連があるものの、詳細を見ると誤っている情報」は、実はAIをより混乱させる可能性があります。それと比較すると、「全く無関係な情報」はAIにとって「これは無視すべき情報だ」と判断しやすく、結果的に処理の邪魔にならないのではないか。

一見すると邪魔に思える「ノイズ」が、意外な形でAIの性能向上に寄与するというのは、実に興味深い現象です。
我々は、このような生成AI技術の進化にこれからもキャッチアップし続け、実用的な形でお届けできるよう、今後も一層努力してまいります。

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参考:
「The Power of Noise: Redefining Retrieval for RAG Systems」
url: https://arxiv.org/abs/2401.14887



2025年6月16日 (月)

やっぱり便利な?オンライン手続き

こんにちは。総務部の吉村です。
年が明けて半年が過ぎ、気づけば梅雨が訪れ、雨の音に包まれる季節となりました。
新年の抱負を思い出しながら、後半も充実させていきたいと強く願う今日この頃です(笑)

最近のことですが、ある金融機関のアプリを導入しました。利用していたネットサービスが終了となり、今までの内容にプラスの機能が装備された「窓口と同じ体験ができる」アプリが誕生したそうで、導入を進められていました。
面倒くさがりな私としては案内が届いてもしばらく放置していましたが、知り合いがそのアプリで管理しているという話を聞き、私も導入してみました。
導入手順は、まずアプリをダウンロードして→アカウント登録(本人確認の登録)といったもので、①自分でスマホ操作、②ビデオ通話で行員と会話しながら操作、③店頭で手続きするのいずれかから行います。その際、本人確認が必要となりますが、確認書類はマイナンバーカードか運転免許証どちらかで行います。私はスマホで手続きを行うことにし、本人確認は運転免許証を選択しました。別件でこういった操作を行ったことがあったので、さら~っとできるかと思いきや…少し様子が違っていて、少し手こずりましたが、何とか手続きは完了しました。経験があったからすんなりいくと思い込んでいましたが、同じ確認書類を使っても利用先によってやり方が違うんだということを改めて学びました。私のようにきっとスムーズに手続きできない方もいらっしゃるかと思いますが、動画で簡単な操作案内があったり、要所要所で注意事項や操作ガイドが準備されていたり、ちゃんと説明を読んでいけばゴールまで辿りつけるようになっていました。また、それでもうまくいかない場合はビデオ通話で行員と会話しながら進めていけるサービスがあり、操作が苦手な人には心強いサービスだなと感じました。
また話は少し逸れますが、知り合いからこのアプリの品質向上のためお客様の声を集めているということを聞きました。実際、今ある機能が便利な反面、将来的にリスクにつながりかねない点があるため、こういった設定ができるようにして欲しい。といった声もあがっているようで、すぐに機能が追加・改善されるかは別として、この仕組みは素敵だなと個人的に興味が湧きました。これは金融機関、お客様双方にメリットが生まれる可能性があり、サービス自体もグレードアップしていくことが期待できます。まだまだアプリを使いこなせていない私ですが、使っていくのが楽しみです。私もこうした方がいいのではといったことがあれば、伝えてみたいと思います。

今では生活のいろんなシーンでオンライン手続きができる環境が整ってきました。なかなか一歩が踏み出せないこともありますが、今は自分で操作できるよう色んなものが準備されていて、案外やれるものです。そして、使ってみるとやっぱり便利。慣れないサービスに抵抗がある方がいらっしゃれば、是非チャレンジしてみてください。

Yoshimura



2025年6月 9日 (月)

3Dセキュア義務化について

こんにちは。マーケティング営業部の三原です。

 夏も近づき、日中は汗ばむ季節になりました。
小学校等では運動会も近づき、学校付近を通ると、運動会の練習で、元気のいい子供の声が聞こえ、元気をもらえますね。

 5月はGWもあり、総会などのイベントごとも多く、いつも以上にご多忙だった方もいらっしゃるかと思います。
 先日「母の日」のプレゼントをネットで注文しようとしたところ、クレジットカードの情報入力画面でエラーが、、、以前も同じサイトから購入したことがあるのに何でだろうと不思議に思ったところ、関連性があるかはわかりませんが、ふと3月31日より3Dセキュアが義務化されたことが頭をよぎりました。

“権”の登記情報読取機能でも3Dセキュアが原因で、ご迷惑をおかけしてしまった方もいらっしゃいますので、今回は3Dセキュアについて調べてみました。

・そもそも3Dセキュアってなんで必要なんだろう
〈3Dセキュアとは〉
3Dセキュアは、オンラインでクレジットカード決済する際に、ワンタイムパスやアプリ認証で、本人確認をするセキュリティ機能です。
〈なぜ必要なのか?〉
近年、ネットショッピングの普及により、カード情報の流出や不正利用が横行しています。購入者本人であることを追加認証することで、情報流出や不正利用のリスクを軽減するために導入されました。

中には3Dセキュアに対応していないクレジットカードや、設定が複雑なカード、アプリ認証の必要なカードもあるとのことです。より安全にオンライン決済するために必要なことですので、皆さんお手持ちのカードを確認してみてください。

登記情報読取機能においてのエラーに関しましては、現在”権”の新着情報で対応方法を公開しております。
もし、まだ設定をされておらず、エラーが出ている場合は、参考にしていただければと思います。

<登記情報読取機能のエラー対処法>
・Windows10の場合
「設定」画面から「ネットワークとインターネット」をクリックします。
「ネットワークと共有センター」をクリック後、「イーサネット」をクリックします。

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「イーサネット」から「プロパティ」を選択し、、「インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外してください。

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・Windows11の場合
「設定」から「ネットワークとインターネット」をクリックします。
「ネットワークの詳細設定」をクリック後、「イーサネット」をクリックし、その他のアダプターオプション欄の「編集」をクリッ クします。

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Windows10と同様に「インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外してください

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ネットワークの設定手順は以上になります。

インターネットが便利になる一方で、こういった不正利用などの対策も徐々に必要になっていきます。
セキュリティがしっかりされ、不正利用などがなくなるといいですね!!


2025年6月 2日 (月)

個人メモからチーム共有まで。Notionで広がる情報管理の可能性

こんにちは、イノベーション開発部の浅海です。
皆さんは日々の情報管理や整理をどのようにされているでしょうか。
 私は最近、Notionというツールを使い始めました。Notion自体は以前から部内で使用されていたため存在は知っていましたが、個人のメモはこれまでメモ帳やWordで行っていました。しかし、書いた内容が増えてくるにつれ、どこに何を書いたか分かりづらくなり、情報の管理に手間を感じるようになってきました。そこで改めてNotionを使ってみたところ、非常に便利で、今では日常的に活用するようになっています。
Notionは、メモ、Wiki、タスク管理などを一つのツールで行うことができる情報管理サービスです。特徴としては、フォルダのような構造で階層的に情報を整理できる点が挙げられます。Wordやメモ帳では一つのファイルにすべての情報を書き連ねる形になりますが、Notionでは関連する項目ごとにページを分けて保存できるため、あとから見返すときにも探しやすく、関連する項目もまとまっているため非常に効率的です。
 また、以前から部内で利用していたこともあり、Notionの共有機能や共同編集機能の利便性もあらためて感じました。Wordなどでも共有は可能ですが、Notionではクラウド上で一つのページだけでなく、複数のページや全体の構成をそのまま共有することができます。他の人が作成したページにコメントを加えたり、自分の資料を元に一緒に情報を追加・整理したりといったことが容易に行えます。
こうした使いやすさから、今後も業務の中でNotionを積極的に活用していこうと考えています。まだ使ったことのない方も、業務メモや調べたことの記録などから気軽に始めてみると、便利さを実感できるかもしれません。
 最後になりますが、私たち株式会社リーガルとしても、皆様の業務をより便利に、快適にするような製品・サービスの開発に努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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