カテゴリ「イノーベション開発部」の194件の記事

2022年9月 5日 (月)

支店所在地における登記の廃止

こんにちは。イノベーション開発部の西山です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
屋外ではもちろん、室内でも冷房をつけずに過ごすと熱中症になることもありますので、暑さ対策・水分補給等、十分お気を付けください。

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さて、ご存知のとおり、本年9月1日に「会社法の一部を改正する法律」の未施行部分が施行され、支店所在地における登記が廃止されました。

かつて(平成18年5月の会社法施行前)は、支店の管轄登記所でも、本店の管轄登記所と同程度の内容を登記していました。
その後(本年8月末まで)は、支店の管轄登記所では一部の事項のみ(商号・本店・その管轄内の支店所在地等)が登記事項となっていました。
そして今般、廃止となりました。

インターネットの普及により、本店の管轄登記所での登記情報を全国どこでも取得・確認することができるようになって、支店の登記簿を備え付ける必要性が無くなっていることや、会社の負担軽減等の観点からも、廃止されることとなったようです。

司法書士システム“権”でも、支店登記用の書式や、本店・支店の一括申請用の書式などご用意しておりましたが、9月以降はそれらが不要となりますので、バージョンアップにて対応いたしました。
今後は支店所在地における登記は不要となりますので、ご留意ください。

法律や制度も時代に沿って変化していきます。
弊社製品も、時代にあわせてより便利にしていけるよう、努めたいと思います。

※司法書士システム“権”をご利用のお客様へ
上記支店所在地における登記の廃止につきましてはV20.05.00とV20.04.00をお使いの方が対象のバージョンアップとなります。
バージョンアップ内容等詳細につきましては、司法書士システム“権”の「新着情報」をご覧いただくかリーガルまでお問い合わせください。

2022年8月15日 (月)

「カーリング」への興味は尽きない

皆様お久しぶりです。イノベーション開発部の長野です。

地元の愛媛県今治市の玉川ダムではこの夏、インターハイのボートの大会が予定されておりますが少雨で湖面が下がっております。
この記事が出るころには回復していますでしょうか。
ボート競技などあまり見る機会がありませんので、ぜひ応援に行ってみたいものです。

さて今回の話題ですが「カーリング」です。
なぜ、この暑い時期に冬のスポーツである「カーリング」かというと、全日本の録画がレコーダーに残っており、いまだに繰り返し見ているからなんです。
見る側としてはカーリングシーズンは、去年の9月から今年の5月までと長かったのです。

「カーリング」は長野冬季五輪で正式採用(実際は2度目のようです)されたスポーツです。
皆様ご存じの通り、数十メートル離れた的(ハウスと呼びます)に石(ストーンと呼びます)を滑らせてハウスの中心に近い側が得点する競技です。
ただストーンを目標に向かって滑らせているようですが、そのストーンを押し出す強さや角度を調整するのはもちろんのこと、ストーンに左右の回転を与え軌道を曲がらせたりもしています。
さらに、ストーンの滑る直前をブラシで擦ったりしてストーンのスピードや軌道を調節したりもします。
しかもその全てをその日の氷の状態に合わせてしているのです。
なんと複雑なことをしているのでしょう。

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「カーリング」は“氷上のチェス”と言われたりします。
現状のストーンの位置を確認し、次の状態、その次の状態、更にその次の状態を想像して今どうするのかを判断する様が“チェス”と似ているのでそう呼ばれているのです。
「カーリング」はチェスのように置きたい場所にストーンを置けるとは限りません。
では、そのあたりのリスク管理はどうしているのでしょう。
ベストなストーンの挙動をAプラン、次善の策をBプラン、場面に依ってはその次の策としてCプランと予めチームで合意し、投げたストーンのスピードや軌道で判断してよりよいプランが実施できるように声を掛け合っているのです。
良いチームは、ストーンを思った通りに投げ、動かすことができるのはもちろんのこと、うまくストーンが滑らなかった時にチーム全体でスムースにBプランやCプランに移行できるのです。

「カーリング」は普通10回の攻防を経て決着がつきます。1回の攻防はそれぞれのチームが8つのストーン、合計16個のストーンを交互に投げることで構成され、最後にハウスの中心に近い側だけが得点します。
そして、得点をした側は次の回は先攻になります。
ハウス中心に近い側のみが得点しますので、最後にストーンを投げる後攻が有利です。
ですが、トップ選手によると、先に投げる先攻が得点しやすい大会、後に投げる後攻が複数点を取りやすい大会と、大会が始まってみないと分からないのですが傾向としてそういう風なものがあるそうです。
その違いは作戦面にも当然及び、有利な後攻であっても、局面によっては次の回の後攻を取るために相手に1点を取らせるプランを選択することもあるそうです。
なんと深い判断なのでしょう。
物事はハマればハマる程、その裏に隠れている大きなものの存在に気付かされます。

最後になりましたが、私たちも日々研鑽しております。
私たちリーガルの1手2手先をよむサービスにご期待ください。

2022年7月25日 (月)

AIとプログラミング

おひさしぶりです。イノベーション開発部の野村です。

ここ数年AIを使ったサービスが多く提供されています。私も開発をしておりますのでニュースなどでAIの文字があれば目を通すようにしていますが、最近「GitHub Copilot」が一般提供されたという見逃せないニュースがありました。

GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)は、GitHub社が提供する「AIとペアプログラミング」が行えるサービスです。ペアプログラミングとは「ドライバー」と「ナビゲーター」の二人で一緒に作っていく開発手法で、ナビゲーター役がどのようなコードにすべきかを指示して、ドライバー役がコードを記述することで一つのプログラムを作成していきます。二人で検討しながらプログラミングを進める形になりますので、作業ミスを軽減でき、質の高いコードができるといわれています。

GitHub Copilotではドライバー役をAIが担当し、ナビゲーター役のプログラマーが考えた処理の概要をコメントや関数の型(関数名や引数、戻り値など)として記述すると、プログラム(コード)をAIが提案してくれるというすごく便利なサービスです。AIが学習する際に利用しているコードはGitHubで公開されている世界中の人が書いた何十億行のコードらしく、かなり精度の高い提案をしてくれるそうです。

私も実際に試したところ、想像していた以上にすばらしいものでした。例えば、「フォルダをダイアログで選択」とコメントを書くと、動作するコードを提案してくれました。

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今回例に挙げたものは簡単な処理ですので上手くいきましたが、色々と実験してみると上手く提案してくれないことも多く、提案された場合でも例外処理(※1)がないなど、そのまま利用できるコードになることは少ないようです。ただしAIが予めコードを提示してくれますので、上手くはまれば大幅に開発効率を上げることが期待できると思います。
これから更にAIが学習を進めていくと提案の精度も上がってくると思いますので、プログラマーは処理を考えるだけで良くなるすごい時代が来るかもしれません。

※1 プログラムが通常の処理では想定していない事態や事象を「例外」と呼び、例外が生じた時の対応を記述したコードを例外処理という。例えば数字を入れるべき所に文字を入れると「数字を入力してください」というメッセージを表示して入力をやり直させる、など。

2022年6月13日 (月)

アナログメモとデジタルメモ

こんにちは、イノベーション開発部の森です。
早速ですが、皆様の中には、一日中画面に向かっている方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人です。動画を見たり、音楽を聴いたり、本を読むことさえ画面を見ています。
基本的にPCかスマホでほとんどのことをしていますが、それでもメモを取る時だけは紙に書くようにしております。感覚的な話ではありますが、心地良いと感じているためです。
もちろんメモができるwebサービスやアプリも多く普及しており、多くの便利機能を装備して、ユーザーの生活を豊かにしております。紙に書くメモをアナログメモ、webサービス等を使ってメモするのをクラウドメモやデジタルメモというそうです。ここではデジタルメモで統一します。

良い機会なので、アナログメモとデジタルメモのメリットをまとめてみました。

アナログメモ
メリット:一覧性がよい、自由度が高い、目に優しい、お手軽
デメリット:整理できない、全てを持ち運べない

デジタルメモ
メリット:編集,検索ができる、データを添付できる、全てのメモを持ち運べる
デメリット:デジタル機器が必要、メモを取るまでに一手間かかる

アナログメモは、パラパラとメモしたことを見返したり、好きなように線引きや図表を作成できるのが強みですが、その代わり追記や整理ができなかったり、常時全てを手元に置いておくことが困難です。
デジタルメモは、何度も書き足せる編集機能や、一緒に画像を付けたり、検索できることが強みで、デメリットは必ずデジタル機器が必要なこと、いちいちメモアプリを立ち上げる手間がかかることです。

最近の生活様式では、スマホが必ず近くにあり、PCもある。多くの人にとってデジタルメモというのは最適解に近いものになっているように思います。
ただこの手書きとタイピングの分野では、手書きの時のほうが脳が活発に活動しているという研究結果も出ているようです。手書きはタイピングと比較して、脳の多くの分野を絶えず使用しているため、脳が活発に働いているということだそうです。冒頭で申し上げた、感覚的に心地よいと感じる部分がそこにあるのかもしれません。
デジタルメモもタッチペン等で手書きができるものなどもあって、非常に多機能になり利便性が高いですが、考え事をしているときなどは紙に書き出してみてはいかがでしょうか。

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2022年5月 9日 (月)

使いやすいUIとUX

初めまして。イノベーション開発部の浅海です。

私は猫一匹ともう一匹ペットを飼っているのですが、仕事終わりや休みで家にいる時にすぐに近くによって来てくれて癒されています。ここ数年でモフモフの動物を飼い始めたのですが、今ではモフモフなしの生活は考えられない様になってしまっています。

それでは本題に入りまして、UIとUXについてです。
簡単に説明しますとUIとはUser Interfaceの略称で、サービスとユーザの接点でサイトの見た目や使いやすさのことです。
次にUXとはUser Experienceの略称で、ユーザがサービスやシステムの利用を通して得るすべての顧客体験のことを言います。

皆様は使いやすいUIやUXとはどのようなものを想像しますでしょうか。
私は、「想像したとおりに操作することができて、動きが速い」ものが使いやすいと思っています。このボタンを押したらこうなるだろうと思って押したら、想像通りに動いてくれるだけでも使いやすいものだと思い、少なくとも今後使うことを控えようとはならないのではないかと思います。
逆に、いたるところにボタンが配置されていて見にくいうえに「これはクリックできるものなのか?」とか「登録したいのに、どこから登録したらいいのか分かりにくい」など思うようなサイトやアプリは使用していてストレスを感じ、今後使用するのは控えようとなってしまうかと思います。

また、初期表示やボタンを押してからの画面の表示が遅いというのも最初は我慢できるかもしれませんが、普段良く利用するサイトやアプリなどで頻繁に起こるとこれもなかなかのストレスだと思います。
恐らく、もう使いたくないとか他のもっと速い類似のものに乗り換えたいとなってしまうのではないでしょうか。

私自身、普段ゲームをすることが多いのですが、最近のロードが短いゲームに慣れてしまうと一昔前のロードが頻繁に発生したり、ロードが長いゲームには戻ることが出来ないと思います。(最近のゲームでも遅いものもありますが・・・)

使いやすいUI、UXがこうだというのは人それぞれだと思いますので、万人に受け入れられるような製品やサービスを作成するのは難しいことだと思います。ですが、より多くの方に受け入れらるような製品やサービスを開発していきますので、今後とも弊社の製品、サービスをよろしくお願いいたします。

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2022年4月18日 (月)

GIGAスクール構想がやってきた

こんにちは、イノベーション開発部の大西です。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、もっとも大きな影響を受けた分野の1つが学校教育だと思います。
我が家の3人の子供たちも、2020年3月の突然な臨時休校に始まって現在に至るまで、日々の学校生活から各種行事まであらゆる活動について、それ以前にはなかった様々な制限を受けながら、それでも日々頑張って元気に過ごしております。

さて、そんなコロナ禍の下、昨年2021年の春に中学生になった長女が、学校から唐突にタブレット端末を渡されたかと思うと、それから少し遅れて夏頃には、小学生の息子たちも全く同じような端末を1人1台ずつ持って帰ってきました。
それ以来子供たちは、この「GIGAスクール構想」とシールが張られたタブレット端末を学校と自宅の間で持ち運び、タブレット端末上で出された課題に取り組むようになりました。

この「GIGAスクール構想」という言葉、皆さんもどこかで一度は耳にしたことがあるかと思いますが、ではその内容についてはどのようなものなのでしょうか。これは2019年(令和元年)に文部科学省により開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備することを目的とした取り組みのことを指します。
2019年当時に先進諸国と比べてICT方面で遅れをとっていた日本の教育環境を改善することを目的としており、当初5年間かけて順次整備が進められる予定でしたが、新型コロナの感染拡大を受けてスケジュールが前倒しになった結果、2021年中には小中学生1人に1台のコンピューター配備がほぼ完了したそうです。

ちなみに名称にある「GIGA」は「ギガ」と読みますが、これは数の単位で用いられるギガ(10の9乗=10億)ではなく、「Global and Innovation Gateway for All(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」の略称だそうです。

GIGAスクール構想の実現について:文部科学省

子供たちのタブレット端末を自宅Wi-Fiに接続する際に、私も少し実際に触れてみたのですが、中身は普通のWindows 10を搭載したPCでした。マシンスペック的には高い性能とは言えないものの、Webサイトの閲覧や動画再生などは特に問題なく使えるようです。
さてこのタブレット端末を実際どのように使っているかについてですが、例えば先日小学2年生の息子が取り組んでいた宿題は、おおよそ以下のような内容でした。

1.国語の教科書の音読をタブレット端末に録音する。
2.録音した音声データを自宅のネット回線経由で先生宛にアップロードする。

…上記の例はちょっと「とりあえず試しにやってみた感」が強すぎるかもしれません。それはともかく、現在のところは既存の紙と鉛筆を使った学習内容については従来とあまり変わらないようですが、今後色々な教科書やノートがタブレットにまとまることで、子どものランドセルなど少しでも負担が軽くなればいいですね。

さすがに「学校と自宅を繋いだオンライン授業の実施」となると、いろいろハードルが高く早期実現は難しいかも知れません。
今後はもう少しICTの有効活用を進めていただいて、「これぞまさに革新的」と思えるような学習環境が実現されるよう、今後の「GIGAスクール構想」に期待したいと思います。

―以上―

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2022年3月28日 (月)

成年年齢の引き下げについて

 こんにちは、イノベーション開発部の門岡です。
 今回は、「成年年齢の引き下げ」についてお話ししたいと思います。
 既に我が国では、公職選挙法上の選挙権の年齢について18歳に引き下げられていますが、2022年4月1日より、民法の定める成年年齢が18歳に引き下げられます。
 今回の成年年齢の引き下げ等を内容とする民法改正の内容としては、次の3点が挙げられます。
 
1.成年年齢の引き下げ(民法第4条)
 ①一人で有効な契約をすることができる年齢(いわゆる行為能力に関する年齢)、②父母の親権に服さなくなる年齢、のいずれも20歳から18歳に引き下げられます。
2.女性の婚姻適齢(婚姻可能年齢)の引き上げ(民法第731条)
 現行の男18歳、女16歳とする婚姻適齢を、一律18歳に統一し、女性の婚姻適齢が18歳に引き上げられます。また、婚姻適齢が一律18歳に統一されることに伴い、婚姻による成年擬制(民法第753条)の規定が削除されます。
3.養親年齢を20歳と明記(民法第792条)
 現行法では、養親となる者の年齢を「成年に達した者」としていますが、成年年齢が18歳となることにより、「20歳に達した者」に変更されます。

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法務省 民法の一部を改正する法律(成年年齢関係) 改正の概要(PDF)より引用

 なお、喫煙年齢や飲酒年齢については従来通り20歳が維持されますので、この機会に何が18歳から可能になるのか調べてみるのもいいかもしれません。
 ちなみに、成年年齢の引き下げにより、司法書士などの専門資格についても18歳から就くことが可能になります。

2022年3月22日 (火)

キーボードについて

こんにちは、イノベーション開発部の万場です。

みなさま、仕事や家庭用などでどのようなキーボードをお使いでしょうか。
私の話になりますが、作業環境の快適化として色々な周辺機器を試しているうちにキーボードの深みに嵌ってしまいました。
そこで、今回はよく使われるキーボードの種類と特徴についてお話しようと思います。

①メンブレン
キー毎の接点がついた1枚のゴム製シートが使われるタイプで、静かで適度なクリック感があり使いやすいタイプです。
廉価で最も多く使われており、大きくラバーカップ式とパンタグラフ式に分かれます。
【ラバーカップ式】
ゴム製のドームを押し下げるデスクトップPC購時に付属する事が多い一般的なキーボードです。
私が開発業務時に元々使用していたキーボードもこちらのタイプでした。
【パンタグラフ式】
基本的な仕組みはラバーカップ式と同じですが、電車のパンタグラフのような構造でキーを支える事でラバーカップ式よりも薄くすることができます。
主にノートパソコン等の薄型キーボードに使われていますが、ストロークが短いキーボードが好みの方はデスクトップでも使われています。

②メカニカル
メカニカルはキーの1つが1つのスイッチになっているタイプのキーボードです。
メンブレン方式と比較して耐久性が高い事とスイッチの種類によって打ち心地を選べるため好みのものを選びやすい魅力があります。
色々な種類のスイッチがありますが今回は特に多く使われる3種類について紹介いたします。
【赤軸】(音無し・クリック感なし)
接点の感覚が少ないスイッチです。
キータッチが軽くタイプ音が少ないため近年ではリモート会議でタイプ音を抑えたい場合などにも使われるようです。
【青軸】(音あり・クリック感あり)
意図的にスイッチ内部で音を出す構造になっており作業用よりもゲームで誤入力を防ぎたい場合等に使用される事が多いようです。
【茶軸】(音無し・クリック感あり)
赤軸と青軸の中間のようなスイッチで、あまり音を出さずに接点箇所で押した感覚があるスイッチです。
使用感はメンブレンに近く作業用PCなどで使いやすいためメカニカルの入門用とも言われています。メカニカルの中では使いやすく感じました。

③静電容量無接点
物理的な接点スイッチが存在しないため耐久性が高く、誤って複数回入力されてしまう事が少ないタイプです。
他の種類と比較して高価ですが信頼性と疲れにくさから大量の入力が必要な場合などにに使用されます。私も使用してみたところ、あまりの使い心地の良さで開発業務がより楽しく感じるようになりました。

私自身はソフトウェア開発の仕事でほぼ毎日キーボードを使用していますが、
書類作成や事務作業などリーガル製品を使って頂く際にもキーボードは必須の道具かと思います。
みなさまも快適な仕事環境のためにお気に入りのキーボードを探してみてはいかがでしょうか。

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2022年2月 7日 (月)

「メタバース」について

こんにちは。イノベーション開発部の明です。
この1、2年はリーガルクラウドサービスの開発に携わっているため、いろんなパブリッククラウドや仮想技術に触れる機会がありまして、よく「メタバース」という単語を目にするようになりました。
皆様は「メタバース」という言葉をご存じでしょうか。
語源は英語の「超(meta)」と「巨大な空間(universe)」を組み合わせた造語で、インターネット上の様々な仮想空間の総称や、仮想空間自体の名称として主に英語圏で用いられるようになっているようです。日本では「仮想空間」や「バーチャル空間」の方がしっくりくるのでしょうか。ちなみに中国では「電脳世界」に訳されているようです。
「メタバース」はSF映画の恰好の舞台として様々な映画やアニメに登場しています。「マトリックス」内の‟マトリックス”、「サマーウォーズ」内の‟OZ(オズ)”、「レディープレイヤーワン」内の‟オアシス”が有名なところではないでしょうか。
現実世界ではまだ映画の中のような広大な「メタバース」が存在しないかと思いますが、「メタバース」の基礎となるVR(バーチャルリアル)、AR(アシストリアル)、MR(マージッドリアル)、XR(クロスリアル)などの技術が既にあなたの身近に点在しているかもしれません。
昨年、SNS大手のFacebookがメタバース実現に向けて本格的に動き出したのが記憶に新しいです。
ただ、技術的な壁以外に、プライバシーや法的な側面で解決しないといけない問題がまだまだ山ほど残っています。そのため、すぐさまメタバースの世の中になるとは思いませんが、スマートフォンの普及のように、近い将来に実現されることを大いに期待しています。

この2年間、新型コロナの影響で、世の中での仕事の仕方がガラッと変わったかと思います。テレワークが増え、非対面形式のやり取りがニューノーマルになりつつあります。
今後弊社が提供するクラウドサービスでもこういった変化に対応できるように、しっかり士業の先生方、補助者の方々をサポートしていければと思います。近い将来、クラウド上の仮想オフィス内で、先生方のアバターと依頼者様のアバターがリアルの世界と同じように自由にやり取りができるようになるかもしれません。

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2022年1月11日 (火)

時代の変化について

イノベーション開発部の津田です。ここ数年は夏から秋を通り越して、いきなり冬になっているような気がします。ただ最近は緊急事態宣言が解除されたこともあり、少し外に出かけるようになったものの、寒くて結局家でこもる日々が続きそうです。
今回は実家からのなにげない連絡で懐かしくなったので、MDという媒体について一つ書きたいと思います。実家にある私の部屋はもはや荷物置き場となっており、スペースを空けるため私物でいらないものは処分してねと家族から催促される日々です。その際に親から聞かれたのは、実家に置いてきたMDを処分していいか?ということでした。。一瞬「MD?なんだっけ?」となりましたが、そういえば学生時代にMDで音楽を聴いていた時期があり、わざわざCDの中身をMDに移していたりしたなと思い出してきました。
そのことから少し興味が湧き、少し調べてみると、MD(MiniDiscの略称)はCDより一回り小さい64mmのカートリッジ式で、1992年に製品化が始まり現在にいたりますが、最近ではほとんど生産されておらず、MDを再生できる製品を作成していた最後の一社も2020年に販売終了したとのことでした。そもそも一昨年まで生産していたことに驚きましたが、たぶん今の10~20代の方はMDの存在を見たことすらないと思います。案の定、昨年入社した20代の同僚にMDについて聞いてみると、その存在すら知らず、さらにビデオテープの存在もほとんど知らなかったので、衝撃を受けました。時代は変化したなとしみじみ思います。。。
MDに話を戻しますと、ピークであった2000年以降はデジタル化に押され、ダウンロードできる音楽サービスの登場によってだんだんと姿を見なくなった気がします。当初はCDに変わる製品として大々的に生産されたものの、結局CDが残ってMDは無くなり、今となってはさらに古い媒体のレコードやカセットテープの方が生産されていると聞きます。
私個人としては、学生時代にポータブルCDプレイヤーを持ち運んでいたため、一回り小さくなったMDプレイヤーに最初は感動したものです。しかし、やはりMDで販売されている商品自体が少なすぎたのと、CDからMDにコピーして聴くより、音楽を大容量HDDにすべて保存できるiPod等の方が便利だったので、使わなくなった気がします。
時代を経るごとに次々と新しい技術やサービスが生まれ、また新たなものに置き換わっていくことで進化していきますが、それも今までの積み重ねの結果なんだと改めて感じました。いずれにせよ、とても感慨深いものでしたので、最後にMDに保存した懐かしの曲を少し聴いてから、処分しようかと思っています。

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