コンビニ交付証明書の取扱いについて
こんにちは。マーケティング営業部の早瀬です。
以前の記事でコンビニ交付証明書(2012年12月17日)の概要をご紹介をしましたが、今回は主にコンビニ交付証明書の取扱い方法についてご紹介させていただきます。
今後司法書士の先生方がコンビニ交付証明書を受領する機会も増えてくると予想されますが、対応の準備はいかがでしょうか?
窓口交付の証明書と違いコンビニ交付証明書は、専用紙ではなくA4普通紙に印刷され、コピー防止や偽造・改ざん防止技術が施されており、機器を利用した原本確認と偽造確認の確認手段が用意されています。目視による確認方法もありますが、コンビニの発行機やコピー機の具合によって確認が困難な場合もあるようですので、機器を利用する方法が高い精度で確認ができます。
日本司法書士会連合会(平成25年5月29日付日司連専発第21号)では、コンビニ交付証明書を受領した際の確認方法と動作確認済み赤外線カメラの参考情報が案内されています。
「確認方法」
・赤外線カメラで潜像画像を確認する方法(原本であることの確認)
・表面の記載(証明事項)に疑義がある場合、裏面全体をスキャンし、問い合わせサイトで確認する方法(改ざんがないことを確認)
「赤外線カメラ」
【USB接続Webカメラ】 【小型モニタ付ドライブレコーダー】
ハンファ社 エフ・アール・シー社
NETCOWBOY DC-NCR13U FIRSTEC FT-DR ZERO
【赤外線カメラを利用した原本確認】
赤外線カメラを利用すると可視画像(桜)部分が潜在画像(証)と表示されます
【問い合わせサイトを利用した改ざん確認】
コンビニエンスストアにおける証明書等の自動交付(コンビニ交付)
弊社では平成25年8月6日大阪司法書士協同組合様研修会において、コンビニ証明書の取扱い方法のご説明をさせていただきました。「赤外線カメラ」や「問い合わせサイトの利用」に必要な準備や使用方法、取扱い注意事項などをまとめた資料をリーガルホームページに掲載しています。(こちらよりご確認いただけます)これから準備を行う場合、実際に取扱いを行う場合にはぜひ参考にしてください。