10ギガ回線導入の際にはご注意ください
こんにちは。マーケティング営業部の古窪です。
先日、ラジオを聞いていると、パーソナリティの方が「乾燥機付き洗濯機を買いに行った時、ネット回線を10ギガ(10Gbps)にすると、月々の基本料金が¥1,000程度高くなるけど、その分、洗濯機を5万値引きするって言われて、10ギガにしたんだけど、全然メリット感じられないんだよね…」という、話をしていました。実は私も3か月前に自宅のネット回線を10ギガにしたところで、似たような経験をしていまして、思わず「めちゃくちゃわかる~」と、首をぶんぶん縦に振りたい気分になりました。
そして、私は今もまだ「10ギガ回線の速さの体感」はできていません。
私の自宅はもともと1ギガ回線の有線LAN環境で800Mbps程度のスピードがあったため変更する必要はなかったのですが、「とりあえず今より早いネットの速度を体感してみたい!」という、未知との遭遇を体験したくなったため10ギガへ変更をしてみました。変更してみると「ところどころ注意点があるな…」という感想を持っています。
10ギガ回線までの簡単に手順をまとめると
1.自宅が10ギガ回線に対応している建物(マンション)であるかどうかをネットで確認
2.管理会社に連絡をとり、宅内配線が10ギガ対応しているかどうか確認
現状、大抵のマンションは宅内配線が10ギガに対応していません。あきらめそうになりますが、
3.マンションに住んでいても、光回線を「マンションプラン」ではなく「ファミリープラン(戸建てプラン)」で申し込んで、マンションの宅内配線を利用しない方法で回線を引いてもらう手配
4.工事業者と工事日程を打ち合わせ(土日祝日だと作業費アップする場合も)
5.工事会社さんにて10ギガ回線を開通してもらって、ルーターも10ギガ対応のものに変更。
という流れで回線を10ギガにしました。
回線が10ギガになったし、改めてスピードテストをしたものの900Mbps前後のスピードしか出ません。最高値で1 Gbps。10ギガ回線で契約しても1ギガ。10ギガは最大値とわかっていても、1ギガ回線と変わらないことにショックを受けました。
…が、ここで、私は見落としていたのです!「パソコンの有線LANの最大速度が1ギガまで」しか対応していないことに。
私のパソコンはノートパソコンのため、デスクトップパソコンのように、10ギガ対応のLANカード(NIC)を装備することができません。調べた結果、2.5 Gbps 対応のUSB LANアダプターあることをわかり、即購入。改めてスピードテストを行ったところ、「2.5 Gbps」をしっかり確認できました!「2.5 Gbps」を見たときは結構な達成感を味わえました。
「2.5 Gbps」以上の速度も体感はしたいのですが、デスクトップパソコンと10ギガ対応のNICを手配してトライするのはハードルが高いため、一旦「2.5 Gbps」で満足している日々です。
ちなみにWifiでのスピードはと言いますと、1ギガ回線の時が500 Mbps程度で、10ギガ回線にした後は900 Mbps程度です。Wifiのスピードアップは有線よりさらにハードルが高そうで手が出せていません。
ということで、10ギガの回線の手配もさることながら、パソコン側も10ギガに対応する必要がありますので、ネットを10ギガ回線にする際はご注意下さい。