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2024年1月22日 (月)

こんな季節だから語りたい“お神輿”の話

 こんにちは、マーケティング営業部の山崎です。
 一番初めにお伝えしておきますが、この記事には一切弊社の話題は出てきませんので気楽に読んでいただければ幸いです。

 皆様はお神輿を担いだこと、ありますか?
 真冬に突然何を言い出すのかと思われたかと思いますが、1トン近くもあるお神輿をみんなで担ぐと大きなパワーをもらえて元気になれますし、担ぎ手が少なくなってきていたりするので、この伝統が今後も永く続くことを祈ってこの記事を書きました。お付き合いいただければ幸いです。

 初めにそもそもお神輿とは何を目的としてできたのかということについて触れたいと思います。想像に難くないですが、お神輿自体は神様が神社からお出かけをする時に乗る乗り物です。
 神輿渡御 (とぎょ)という神事において、神様の力をその地域に振りまいて清めたり五穀豊穣を祈るためや願い事を神様に聞き届けていただくためにその地域をお神輿を担いで回ることが主な目的だそうです。お神輿を担ぐときには“えいさ”や“わっしょい”と掛け声をあげながら町内を回ったり、観客から手拍子などでその場を盛り上げたりします。途中、お神輿を下ろして休憩しますが、必ず台の上に置くことになっており、お神輿に乗っている神様を敬う気持ちからきたものだと考えられています。みんなで呼吸を合わせて綺麗に置くことが難しく、一回ではうまくいかないので何回もやり直します。担ぎ手はもちろん、その場にいる全員でお神輿を下ろすので、神輿渡御の中でも盛り上がるポイントの一つになっています。
 他にも、「宮出し」「宮入り」と呼ばれる場面も神輿渡御の花形的な場面ですので、もし余裕があれば一度はお神輿を担いでその熱気を肌で感じていただきたいです。

 ここまで読んでみて、徐々に興味が湧いてきたという方や実際にお神輿を担ぎたくなった方が少しでもいらっしゃれば嬉しいです。ぜひお神輿を担いでこの私の気持ちに共感していただきたいと思っております。

 では実際にお神輿を担ぎたいと思われた方は、まずはどこで神輿渡御が行われているか確認するために、地域の夏祭りやイベントをあたってみましょう。夏祭りなど神輿渡御が行われていることが多いです。
 見つけた時点でやっているかどうかわかる場合もありますが、問合せ先がない場合や事前の確認が難しいようでしたら、お祭りの当日にそのまま参加してしまうのも一つの手です。
 実際にお神輿を担ぐ人たちは法被や祭りっぽい衣装を着て準備をしてることがほとんどですので、当日参加でもすぐ見つけられると思います。私自身もふんどしを巻いて法被を着て参加しています。声をかければ快く対応してくれると思います。法被を着ないといけないというルールはないのでご安心ください。

 ここまで来たらあとはお神輿を担ぐだけです。
 事前に必ずストレッチをしましょう。運動量が多いので十分にほぐしてから参加することを強くお勧めします。
 担ぐ際のコツですが、お神輿を担ぐ場所によって重さや負荷が変わってきます。お神輿の中心部分は一番重いので、負荷が軽く交代がしやすい端のほうをおすすめします。お神輿は木製で中心から外側にいくにつれて担ぐ棒がたわんで端の方が負荷が少なくなります。
 担ぎ方にもポイントがあり、首と肩の付け根に棒を密着させて担ぐと担ぎやすくなります。担ぎ方が合っていないと青あざができたりして痛い思いをしてしまいます。
 もう一つのポイントは、身長が同じくらいの人が担いでいる場所で担ぐことです。身長が合わないとうまく担げないですし見栄えも良くないので、同じ身長の方たちの近くで担ぐことを意識してみましょう。

 さらに、お神輿を担ぐ以外に休憩場所では飲み物やおやつなどいただけることがあり、それもお楽しみの一つになっています。私の地域ではビールをいただけるので神輿仲間と飲みながら楽しんでいます。
 お神輿ならではの新しい出会いや発見もあると思います。興味が湧いた方はぜひこの機会に参加していただければ嬉しい限りです。お神輿を担がなくても観戦するだけでも楽しめますので、足を運んでいただき多くの方にお神輿の良さを知っていただけるとさらに嬉しいです。

 たまにはこういうのんびりした記事もいいかなと思い、投稿させていただきました。
 もし皆様と直接お会いすることがあれば、ここに記載できなかったエピソードもご紹介できればいいなと思っております。

Mikoshi



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