カテゴリ「CSサポート部」の140件の記事

2023年7月31日 (月)

“権”のヘルプボタンって?

 こんにちは。CSサポート部の井上です。
 やっと全国的に梅雨明けし、とうとう夏本番ですね!この時期は特に熱中症には十分注意し、また夏バテしないようにお過ごしください。

 さて、今回は、“権”のヘルプボタンについてのご紹介です。これまで、“権”を利用していて「操作が分からない!」「操作を忘れた!」という場合は、多くのお客様にLegalコンシェルをご活用していただいてきました。しかし、Legalコンシェルを開くには“権”画面の右上にある[Lコンシェル]ボタンからしか入ることができません。また、そこから見たいコンテンツを検索して見つけ出す必要があり、急いでいるときになかなかパッと見つけられないという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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 そのような手間を払拭したのが『ヘルプボタン』になります。このボタンの最大のメリットは、一連の操作の中で困った際に画面上にある[ヘルプ]ボタンをクリックすると、ダイレクトに関連するコンテンツのみが一覧表示されるため、見たいコンテンツを検索する必要がありません。また、よくあるお問い合わせをコンテンツにしていますので、ご覧になりたいものにすぐに辿り着くことができます。現在、ヘルプボタンは“権”内の連件設定画面と電子公証画面の2箇所に装備されていますが、もうご覧いただけましたでしょうか?もし、まだの方は是非ご活用ください。今はまだまだ少ないですが、今後様々な画面にヘルプボタンを設けて、お客様の業務のお力添えができれば幸いです。

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2023年6月26日 (月)

「相続土地国庫帰属制度」をやってみる???

こんにちは、CSサポート部の永井です。
先日、弊社マーケティング営業部の山崎が、「相続土地国庫帰属制度」について記事にしていました。(山崎の記事はこちら
今回、私の親族が相続した土地が遠方にあり、どうするかという話題がたまたまあったので、実際に国庫帰属制度を利用する場合はどういう手続きになるのかな~とシミュレーションしてみました。

法務省の「相続土地国庫帰属制度のご案内」を見ると、3つのステップで土地を国に引き渡すことができるとあったので、いざ、そのステップを見てみました。

まず、ステップ1 「法務局への相談」。
申請権者が持参した資料に応じて国が引き取りできる土地かどうかの相談を行います。
「法務局手続案内予約サービス」から土地が所在する法務局の本局の相談予約をインターネットで取るように記載がありました。

もし土地が所在する法務局は遠方で行けないなぁ・・・と思ったら、最寄りの法務局の本局でも相談は受けてくれるとのことです。

この予約サービスも少し触ってみました。地方法務局を選択して、国庫帰属制度の相談予約という項目を選ぶと、平日の都合がいい日を選択できます。時間は30分間隔で9時から16時までの枠で対面相談、電話相談が選べるようになっていました。
(相談予約以外にもWEB会議での不動産登記手続案内など、法務局にいかなくても受けられる案内があると知りました。)

また、相談訪問時には相談票と土地の状況チェックシートに、下記の資料を可能な限り準備する必要があるようです。

・登記事項証明書又は登記簿謄本
・法務局で取得した地図又は公図
・法務局で取得した地積測量図
・その他土地の測量図面
・土地の現況・全体が分かる画像又は写真

と、すでにステップ1の段階で若干尻込みする自分がいました。。。
一般の人からすると、平日のタイミングで色々と準備をするのも大変でしょうし、資料についても「土地の現況・全体が分かる画像又は写真」くらいしか用意できそうにないよなぁと。
実際、親戚にこの資料の準備できる?と聞いてみると、写真しかわからないとのことでした。
可能な限りということなので恐らく大丈夫だとは思いますが、個人的には少しハードルが高いのではないかと感じました。

では、仮に相談が終わり、ステップ2の「申請書類の作成・提出」に進むとします。
申請書は項目を入力すれば、完成しますが、その申請に必須の添付書類を見て、また尻込みしてしまいました・・・

・承認申請に係る土地の位置及び範囲を明らかにする図面
・承認申請に係る土地と当該土地に隣接する土地との境界点を明らかにする写真
・承認申請に係る土地の形状を明らかにする写真

記載例の用意もありますが、国土地理院地図、境界点や境界線がわかるように示す、形状がわかるような写真。
これはなかなか難しいのでは、と思いました。それこそ、遠方の土地だとしたら、その場所に行く必要があり、土地の境界の杭を見つけたり、形状がわかるような写真を撮るというのは、なかなか素人ではできないのではないかと感じました。

では、仮に各添付書類が揃えられたとしたら、いよいよ申請です。申請後は、書面や実地調査の審査が行われ、事情によっては申請者が同行することもあるようです。
審査期間は約半年から1年が想定されていて、その審査を経て結果が通知されます。
無事に承認されたら、ステップ3の「負担金の納付」と進むことになります。

これまでのステップのなかには審査手数料のことや申請後の注意事項などもありますが、より詳細な手続については、法務省のホームページをご参照ください。

今回一連の手続きを調べてみて感じたのは、相続人にとっては相続した土地の管理が大変な場合、国庫に帰属させるという選択肢が増えるという点では、良い制度だと思います。ただ、実際に利用してみようと考えたときにはそれなりのハードルがあるんだということがわかりました。
それと同時に、手続きの中で、この部分は司法書士の先生に相談、この部分は調査士の先生に相談というように各専門家の先生方の力が必要になり、士業の先生方が一般の方にとってより身近な存在になるのかなと感じました。

今後、司法書士の先生が手続きの相談だけでなく、申請書作成の依頼をされるケースも増えてくるかと思いますが、弊社「司法書士システム“権”」では相続土地国庫帰属の承認申請書(本人申請用)も装備しております。(最新バージョンに搭載)
ご興味のある先生方はお問い合わせください。

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2023年5月22日 (月)

色んなコンピュータ用語の語源

こんにちは。
CSサポート部の大内です。

最近、一気に暖かくなってきました。先日などは真夏日も記録していましたが…。
私は、喉を痛めると熱と咳が長引きやすいので、乾燥しやすい冬は大敵のはずなのですが、やや暑がり体質なので、冬が少し恋しいです。
ただ、最近の心地良い気温のためかこの間の休日は、気づいたら出先でうたた寝していました。暖かくなったことに油断せず、体調管理に気を付けたいですね。

さて、先日は、うたた寝ついでに映画を観に行ったのですが、その映画の中に「バックドア」という単語が出てきました。
直訳すると「裏口」という意味がありますが、コンピュータの世界では「コンピュータへ不正に侵入するための入り口」という意味として使われます。バックドアを仕込まれると、その裏口を利用し、PCやスマホを遠隔操作されたり、システムへ不正侵入されたりするリスクがあります。
映画だけの世界ではなく、セキュリティ的な脅威は、結構身近なものだったりすることがあるので、セキュリティ対策(セキュリティソフトの更新や怪しいプログラムをインストールしない)をしっかりしていきたいですね。

関連して、情報セキュリティに関する用語をピックアップして語源を調べてみました。

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◇ワーム ~worm~
インターネットやメールを通して自己を複製させ感染させていくマルウェア。
ネットワークを虫「worm」のように這いまわって別PCに感染していくことからワームという名前が付けられた。

◇フィッシング ~Phishing~
実在する会社などを装ってWebサイトにアクセスさせ個人情報をだまし取る行為。
釣りという意味の「fishing」が語源だが、手口が洗練されている(sophisticated)ことから「phishing」と綴るようになったとする説がある。

◇トロイの木馬
一見しただけでは問題ない文書などのファイルやアプリに偽装してデバイスの内部へと侵入する。
外部の指令によってデバイスを操るマルウェア。
ギリシャ神話の「トロイの木馬」から来ている。

◇スパム
登録もしていないのに無差別に送信されている広告やメールを総称してスパムと呼ぶ。
語源は加工豚肉の缶詰「SPAM」を使ったバラエティ番組のコントから使われるようになった。
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スパムは、日常でもよく使うワードですが、豚肉の缶詰「SPAM」が語源になっていたことは知っていましたが、バラエティ番組のコントがきっかけになっていたことは知らなかったので、実際に直接触れたいものではありませんが調べてみると面白かったです。

今回はセキュリティに関する用語を中心にご紹介しましたが、他にも何気なく使っているコンピュータ用語の中には語源を調べると面白いものが結構あったりするので、皆様も是非調べてみてください!

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2023年4月 3日 (月)

新しいことを始めたくなる季節ですね。

みなさま、こんにちは。
だんだん春めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
CSサポート部の関谷です。

春となると、卒業・入学・新生活・お花見と色々なイベント目白押し!!ですね。

私の身近にも学校を卒業後にまた違うことへの挑戦をしようとしている人がいるため、触発されて何か始めようかと考えているこの頃です。
久々に資格の勉強をするのもいいなぁと思い、情報収集を始めてみました。
資格とひとえに言っても、法律系・会計・システム系・趣味の分野、それこそ、資格がないとその仕事が出来ないものもありますよね。悩みます…。
仕事に役立つものか、趣味の幅を増やすか、悩みながらもう少し考えたいと思っております。

悩んではいるものの、趣味の幅を増やす資格の勉強の候補がすでにあります。それは片付けや掃除・収納に関する資格です。
実は昨年の後半から祖父母の家の断捨離をしています。
単にものを減らすことは簡単ですが、いかに日常的に使いやすい場所・配置にするかを考えることで、生活水準UPを目指すのが面白く、片付け方法などついつい調べてしまっています。調べていくうちに、片付けや掃除・収納に関する資格がいくつかあるのを知ったので、その取得のための勉強を検討しています。

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ここで、私が断捨離を始める前に、色々調べてやってはいけないことをご紹介少しだけご紹介します。
 ①1日で終わらせようとする。すべての部屋を一気に行う
 ②気分で捨てる。
 ③使えるかどうかで判断する。
 ④収納グッズを準備。
 ⑤最初に決めた価値観を崩さない。

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私が守ったのは、上記5か条。他にも色々ありましたが、自分にあったものを選別しました。皆さんももし、断捨離する場合は、自分合ったやり方を見つけて、楽しみながら行うのが一番だと思います。

さて、断捨離といえば、皆さんが普段ご利用されているパソコンの「ごみ箱」の中身は断捨離…もとい、定期的な整理をされていますでしょうか?
パソコンのデスクトップやフォルダから削除した不要なファイルは、そのまま消えるわけではなく、「ごみ箱」に入ります(※共有フォルダを除く)。「ごみ箱」自体がデスクトップにあるため、「ごみ箱」がいっぱいになっていることでパソコンの起動に時間が掛ることもあります。
このブログを読んでいただいた今日を機会に、「ごみ箱」の中を確認&必要ないファイルは「ごみ箱」の掃除をしてみてはいかがでしょうか。
もし、「ごみ箱」の中に必要なファイルがあった場合は、そのファイル(フォルダ)をダブルクリックすると「元の戻す」ボタンがあり、削除前の場所に戻すことも可能です。
また、「司法書士システム“権”」をご利用いただいている方で必要なファイルをうっかり「ごみ箱」に入れてしまっていた方や色々なファイルがあちこちにあって探している方にはお勧めな方法があります。必要な書類・ファイルは、“権”の案件カルテにある「連絡書類」に取り込んでいただくことで、事件の必要な書類として“権”で保存ができ、一括管理することができます。取り込んでしまえば、自分のパソコンのフォルダからうっかり削除しても大丈夫です。“権”を見れば必要な書類・ファイルが一目で見つかりますので、是非ご活用ください。
その他“権”の便利な使い方につきましては、“権”メインメニューにあるLコンシェルからご覧ください。

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2023年3月13日 (月)

立春朝搾り

こんにちは、CSサポート部の矢野です。
皆様、日本酒は好きですか?私は大好きです。ビールや焼酎、泡盛、ワイン、ウイスキー、紹興酒、マッコリ等々、お酒の種類は様々ですが、個人的には日本酒がナンバーワンだと思っています。冷やしても、常温でも、温めても、熱くしても飲めるのは多分日本酒くらい。甘いのから辛いのまで多種多様。今まで飲んだお酒で感動したことがあるのは私は日本酒しかありません。酔い方も2,3合なら気持ちいい酔い方をさせてくれます。※これは完全に個人の趣向です。

さて、多種多様な日本酒ですが、「立春朝搾り」をご存知でしょうか?
私は2年前に近所の酒屋さんがのぼりを立てて宣伝してるのを見て、初めて知りました。どういったものかは、日本名門酒会のホームページが一番わかりやすいので抜粋します。

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「春を迎える祝い酒」(※1)
さて、春を迎えるめでたき立春の日にふさわしい祝い酒が〈立春朝搾り〉。節分の夜から一晩中、もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒を、 その日の夜に皆さまのお手元にお届けします。

朝できたばかりのお酒をその夜に飲めるのだから、このうえなく新鮮。もちろんいっさいの火入れをしない生酒で、原酒のままお届けします。生まれたてのお酒そのままの、酒蔵でしか味わえないフルーティな香気と、躍動感あふれる味わいを居ながらにしてお楽しみいただけます。

立春の日の朝に産声をあげたばかりのお酒で、生まれたての春を祝いませんか。
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もうこの文を読んだだけでも飲みたくなりませんか?
「立春朝搾り」は全国どこでも買えるわけではなく、各蔵元の近郊にある日本名門酒会加盟の酒販店でしか買えません。
私の住んでいる愛媛県では梅錦と千代の亀というお酒が対象ですが、近所の酒屋さんは梅錦(※2)のみでした。今回も自分用と友人用に2本注文しました。今年は昨年よりもフルーティーな味わいが深くなっていておいしかったです。生原酒なのでシュワシュワとした喉ごしもあります。最高です。本当はもう2,3本注文したいところですが、鮮度が大事なお酒なのと、縁起物という感覚もあるので1本で我慢して味わっています。
今年の「立春朝搾り」参加蔵元は43蔵でした。日本酒好きの皆様はぜひ、来年の1月中に予約してみてください。

コロナ禍を経て、以前のように大勢の仲間とお酒を飲む機会は減ってますが、私同様に一人酒を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?「立春朝搾り」を飲んでいると、2月4日の夜に同じように楽しんでいる酒好きの同志が全国にいるようで楽しくもあります。オフラインでつながっているような感覚です。
現代は仕事でもプライベートでも1日中、コンピューターやスマホの画面を見ている事が多いですよね。目も疲れるし、心身が疲弊してしまいます。たまにはオンラインからオフラインの環境に身を置いて、一人でリラックスする時間を持つことも大事だと思います。
最近読んだ本で刺さった文章があったので紹介させていただきます。

「孤立とは心の内側では悪しき他者に取り巻かれている状態であり、孤独とは心の内側にぽつんと一人でいられる個室を備えている状態である」(※3)

私にとっては、お酒が孤独の個室を開くドアの一つですが、人によって色々なドアがあると思います。
スイーツを食べることだったり、読書だったり、音楽を聴くことだったり、車でドライブしたり、筋トレやランニング、キャンプで焚火などなど。
お酒を介在すると自分自身の中にゆるゆると入っていける気がします。また、酒席では、自分以外の他者との意思疎通がゆるゆると滑らかになる気がします(ただし適量が前提です)。

皆様、毎日の多忙なお仕事の中で、気持ちも体も緊張を強いられていると思います。
お酒に限りませんが、心身ともにゆるゆるに緩和するモノでリフレッシュしたいですね!


(参考)
(※1)日本名門酒会
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377

(※2)梅錦

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(※3)
「聞く技術 聞いてもらう技術」(ちくま新書 1686) 東畑 開人 (著)

2023年1月10日 (火)

年次更新お済ですか?

こんにちは。
みかん食べて風邪知らず(笑)のCSサポート部山下です。
皆様、お正月はごゆっくり、リフレッシュされましたでしょうか?
暖かいこたつやホットカーペットから抜け出して仕事始めを迎え、いよいよ今週からは本格的に業務が始まる!といった事務所様も多いのではないでしょうか?

またこの時期、気持ち新たに仕事始めをすると同時にやっておかないといけないのが「昨年度の締め」です。
多くの司法書士事務所様は12月が年度末で、また司法書士会に提出する業務報告書も12月が締めですね。
日常の登記や相談業務と違い、1年に1回しか見ない書類や更新業務は、長くされている先生でさえやり方をお忘れになることがなきにしもあらずだったり…。
ということで、最近は恒例になりましたが12/13と1/4に“権”の新着情報から「年度更新・集計業務に関するよくあるお問い合わせをまとめました」をご案内しております。

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項目は4つあります。
1.管理番号の変更
2.年計報告資料などの作成
3.事件簿の作成
4.財務会計ソフト連動利用者様向け

必要な所だけをピックアップして、ご参考にしていただくのも良いのですが、中には「やってないけど、これはいいかも」なんていう掘り出し物の機能や使い方があるかもしれません。
また、ご不明な点はお気軽にお電話でもご相談下さい。

今年も、できる限り皆様に寄り添い、少しでもお力になれればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2022年12月19日 (月)

Windws大型アップデート

今日は、CSサポート部の村上です。
段々と朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中との寒暖差が多い日が増えて来ましたが、季節の変わり目で体調にお変わりはありませんでしょうか?
コロナとインフルエンザとの同時感染拡大なども噂されておりますので、手洗いうがいをしっかりして、感染しないように注意したいと思います。

さて、少し前からWindows11とWindows10で、大型アップデートの配信が始まりました。
11月25日に新着情報にてお知らせのとおり、リーガル製品でも動作検証が完了いたしました。

初期のWindows11では、外字を作成時にWindows自体がエラーで落ちてしまうということなどもありましたが、毎月のWindowsアップデートで不具合も解消されており、その他の不具合も最近では解消が見られているようです。
少しずつではありますが、安定したOSへと進んでいるのではないかと思います。

さて、今回の22H2というバージョンですが、セキュリティ面の強化などはありますが、大幅な改変は行わなかったようで、弊社のシステムに致命的な影響はなさそうな状況ではあります。

ただ、以前の大型アップデート同様に、ネットワーク設定の初期化があったりと、一部は設定の調整が必要になるものもあるようです。
動作確認完了のご報告の際には、必要な手順なども新着情報でご案内をする予定ですので、是非、ご確認の上で対処をして頂ければと思います。

今後もWindowsのアップデートだけでなくみなさまのニーズに置いて行かれることのないように、弊社システムのより良いものにしていきたいと思います。
ここ数年間で、家族のための信託支援システムを始め、RSSなどクラウド関係のシステムやサービスもリリースしております。従来のシステムやサービスに加え、みなさまの関心の高いクラウド関係も充実を図りたいと思っておりますので、これまで以上に、ご愛顧とご期待をして頂ければ幸いです。

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2022年11月21日 (月)

Windows Serverって何?

こんにちはCSサポート部の三好です
今回はWindows Serverについて簡単にお話をしたいと思います。
『Windows Serverって一体何?』という疑問をお持ちの方も多いかと思いますが、そんな疑問に、簡単ではありますがお答えします。


まず、『サーバーって、そもそも何なの?』 というところから始めましょう。
サーバーとは英語で書くと「Server」となり、提供する側という意味を持つ言葉です。
つまり、サーバーとは「機能を提供する」ことを言います。これは「サービスを提供する」と言い換えてもいいかもしれません。
そして、機能の提供を受ける側(皆様が普段使われているパソコンですね)をクライアントと言い、このような形式のコンピュータネットワークをクライアント/サーバー型といいます。

次に Windows Server には、どのような機能があるのかお話しましょう。
Windows Server は何といってもファイルサーバーとしての機能が一番有名ですね。
ファイルサーバーというのは、例えば先生方の事務所で働かれている方皆さんで共有したいファイル(WordやExcelファイルなど)を「編集」「削除」「閲覧」「作成」できる仕組みの事です。
次に「Active Directory」によるWindowsPCの一元管理。
Active Directoryとは、Windowsのサーバーに搭載されている機能で、ネットワークにつないでいるクライアント端末やサーバー、プリンター、アプリケーションなどの情報を収集し、一元管理できるディレクトリサービスです。情報とは具体的には、ユーザー情報やIPアドレス、ハードウェアの設定、アクセス権限などです。
Active Directoryには、ユーザー情報の管理機能のほかに権限設定機能などがあり、活用することで管理者の負担を軽減できます。
その他に知られている機能としては、プリントサーバー、Webサーバー、ターミナルサービスなどがあります。
パッと挙げただけでもこれだけあるということで、実に多数のサービスを Windows Server は提供できるんです。
では、実際にはいくつあるのかというと・・・申し訳ございません。実は私も全てを知っているわけではないのです。
でも、数十個はありますね。きっと。(笑)
すごい数ですよね。

これだけの機能を提供してくれるWindows Serverは、まさに『何でも屋さん!』

ではWindows Serverを導入する理由はいったい何でしょうか?
ずばり「高いネットワーク性能と安定性を求められる」からです。
Windows Serverでファイルサーバーを構築したとして、何十人・何百人のユーザーが同じ時間にアクセスしてファイルのコピーやダウンロードをした場合でも回線が切れず、安定した接続ができる「Windows Server」が必要なんです。
アプリケーションを動かしているときに急に接続が切れてしまったりすると大変ですしね。

ただし、Windows Serverもいい事尽くめではありません。
提供される機能が多く複雑であればあるほど、当然専門的な知識が必要となります。
初期設定に多大な時間と手間がかかりますし、あらかじめ情報を共有するグループやアクセス権限などを細かく設定可能なため、設定に必要な項目が自然と多くなります。
従業員が多い企業ほど設定にかける時間と手間が増えていきます。
また、それを管理するためのサーバー管理業者との契約等も必要になるため、サービスの維持にもちろんそれなりのコストが掛かってしまいます。

「とりあえずWindows Serverってのを導入すれば色々便利になるんでしょ?」というイメージだけで導入するのはお勧めできませんが、費用対効果を考えて導入を検討してみるのもいいかもしれませんね。

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2022年10月17日 (月)

今の子どもたちに負けないように!

こんにちは。CSサポート部、平です。
9/1の会社法等の改正により、支店所在地における登記の廃止をはじめとした変更が色々ありましたね。
なかでも司法書士の先生方の関心が強かったものの一つが、株主総会資料の電子提供措置に関してだったのではないでしょうか。私は普段、お客様からのお電話をお受けする部署におりますが、本件に関しては8月頃から多くのご質問をいただきました。
この点に関しまして問い合わせやご要望が多かったことから、司法書士システム“権”でもバージョンアップにて対応しております。。
現在は商業登記の目次選択画面の以下の箇所に書式がございますので、是非ご活用いただければと思います。

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※なお、こちらの対応は、V20.04以上をご利用のお客様のみとさせていただいております。
未対応バージョンでご利用されているお客様は、有償バージョンアップや保守契約へのご加入をご検討ください。

ところで、今年から高校における金融教育が必修化されたんですよね。
私には子どもがいないので、以前そういうニュースを「ふーん」と聞き流してそのままになっていたのですが、今回電子提供措置に関して内容や制度趣旨などを確認しながら、ふと「今の子どもは株式投資などを若くから行ったりするのだろうか」ということが気になりました。
そこで「どんな勉強してるんだろう」と思い、指導要綱や利用教材を確認してみたのですが、自分自身がなんとなく想像していたものよりも遥かに丁寧で充実したものになっていて、とてもびっくりしました。
ご興味があれば金融庁のHPをご覧ください。
https://www.fsa.go.jp/teach/chuukousei.html
内容的なところで言うと、例えば「契約とは何か」というような話が扱われていたり、各投資手段のメリット・デメリットがきちんと説明されていたりします。私は契約というものは大学で民法を習うまでは知らなかったですし、周囲にはリスクも説明せずデイトレードの成功談を語りながら勧めてくる人や、何も知らずに「投資なんて危ないからやめておけ」と否定してくる人しかいませんでした。また、きちんと勉強しようとすれば、それなりにお金を払って書籍などを買う必要がありました。それが今では高校(場合によっては小、中学校)の授業で習う機会があるんだなと思うと、隔世の感があります。なんだか、とても感心しました。
ただ感心してばかりではいられないですよね。今の子どもたちがこれだけの知識を持って社会に出てくるということは、私もしっかりと学び直しておかないと、将来泣きを見ることになりそうです。幸いHPに載っている資料は無料…しかも偏りがない内容で、とても分かりやすく書かれていると思います。まずはこの資料を使って勉強してみます。

2022年10月11日 (火)

サポート終了まで残り数ヶ月

 こんにちは。CSサポート部の井上です。
 突然ですが、来年の年明け早々にひっそり(?)と役目を終えるものがありますが、皆さんご存知でしょうか?
それは、Microsoft社のWindows8.1です。
市場シェアの問題なのか、約2年前にあったWindows7のサポート終了ほどメディアに取り上げられていない気がしますが、ついにサポートが終了してしまうようです。

 Windows8.1におけるMicrosoft社が提供するサポートのうち、メインストリームサポートは、すでに「2018年1月9日」で終了し、現在は延長サポート期間に入っておりますが、こちらは「2023年1月10日」をもって終了となるようです。延長サポートが終了しても引き続き使用することは可能ですが、次の機能がMicrosoft社より提供されなくなります。

①問題のテクニカルサポート
②ソフトウェア更新プログラム
③セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラム

これらの問題点として、ソフトウェア等の不具合やセキュリティの脆弱性(問題)が発見されても対処されないということになります。
そのサポートを受けないままパソコンを使い続けると、最悪「ウイルスに感染する」「パソコンを乗っ取られ悪用される」かもしれません。
また、最新のセキュリティソフトを使っても防げないケースがあり個人情報の漏洩に繋がる危険性も潜んでいますので、残り数ヶ月しかない延長サポート期間内に対応することをお勧めします。

 そこで、Windows7のサポート終了のときと同様にWindows10もしくはWindows11へ『無料』でアップグレードができないのか気になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらMicrosoft社の公式情報によると無償提供はされていないようです。
残された選択肢としては、1つ目「有償にてアップグレードする(一定のシステム要件を満たす必要あり)」、2つ目「新しいパソコンに入れ替える」しかないようです。

 ということで、Windows8.1をご利用の皆さん、“安心”して利用できる環境にするためにも、延長サポート期間内にどちらを選択されるのか早めにご検討してみてはいかがでしょうか。

■Microsoft社の公式情報サイト

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