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2022年9月

2022年9月26日 (月)

リモートワークの余波?

こんにちは! I開発部の橋村です。

今回は仕事とまったく関係ない話なのですが・・・
実は私、和楽器(尺八)を嗜んでおりまして、師範免状も頂いていたりします。

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そんな私が好きな音楽といえば、演者と観客がいないと始まらないわけですが、ここ数年、人が集まることに対してリスクが高いことから、いわゆる一般的なコンサートやライブの数は激減してしまいました。感染状況の変化によって中止や延期が余儀なくされたり、運良く開催できたとしても集客上限が会場定員の半分だったり、一定時間毎に換気のための休憩時間を取る必要があったりで、従前のスタイルで運営を行っても、なかなか採算が取れないようです。

そのため、会場での実開催の代わりに配信ライブ・中継ライブなどが盛んに行われるようになってきました。
実は楽曲の配信に関しては、カバー曲を配信する際の著作権に関する許諾であるとか、投げ銭サービスを利用した際の収入証明であるとか、色々面倒な点があるようです。しかし、それに応じたノウハウの蓄積や新しいサービスの登場などによって徐々に解決され、今となっては各地のライブハウスで、会場での実開催に合わせてオンラインの同時配信が当たり前のように行われるようになっています。
配信・運営側に対応して、演者側も、こぞって配信用機材・・・ミキサーやサウンドカードなどを購入し、YouTubeやFacebook、TwitCastingなどの配信サービス/投げ銭サービスを利用するようになりました。

こうなってくると、自宅で音源を作成(いわゆる宅録)する環境が一気に充実してくるわけです。

通常、アルバムを作成する際にはスタジオを借り切って、オペレータのキュー出しに従って演奏したり歌ったりして音源を作成していきます。もちろんリテイクは可能なのですが、スタジオをレンタルしている以上、どうやっても時間制限があり、1日、或いは数時間限りといった時間との闘いになります。
これが自宅で好きなときに演奏/録音できるようになると、時間制限から解放されますし、多重録音機材や低遅延・高音質のオンラインセッションサービスの登場で、場所的な制約も無くなりました。
結果、今ではコンピレーションアルバムの作成や、アルバムへのゲスト参加も、各アーティストが自宅に居ながらにしてこなせる状況となりました。

音楽をとりまく環境は、このようにほんとうにたった数年で大きく様変わりした印象があります。振り返ってみると、やはり契機となったのはリモートワークによって、一般にオンラインのビデオ会議システム・機材が普及した点にあったのかな、と思います。
機材や技術は十分に行き渡っていますので、アイデアや発想の転換によって、今後もまだまだ新しい取り組みが出てきそうな気配です。

最近は弊社でも、司法書士様や弁護士様に有益な情報を配信すべく、ZOOMを使ってオンラインセミナーを開催しております。
こちらは3か月に1回程度の割合で実施しておりますが、参加は無料で、お申込み制でご参加いただけます。
これまでの以下のように様々なオンラインセミナーを行ってきました。
【司法書士様向け】
・電子契約サービス議事録とオンライン登記申請
・司法書士システム”権”の便利な使い方セミナー
・司法書士業務と公的個人認証制度
・経理処理の常識を変える~司法書士の新しい会計スタイルをご提案~
・司法書士のゼロから始めるクラウド型電子契約~クライアント企業への電子契約サービス有効活用提案~
・マイナンバーカード×登記 司法書士がすべきこと&進化した会計処理
【弁護士様向け】
・弁護士によるITツールの活用事例紹介セミナー
・システム導入の狙いと実践的な活用ポイントとは
・面倒な「相続関係説明図」・「遺産分割案」を手間なく作成する方法
・なるほど!「シーン別・弁護士業務の徹底効率化」

開催時はブログでもお知らせいたしますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

業界の方々の、従来のやり方からの創意工夫や新しい技術・機材を取り込んでサービスを再構築していくフットワークの軽さには脱帽です。
分野は違いますが、逆境に置かれても発想の柔軟さや進取の気風は、大いに見習っていきたいと思った次第です。

2022年9月20日 (火)

「しんにょう」の点はいくつか?

お久しぶりです。リーガル漢字担当の総務部・網本です。
今回は「しんにょう」の点はいくつか?というお話をします。あれ。しんにょうの点の数の話は、だいぶ前に一度していますね。ネタ切れでしょうか。

LEGALブログ(リーガル社員のここだけの話): 字種と字体と書体と。

上の話を踏まえると

①常用漢字と人名漢字のしんにょうは点ひとつ。
②表外字(=常用漢字以外の文字)は点ふたつ

ということになります。

常用漢字の字形は「常用漢字表」の「印刷文字における現代の通用字体」で定められています。また、利用頻度の高い表外字の字形は、「表外漢字字体表」で「印刷標準字体」と「簡易慣用字体」が定められています。

「道」(みち)は常用漢字なので点ひとつ。

Michi



「辻」(つじ)は表外字なので点ふたつ。

Tsuji



以上。(ひどい手抜きだ。新ネタがないじゃないか!)

ところが今回、この件について以前のブログを遡った上で改めて確認していて、初めて気付いたことがあります。それは常用漢字のこの文字です。

So



「遡」は常用漢字ですが、点2つが正しく点1つのものは「許容字体」なのです。なんでこのようなことになったのでしょうか。謎ですね。

常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)には、このようなもの=新字体が適用されていないものとして以下の文字がありました。

餌 えさ
遡 さかのぼる
遜 ソン
謎 なぞ
餅 もち

これらはすべて、平成22年の常用漢字改定時に追加された文字です。追加する文字の字体については、『現行の常用漢字表制定時に追加した95字については表内の字体に合わせ,一部の字体を簡略化したが,今回は追加字種における字体が既に,「印刷標準字体」及び「人名用漢字字体」として示され,社会的に極めて安定しつつある状況を重視し,そのような方針は採らなかった。』(文化庁・文化審議会国語分科会漢字小委員会『「「新常用漢字表(仮称)」に関する試案」』P13)ということになったんだそうです。ちなみにこの「現行の常用漢字表制定時に追加した95字」というのは、1981年(昭和56年)に告示された旧・常用漢字表で、元となった当用漢字に対して追加した文字のことです。

というわけで、正確には「常用漢字と人名漢字のしんにょうは、おおむね点ひとつだが例外もある」ということになります。全然すっきりしませんね。

漢字小委員会の議事録は、漢字好きには面白い・興味深いお話がたくさんありそうなので、またいろいろ読んでみたいと思います。

【参考】
常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)

表外漢字字体表

法務省:子の名に使える漢字

報告・答申・建議等(文化審議会 国語分科会 国語課題小委員会)
「改定常用漢字表(答申)」(平成22年6月7日)

2022年9月12日 (月)

インフォグラフィックスって知ってますか?

こんにちは。マーケティング企画室の大内です。
9月に入りすこし涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?暑さの苦手な私にとっては過ごしやすい季節になり、楽しく美味しく景色もきれいな秋の予定をあれこれと考えているところです。

リーガルでは現在、少しずつホームページのリニューアルを進めています。従前のリーガルホームページをご存じの方が「最近リーガルのページ今風に変わったな~」と思っていただけていると私共も嬉しいのですが、その【今風】と感じさせる要因って何だと思いますか?
デザイナーが変わった、色が変わった、レイアウトが変わった……もちろん様々な要素はあるのですが、その中の一つにインフォグラフィックスというものがあります。
インフォグラフィックスはインフォメーション(情報)とグラフィックス(視覚表現)を合わせた造語で、文字列だけでは伝えづらい情報をわかりやすく図にして表現したものです。
情報化社会においては目に入る文字量がきわめて多く、皆様も特に液晶画面で文字だけを羅列した文章は読みたくない・頭に入ってこないという状況になりがちではないでしょうか。そこで、適切な大きさや色の図・グラフ・チャートなどを要所要所に入れることによって、たとえ文字を読み飛ばしたり、その言語がわからなくても、内容の理解を助けてくれる存在としてインフォグラフィックスは活躍します。例えば下図はRSS-SRの基本機能を紹介しているページですが、上側と下側の表示であれば図が添えられている上側のほうが明らかに機能をイメージをしやすいですよね。

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ホームページやアプリをはじめ、様々な場面でインフォグラフィックスをうまく利用して文字を減らした「シュッとした」デザインが昨今の流行になってきています。
リーガルでも新しいサービスや製品をご提供していくとともに、どんどん高度情報化が加速する時代にあわせて、【今風】の分かり易いホームページで皆様のお役に立てる情報を発信していきたく思います。

※RSS-SRにつきましては、こちらをご覧ください。インフォグラフィックスを活用しているので、イメージしやすいと思っていただけると嬉しいです。


2022年9月 6日 (火)

第50回全青司ひょうご全国研修会で展示します!

こんにちは、マーケティング営業部の柏村です。
本日はお知らせがございます。

私たち、リーガルは今週末に兵庫県姫路市のアクリエひめじにて開催される、第50回全青司ひょうご全国研修会にて弊社製品の展示をさせていただきます!

最近はコロナの影響でオンライン開催やリアル開催でも最少人数での場合が多く、展示も難しい状況のため、皆さんに直接お会いできずさみしく思っておりました…
今回は直接皆さんにお会いして、マスク越しとはいえお顔を見ながらお話しできるということで、今から楽しみです。
ブログでもご紹介しておりました新サービス、登記用電子署名サービスRSSや司法書士の業務をまるっとサポートする司法書士システム“権”、入金処理をDX化するスマート入金照合premiumはじめ、皆さんのおチカラになるソフトやサービスを多数展示いたします。
展示会場はJR姫路駅から直通の通路を通っていけますので、例え雨が降っていても濡れずに行くことができます!
弊社の展示場所はアクリエひめじ2階大ホール前ホワイエ、エレベーターやエスカレーターのすぐそばです。

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また、当日の研修会資料の中に同封されているアンケートにご記入の上こちらのリーガル展示ブースにお持ちいただくと先着で粗品をプレゼントいたします。
ぜひお気軽にお立ち寄りいただき、「ブログ見たよ」とお声がけいただけると嬉しいです♪

感染症対策をしっかりして、皆さんをお待ちしております!

2022年9月 5日 (月)

支店所在地における登記の廃止

こんにちは。イノベーション開発部の西山です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
屋外ではもちろん、室内でも冷房をつけずに過ごすと熱中症になることもありますので、暑さ対策・水分補給等、十分お気を付けください。

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さて、ご存知のとおり、本年9月1日に「会社法の一部を改正する法律」の未施行部分が施行され、支店所在地における登記が廃止されました。

かつて(平成18年5月の会社法施行前)は、支店の管轄登記所でも、本店の管轄登記所と同程度の内容を登記していました。
その後(本年8月末まで)は、支店の管轄登記所では一部の事項のみ(商号・本店・その管轄内の支店所在地等)が登記事項となっていました。
そして今般、廃止となりました。

インターネットの普及により、本店の管轄登記所での登記情報を全国どこでも取得・確認することができるようになって、支店の登記簿を備え付ける必要性が無くなっていることや、会社の負担軽減等の観点からも、廃止されることとなったようです。

司法書士システム“権”でも、支店登記用の書式や、本店・支店の一括申請用の書式などご用意しておりましたが、9月以降はそれらが不要となりますので、バージョンアップにて対応いたしました。
今後は支店所在地における登記は不要となりますので、ご留意ください。

法律や制度も時代に沿って変化していきます。
弊社製品も、時代にあわせてより便利にしていけるよう、努めたいと思います。

※司法書士システム“権”をご利用のお客様へ
上記支店所在地における登記の廃止につきましてはV20.05.00とV20.04.00をお使いの方が対象のバージョンアップとなります。
バージョンアップ内容等詳細につきましては、司法書士システム“権”の「新着情報」をご覧いただくかリーガルまでお問い合わせください。

2022年9月 1日 (木)

リーガルオンラインセミナーSpecialのご案内

こんにちは。ブログ編集チームです。

今回は弊社で定期的に開催し、ご好評いただいております「リーガルオンラインセミナー」スペシャル版開催のご案内です。
この度、弊社では「司法書士のゼロから始めるクラウド型電子契約 ~クライアント企業への電子契約サービス有効活用提案~」と題しまして、電子契約サービス国内シェアNo.1のクラウドサイン(弁護士ドットコム株式会社)とのコラボセミナーを開催いたします。
当セミナーでは弁護士ドットコム高橋氏と弊社マーケティング営業部の八幡が電子契約サービスの取扱いや活用方法について3部構成でご説明いたします。

セミナーの内容としましては、近年利用する企業が増えている電子契約サービスについて、司法書士と電子契約サービスの関わりにおいて押さえておくポイントや、電子契約サービスの基礎知識としてそのメリットや取扱い時の注意点をご説明いたします。
また、議事録への署名をモデルとして、クラウドサインと弊社のクラウド型電子署名サービスである「RSS-SR」を使用した電子署名の実演説明を行います。司法書士の業務においてどのように電子契約サービスが利用されるのかを想像しやすい内容となっておりますので、興味がある方は是非ご覧いただき、業務にお役立てて頂ければと思います。

前回に引き続き、ご自宅や職場から気軽に参加できるということで、毎回多くのお申込みをいただいている弊社のオンラインセミナーですが、今回も定員まで残りわずかです!
ご参加を希望される方はお早めにお申し込みください。

【LegalオンラインセミナーSpecial 司法書士のゼロから始めるクラウド型電子契約~クライアント企業への電子契約サービス有効活用提案~】

詳細とお申込み方法につきましては、下記Legalオンラインセミナーページよりご確認ください。
今回は都合がつかないという方におかれましても、今後も様々なオンラインセミナーを開催する予定ですので、次回以降でのご参加をお待ちしております!

■開催日時:2022年9月15日(木)15:30~16:35
■詳細・申込:【Legalオンラインセミナーページ】
※本セミナーは司法書士事務所関係者様のみご参加いただけます。

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