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2020年5月 7日 (木)

「ダウンサイジング」

イノベーション開発部の長野です。
よろしくお願いいたします。
早速ですが、今回の話題は「ダウンサイジング」です。その中でも、エンジン(自家用車の動力源)の「ダウンサイジング」を少し考えて見ます。

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エンジンの大きなファクタとして燃費があります。直噴やリーンバーン、はたまたハイブリッドや今回話題に上げます「ダウンサイジング」など、色々な方法で低燃費を目指しています。ではエンジンの「ダウンサイジング」とは何でしょうか。
今まででしたら大きな排気量のエンジンを利用していたものを、小さな排気量のエンジンで賄うことです。小排気量のエンジンですと大排気量のエンジンと比べ最大の馬力は劣りますが同じ馬力の場合は燃費をよくすることができます。調べてみますと、時速100km程度で巡航している場合、40馬力もあれば足りるそうです。時速60kmですと10馬力だそうです。
ですので、一般的な使用方法で燃費の良い排気量をきめ、いざという時に使う何百馬力は他の方法(ターボチャージャーやスーパーチャージャーの機能、ひょっとしたら電気モーター)で賄うのです。実際、昨今の自家用車は、小さい排気量にターボ機能を付けたエンジンが増えてきたように思います。また、小排気量にしますとシリンダ数も概して減ります。例えば4気筒だったものが3気筒へと減るのです。
気筒数はエンジンのスムースな回転や振動に関係してきます。エンジンの組みつけ方やバランサーの効果で嫌な振動が少ないものになっています。エンジンの「ダウンサイジング」を考えるだけでも色々あるものなんですね。
皆様のお仕事をお助けしています私どもの製品はどう進んで行きますでしょうか。
いつもの作業は小排気量の低燃費(低価格で汎用的な機能とターゲットを絞った効率の良いアプリケーション)で、専門的な仕事や突発的な仕事にはターボ機能(特化した欲しい時にすぐに使えるオンデマンドアプリペーション)で、そしてそれぞれの局面をシームレスに繋ぐ、そんな風になっていくのでしょうか。
今後とも、弊社製品をよろしくお願いいたします。

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