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2019年9月

2019年9月30日 (月)

家族のための信託支援システムの新機能

こんにちは。イノベーション開発部の横山です。
「家族のための信託支援システム」は先月でサービス開始から1年が経過しました。これまで多くのお客様に利用していただきまして、開発者としては感謝と嬉しい気持ちでいっぱいです。さて、その「家族のための信託支援システム」は先月下旬にバージョンアップして新機能を2つ追加いたしました。今回はそちらのご紹介をさせていただきたいと思います。まず1つ目が契約書条文のカスタマイズ機能です。条文の種類ごとにカスタマイズができるようになりました。契約書の条文編集画面にて、条文の入れ替えやユーザー条文(独自の条文)追加が可能となっております。これにより事案に沿って条文を差し替えたり、事務所様独自の契約書が作成できます。もう1つが信託契約公正証書(案)の作成機能です。システム内の画面上に表示されている条文を、信託契約公正証書(案)に反映された形で簡単に書類作成ができるようになりました。

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今回の機能はお客様のご要望を基に装備させていただきました。今後もお客様の声に真摯に耳を傾けて製品開発に取り組んでいきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

2019年9月24日 (火)

「どんなパソコンを買えばよいの??」

こんにちは。マーケティング営業部の柏村です。
ここ最近は消費税の増税やWindows7のサポート期限が迫ってきていることなどからパソコンの入れ替えについてお問い合わせをいただいたり、ソフトの入れ替え作業を行ったりすることが増えてきています。
そういったお客様とお話する際に時々いただくのが「まだ使えると思うんだけど・・・」など、個人的には「そのお気持ちはよくわかります」というご意見です。事実今問題なく動いてるのに何でお金かけて買い換えないといけないの?なんて思われるのは当然だと思います。確かに使い続けることはできます。しかしながら、メーカーのサポートの切れたWindowsを使い続けるというのは車検の切れた車に乗り続けるようなものです。セキュリティプログラムの更新もなくなり、ウイルス感染のリスクは高まりますし、今お使いの周辺機器やソフトなどはこの先Windows7非対応になっていくものと思われます。
前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「じゃあどういうのを買えばよいのか?」です。
PCの構成要素としては主に以下の3つが挙げられます。
①CPU ②メモリ ③HDD 
よく聞く例えで言うと①CPU=脳みそ ②メモリ=作業する机の広さ ③HDD=本棚の大きさですが、このPCの上に乗るOS(Windowsなどの事ですね)は段々と高性能になり複雑になってきています。さらにOSの上に乗るセキュリティソフトなども然りです。まどろっこしいですが何が言いたいかというと、そういったものに合わせてCPUやメモリもお仕事が快適にできるようにそれなりのものが必要ではないか、ということです。
特にメモリに関しては作業机にのせているものがどんどん大きくなってきているとイメージしていただくとわかりやすいと思います。ご自分がされたい作業を快適に行うにはそれなりの大きさのスペースが必要です。具体的なスペックの目安としては
①CPU=インテル Corei3以上(できればCorei5以上) ②メモリ=8GB以上 ③HDD=256GB以上あたりをご検討いただくとお仕事が快適にできる環境になると思われます。

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2019年9月17日 (火)

なぜ32bitはx32じゃなくx86なの?

皆さんこんにちは。
Windows7のサポート終了が近づき、PCの入れ替えを検討されている事務所様も多いのではないかと思います。その際にはCore i5程度のCPUにメモリは8GBでWindows10の64bit版を標準的選択にしていただければと思います。Windowsは、余程の理由が無い限り32bit版ではなく64bit版を選ぶ時代となりました。Windowsが32bit版だとその上で64bit版アプリを動かすことはできません。一方64bit版なら、アプリは32bit版であれ64bit版であれ動作します。32bit版と64bit版の両方の版がある場合、区別するために32bit版はx86、64bit版はx64と書かれたりします。
 あれ?どうして64bit版はx64なのに32bit版はx32じゃないの?って思いませんか?一般の方には必要のない知識なのですが、PC業界で食べている人は知っておく必要があるかもしれません。
実はこの話には半世紀に及ぶPCの歴史が関係しているのです。
世界で最初に作られた商用のマイクロプロセッサは、インテル社のi4004(1971年)です。日本の電卓メーカの注文で作られました。「このマイクロプロセッサはトランジスタ数にして4000個の論理回路と同等の仕事が出来る」という触れ込みでICの型番に4000番台が振られました。4bitマイクロプロセッサであったことも「4」が使われた理由でしょう。マイクロプロセッサ自体は4つのICから構成されていて、中心になるICの型番が4004だったわけです。これの改良版の4040を経て、bit化された8008が開発され、さらにその改良版である8080(1974年)が作られました。8080はパーソナルコンピュータの源流の一つであるAltair 8800に搭載されました。Altair 8800はキットだったので当時の開拓者精神にあふれたPCユーザは、半田ごてでPCを組み立ててました。ゲーム喫茶に入ったブロック崩しやスペースインベーダも8080の上で動きました。この後8080(やその改良版のZ-80)を使った8bitPCが多数発売され、PC市場が立ち上がり始めました。それらのPC上で動くBASIC言語を開発したのがMicrosoft…つまり若きビルゲイツだったのです。さらにインテルは8080の使いにくい部分を改善したマイクロプロセッサを開発します。8080は+12V,+5V,-5Vの3電源が必要だったのを+5V一つのみにして、そこからつけた型番は8085(1976年)。この8085の後16bit化を行なったものが、8086(1978年)でした。そうですx86の86はこの8086由来だったのです。一言で言えば「x86の86は85の次に作られたから」となります。ちなみにこの8086は今皆さんが使っているPCの直接の先祖で、IBM-PCに採用され世界標準になりました。8086用に作られたプログラムは今の最新のPCでも動きます(もちろん現実にはいろんな問題がなかなか困難ですが)。最初の“権”もこの8086の上で開発されました。8086は後に32bitに拡張され80386になりました。x86が32bitなのはここに由来します。これでx86という名称には長い背景があるのを理解していただけたでしょうか。「型番って結構適当につけてるのか」と感じてもらえばいいです。8086の名称が決められた当時のPCは、まだまだビッグビジネスではなかったので結構適当だったのです。さてそれではx64の方にはこういう話はあるのか?という疑問があるでしょう。あります。インテル社とAMD社の関係に深くかかわるお話になります。しかもこの話は現在進行中です。しかし残念ながら紙面が尽きてしまいました。無味乾燥なコンピュータ用語の中に埋もれた物語。ひも解いてみれば熱い歴史が蘇ってきます…。これでx86は32bitと覚えていただければ少しはお役にたてたでしょうか。

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2019年9月 9日 (月)

「遺言書」

こんにちは!開発部の橋村です。
気温はまだ高いですが、朝夕の風はすっかり秋の気配になってきました。過ごしやすくなった反面、体調を崩しやすい時期でもあります。皆様くれぐれもご自愛ください。
私事にはなりますが、今年のお盆は1周忌が2つ、七回忌が1つ重なり、なかなか目が回るような忙しさでした。故人に対する気持ちや法要は別として、とにかく遺産整理に関する手続きの煩雑なこと。財産や相続人のリストアップにはじまり、戸籍履歴の取得や、財産の現況調査(場合によっては登記懈怠の解消)、相続人との連絡や遺産分割の同意の取りつけなどなど・・・。幸い、親族間の関係は良好でしたのでもめ事にはなりませんでしたが、1年かかってようやく一段落した感があります。お通夜・法事の時など、高齢の親族の間では、こんなにめんどくさいのだったら私のときは遺言書書いておこうか・・・という話がちらほらと上がっていました。先だって相続法の改正があったこともあり、いわゆる終活の話題が盛り上がっているようです。遺言書では遺産分割にかかる項目のほか、付言事項で、さまざまな本人の思いや希望も書くことができるわけですが、親族の話を聞いていると
「葬儀のときの花はたくさんの百合でお願い」
「遠洋で散骨してくれ」
「お通夜のときに、唇を湿らせるのは水ではなく日本酒で」
とか。このあたりはまだいいとして、
「向こうで淋しくないように、わしが死んだら柩に嫁さんを入れて一緒に焼いてくれ」
いや・・・それは無理だと思う。
さて、リーガルでは、お盆明けに新たに「遺言書作成ソフト」をリリースしました。
あまり不吉なことを言ってもいけませんが・・・今後増える(かもしれない)相続にまつわるトラブルを、未然に防ぐ一助にしていただけると幸いです。

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2019年9月 2日 (月)

問い合わせ時のお役立ち

こんにちは、マーケティング営業部の矢幡です。
9月に入り暑さも和らぎ、季節の移り変わりを感じる頃となりました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日〇〇さん(仮名)から連絡がありました。〇〇さんからの電話を出ると矢継ぎ早に『〇〇ですけど、最近元気にされてますか?』と聞かれ、あたふたしてしまった出来事がありました。なぜあたふたしたかと言いますと、〇〇さんと言う声の似た同じ苗字の方が思い当たり、どちらの〇〇さんか声だけで区別が付かず改めてお名前を聞き直す羽目になりました(〇〇さんすみません)。
ところで、みなさんは相談などでお問い合わせを頂いたお客様とのやりとりをどのように管理されてますか。
今回は既にご利用されている方もいらっしゃるかと思いますが、依頼者ごとに相談内容や調査記録などの法的案件を長期に渡り管理ができる『リーガル・カルテ』を改めてご紹介させて頂きます。

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リーガル・カルテは、案件まで発展していない相談程度の内容も全て時系列で管理する事ができ、
相談時にスキャンした運転免許証などのデータも管理することができます。また、相談だけのお客様から改めて不動産の調査や財産管理、登記の依頼などがあれば、財産管理ソフトや“権”など他のリーガル製品同士でのデータ連携も可能となっております。更に先日のバージョンアップで依頼者ごとに関連する人物(関与者)の登録ができる様になり、 “権”等、他のリーガル製品と紐づけした関与者も横断的に検索できる様になりました。
これからはリーガル・カルテを活用して、お客様からの問い合わせ時には関与者検索機能を利用してみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.legal.co.jp/products/karte/top/karte_top.html

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