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2016年6月

2016年6月27日 (月)

九州の観光復興に向けての総合支援プログラム

こんにちは、マーケティング営業部の冨吉です。

今回はあまり聞きなれないと思いますが「九州の観光復興に向けての総合支援プログラム」というものをご紹介したいと思います。日本政府は、今回の熊本地震の影響を踏まえこのプログラムを策定しました。熊本・大分の直接被害だけではなく、九州全域での間接被害の発生に伴い九州経済の基幹産業である観光産業の被害は他産業へ多大な影響を及ぼし、中小企業の経営や地域雇用にも深刻な影響をもたらしかねない状況への支援です。できることはすべてやるの指針のもと
「応急的取り組み」
「当面の観光需要回復に向けた短期的対応」
「より魅力的な観光地域としての復興、発展を支援する中長期的対応」
の3段階の設計となっています。
過去の天災による教訓から素早く立ち上がった指針でしょう。

このプログラムの一つに九州観光支援旅行券の制度(九州向け最大7割引き)といったものがあります。今九州へ旅行しやすい状況ですので、全国のみなさま熊本へ、大分へ、九州へぜひぜひお越しください。そして再度、興味を持っていただき今回の震災を風化させず、復興の過程を目に焼き付けて頂ければと思います。直接被災され言葉にならない恐怖を体験され苦労なさった、熊本や大分の皆様はとても明るく元気で前向きでいらっしゃいます。ぜひこれからの観光シーズン 復興途中の元気のある熊本・大分を見て、また数年後同じ場所に訪れていただき、人のちからや頑張りを実感されてみてはいかがでしようか。

これからの季節 九州では博多山笠など様々な行事が行われます、またいい温泉や、観光地が沢山ございます。アクセスも新幹線や高速道路など、主要な交通機関は復旧し不便なく稼働しています。ぜひこの制度を活用しお得に、これから再成長を始める九州へお越しいただき、九州の魅力を感じてみてください。

このたびの地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆様の1日も早い復興を心よりお祈りいたしております。

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2016年6月20日 (月)

空き家について

こんにちは、システムサポート部の柏村と申します。
今日は空き家問題について調べてみたのでそのことについて書きたいと思います。

私事ですが近々引っ越しをすることになりまして、引っ越し先を探していたのですが、その時にアパートやマンションではなく広々とした日本家屋なんてのもなかなか良いなと思い、一軒家を借りるというのもありかな、なんてことを考えていました。

その時にふと思った「なんでこの家空き家になったんだろう?」というのが今回のテーマにつながります。私にも実家があり、ありがたいことに両親は健在ですが、自分自身もいつかは直面する問題だな、ということを再認識した訳です。(できれば空き家になどしたくないですが)

調べた所(少し古いですが)現在は毎年約90万戸の新築住宅が建てられているそうです。
それに対して空き家は
H10 空き家576万戸(11.5%) 新築120万戸
H15 空き家659万戸(12.2%) 新築110万戸
H25 空き家820万戸(13.5%) 新築90万戸
と増えているようです。

主な原因は、少子化による人口減と過疎化ですが、
住宅の供給過多だけが原因ではなく、例えば実家を相続したとしても、
・相続はされたが相続人(管理すべき人)が誰なのか不明
・相続はしたが遠方に住んでいて家の管理ができない
・売却したいが売れない、借り手もつかない
・相続時にもめてしまい売却ができない
・老朽化した建物を取り壊したいが費用の捻出ができない
・建物を取り壊すと土地の固定資産税が上がる(建物を解体すると最大4.2倍に増える)
あたりも問題で空き家が増えているようです。

空き家になってしまうと
・放火等の犯罪につながる
・悪臭、害虫、不法投棄につながる
・倒壊による被害
などの問題点があります。

これは地方だけではなく都市圏においても深刻な問題のようです。(そういえばH25に施行された空き家対策特別措置法の「特定空家」に指定されて初めて行政代執行で解体された家屋は横須賀でしたね。)また、家屋だけではなく田畑、山林なども問題になることがあるようです。

空き家対策特別措置法では特に対策が必要な家屋に対して「特定空家等」に指定し改善に向けて1.助言→2.勧告→3.命令→4.強制対処と段階を踏んでいくようです。また、特定空家等に対する市町村の改善勧告があると、土地に対する固定資産税の特例(優遇措置)から除外され、土地の固定資産税が最大で4.2倍にも増額されます。

「特定空家等」に指定されないようにするためには管理、活用をする、ということになりますが所有者が自分でできない場合は不動産会社が管理サービスを提供していたり自治体によって「空き家バンク」が運営されたりしているのでそういったものを利用するのも手段の一つであるようです。またそういった家屋をリノベーション(改修)して売買、賃貸することによって問題が起こるのを防ぐとともにビジネスに結び付ける、という動きも広がってはいるようですがまだまだ空き家の数に対しては規模が小さいようです。

自分の育った家には思い入れが強いですし、この先自分が相続するようなことになってもできれば人手に渡すようなことなく自分で管理していきたいな、と私は思いますが、こういった問題に対して新たなビジネスという見方ができることについてもワクワクするような部分もあり、ちょっと複雑な気持ちです。いずれにしても管理されず朽ちていく実家、などというものは相続もしたくないなと思いました。



2016年6月13日 (月)

フランク三浦 VS フランク・ミュラー

法務部の津田です。
気付いたら夏が近づいてきて、愛媛県もすっかり温かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。それで本日のブログ記事なのですが、最近気になった「フランク三浦が勝訴。フランク・ミュラーの主張認めず」というニュースを一つ紹介したいと思います。

これだけだとなんのことかわからないと思いますが、要は世界的有名なスイスの高級時計「フランク・ミュラー」のパロディ商品である「フランク三浦」を商標登録した大阪市の会社が、昨年フランク・ミュラー側の訴えにより、この商標を無効とした特許庁の判断を取り消すよう求めた訴訟で、最終的にはフランク三浦側が勝訴します。

私自身ネット通販サイト等でたまにフランク三浦の時計を見かけたりしていて、中々面白い商品だなと思っていましたが、まさかパロディーもとの本家と訴訟に発展していたとは驚きでした。

それで「フランク・ミュラー」についてなのですが、これはいわずとしれたスイスの超高級腕時計で世界的に有名な時計ブランドです。それに対してフランク三浦は、その公式オンラインショップのよくある質問欄で「デザイン・ノリ・低価格を追求したパロディーウォッチ」と自らがパロディー製品であることを大々的に宣伝している時計ブランドです。

そんな両者の時計ブランドですが、今回訴訟の争点となったのが「フランク・ミュラー」に対して、「フランク三浦」の商標が類似しているか否かということです。

商標の類似性に関して、対比される商標が同一又は類似の商品に使用される場合には、その商品に使用される商標の、
・外観(目から入ってくる印象)が類似しているか、
・観念(頭の中の記憶や連想等)が類似しているか
・称呼(耳から入ってくる印象)が類似しているか
を総合して全体的に判断されることになります。
 
結局裁判所は、「フランク三浦」の商標と「フランク・ミュラー」は、「称呼」においては類似して紛らわしいが、「外観」が明確に区別し得るものであり、「観念」においても大きく異なるものであるので、同一又は類似の商品に使用されたとしても、商品の出所につき誤認混同を生ずるおそれがあるとはいえない、として観念や外観が大きく相違する点や、片や何百万円もする超高級時計と4千~6千円の時計を取引者や需要者が、双方の商品を混同するとは到底考えられないという点からも両商標が類似するものとはいえない判断しています。

個人的は、見た瞬間パロディー商品であることがわかり、だまそうとする気があまり見られないフランク三浦を類似商品であるとして、世界の名だたるフランク・ミュラー側に認識されたこと自体が僥倖だと思いましたが、中々興味深い訴訟でした。

Fashion_watch

2016年6月 6日 (月)

Windows10のアップグレード

マーケティング営業部の本田です。

5月の総会の展示では各会場で展示をさせていただき多くの先生とお話しすることができました。ブースにご来場いただきました皆さまどうもありがとうございました。

展示会場で先生とお話しした際に話題として出てきたことが皆さんも頭を悩ませているWindows10のアップグレードについてです。Microsoftのかなり強引なWindows10への誘導策によって一度Windows10になってしまった方もいらっしゃり、元のWindowsに戻すのに苦労されたり中には更新に失敗してWindowsが起動できない状態になってしまう先生もいらっしゃたようでした。

この更新を止める設定がありますが設定をする前にアップデートが始まってしまった場合には、”権”のfacebookページでもすでにご案内しておりましたがそのまま完了するのを待ちましょう!更新の途中で電源を切ったりするとPCが起動しなくなる可能性が極めて高くなりPCの再セットアップが必要になる場合があります。

Windows10になってしまってもアップデート後1か月以内であれば『回復』をいう機能を使って元の環境に戻す機能がついていますので慌てずに対応してください。!

無料アップグレードも今年の7月29日までなので今の環境で利用されたい方はそれまでの辛抱ではありますが『予約の解除』と『WindowsUpdate内のWindows10を適用を無効化』の処理をお願いします!

Windows10

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