LTEってなに?(前編)
こんにちは。システムサポート部の友近です。
最近CMでもよく流れる「LTE」という単語。我が家でも話題になりました。

(妻):「いったいLTEって何なの?」
(私):「あれは凄いんだよ。携帯電話の通信方式が従来のCDMAからOFDMAに変わるんだ」

「そもそもそのオーエフなんちゃらって何なのよ」

「直交周波数分割多元接続の事さ。なんか名前だけでワクワクしないか?」

「何言ってるのかさっぱり・・・」

「携帯の世代が変わるんだよ。それで仕組みが総入れ替えになる」

「世代って3Gとか言うヤツ?」

「そう。今使っているのが第3世代。次が第4世代。LTEは厳密には3.9Gといって第4世代直前という感じかな」

「じゃあ第1世代とか第2世代とかもあったの?」
「アナログの携帯電話が第1世代、最初のデジタル携帯が第2世代。君とつきあい出した頃、ドコモのムーバ使ってただろ。あれが第2世代」

「なんでそんなにコロコロ変わるのよ」

「電波利用効率というのがあってね」

「また変なおマジナイを持ち出してきた」
「もうちょっとだけ我慢して聞いてくれ。電波って言うのは公共物だから、誰が、いつまで、どんなパワーで、どんな条件で使うかは厳しく規制される。だけど電波の領域には限りがあるのに使いたい人は沢山いる。例えば携帯電話会社とかね。そんな中で古くて性能が悪いヤツがずっと占拠していたらみんなが迷惑だろ。だから多くの人にサービス出来たり、高速にデータを流せるものが出来たら、古いのを廃止して新しいのに入れ換えるわけだ。その方がみんなの為になるってワケ」

「じゃLTEって今までのより性能が良くなるのね」

「もちろん。最終的に家でLANケーブルをつないだ時位の速度が出る。」

「でも新しい技術なんでしょ。本当にちゃんと使えるの?」
「基本になる技術はもう一般的に使われてて実績十分だよ。例えば、地デジ、ADSL、無線LANなんかはみんなこの技術の上にある」

「そんなに昔からあるのならなんで最初から携帯に使わなかったのよ?」
「複雑な計算が必要だから、昔の技術だと小型にもならないし電池も保たなかったのさ」

「じゃあLTEもしばらくするともっと良いのに入れ替わるワケね」
「いや、どうやら理論的な限界に近いらしい。もちろん小改良はあるだろうけど。LTEってLong Term Evolutionの略なんだけど、名前の通り今度は長くなりそうなんだな」

(妻):「いったいLTEって何なの?」


「そもそもそのオーエフなんちゃらって何なのよ」

「直交周波数分割多元接続の事さ。なんか名前だけでワクワクしないか?」

「何言ってるのかさっぱり・・・」

「携帯の世代が変わるんだよ。それで仕組みが総入れ替えになる」

「世代って3Gとか言うヤツ?」

「そう。今使っているのが第3世代。次が第4世代。LTEは厳密には3.9Gといって第4世代直前という感じかな」

「じゃあ第1世代とか第2世代とかもあったの?」


「なんでそんなにコロコロ変わるのよ」

「電波利用効率というのがあってね」

「また変なおマジナイを持ち出してきた」


「じゃLTEって今までのより性能が良くなるのね」

「もちろん。最終的に家でLANケーブルをつないだ時位の速度が出る。」

「でも新しい技術なんでしょ。本当にちゃんと使えるの?」


「そんなに昔からあるのならなんで最初から携帯に使わなかったのよ?」


「じゃあLTEもしばらくするともっと良いのに入れ替わるワケね」

・・・次に続く