キーボードについて
こんにちは、イノベーション開発部の万場です。
みなさま、仕事や家庭用などでどのようなキーボードをお使いでしょうか。
私の話になりますが、作業環境の快適化として色々な周辺機器を試しているうちにキーボードの深みに嵌ってしまいました。
そこで、今回はよく使われるキーボードの種類と特徴についてお話しようと思います。
①メンブレン
キー毎の接点がついた1枚のゴム製シートが使われるタイプで、静かで適度なクリック感があり使いやすいタイプです。
廉価で最も多く使われており、大きくラバーカップ式とパンタグラフ式に分かれます。
【ラバーカップ式】
ゴム製のドームを押し下げるデスクトップPC購時に付属する事が多い一般的なキーボードです。
私が開発業務時に元々使用していたキーボードもこちらのタイプでした。
【パンタグラフ式】
基本的な仕組みはラバーカップ式と同じですが、電車のパンタグラフのような構造でキーを支える事でラバーカップ式よりも薄くすることができます。
主にノートパソコン等の薄型キーボードに使われていますが、ストロークが短いキーボードが好みの方はデスクトップでも使われています。
②メカニカル
メカニカルはキーの1つが1つのスイッチになっているタイプのキーボードです。
メンブレン方式と比較して耐久性が高い事とスイッチの種類によって打ち心地を選べるため好みのものを選びやすい魅力があります。
色々な種類のスイッチがありますが今回は特に多く使われる3種類について紹介いたします。
【赤軸】(音無し・クリック感なし)
接点の感覚が少ないスイッチです。
キータッチが軽くタイプ音が少ないため近年ではリモート会議でタイプ音を抑えたい場合などにも使われるようです。
【青軸】(音あり・クリック感あり)
意図的にスイッチ内部で音を出す構造になっており作業用よりもゲームで誤入力を防ぎたい場合等に使用される事が多いようです。
【茶軸】(音無し・クリック感あり)
赤軸と青軸の中間のようなスイッチで、あまり音を出さずに接点箇所で押した感覚があるスイッチです。
使用感はメンブレンに近く作業用PCなどで使いやすいためメカニカルの入門用とも言われています。メカニカルの中では使いやすく感じました。
③静電容量無接点
物理的な接点スイッチが存在しないため耐久性が高く、誤って複数回入力されてしまう事が少ないタイプです。
他の種類と比較して高価ですが信頼性と疲れにくさから大量の入力が必要な場合などにに使用されます。私も使用してみたところ、あまりの使い心地の良さで開発業務がより楽しく感じるようになりました。
私自身はソフトウェア開発の仕事でほぼ毎日キーボードを使用していますが、
書類作成や事務作業などリーガル製品を使って頂く際にもキーボードは必須の道具かと思います。
みなさまも快適な仕事環境のためにお気に入りのキーボードを探してみてはいかがでしょうか。