I'm Feeling Lucky
おひさしぶりです。イノベーション開発部の野村です。
早速ですが、みなさんは調べたいことがあるときはどうしていますか?私の場合はまずインターネットで検索をすることから始めます。もちろんそれだけで解決できなかったときには本を買ったりするのですが、その場合もどのような本が良さそうかを検索しますので、もはやインターネットが無いと調べものもできません。
インターネットで調べものをすることを「ググる」と呼ぶこともあります。アメリカでも「Google it」と呼ばれているようで、インターネットの検索には、多くの人がGooleを利用して検索をしていることが分かります。私もその一人です。
スマホ用のGoogle検索には無いのですが、PCのブラウザでGoogle検索のページを表示すると「I'm Feeling Lucky」という検索ボタンがあることを知っている方も多いと思います。「I'm Feeling Lucky」は直訳すると「私は幸運を感じている」ですが、この検索ボタンから検索を行うと、Googleが最も確度の高いと判定したページを直接開いてくれます。
通常の検索をした場合は、検索結果の一覧が表示されますので、その中から必要なページを判断するのはユーザーの役割です。「I'm Feeling Lucky」で検索した場合は検索結果の一覧が表示されませんので、必要なページを判断するのはGoogleが行ってくれます。
実は、検索結果の一覧の先頭にあるページを直接開いているだけですので、検索条件によっては意図しないページが表示され、必要なページが表示されるのは本当に「幸運」なときだけとなることも多いです。正直あまり使い勝手が良い機能ではないのですが、私はこのボタンをGoogleが用意しているという事実にGoogleの強い意志を感じています。
Googleの検索ページには、下の方に「検索の仕組み」というページへのリンクが用意されており、どのようにして検索を実現しているかを分かりやすく説明してくれているのですが、そこに「Google の使命は、世界の情報を整理して誰もが便利に利用できるようにすることにあります。」と書かれています。Google検索エンジンは常に進化し続けており、世界中の人々の検索結果や各ユーザーの場所や嗜好などあらゆる情報を分析して、より精度の高い検索結果になるように何千人もの研究者が日々研究を進めています。ユーザーの考えを想定して結果を見つけ出すことは不可能に近いことだと思いますし、そもそも答えが無いこともあります。それでもいつかは実現するんだという気持ちが「I'm Feeling Lucky」という機能に込められているのではないでしょうか。
リーガルでも「お客様への誓い」として使命を掲げています。私もこの使命を実現できる製品を開発をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。