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2014年6月

2014年6月30日 (月)

Windows8初期設定時のユーザ名について

こんにちは。マーケティング営業部の古窪です。
XPのサポート終了のタイミングで、多くの先生がパソコン入替をされました。Windows7への入替が多かったのですが、最新のOSであるWindows8のパソコンへの入替もありました。その際、疑問に思ったことなのですが、なぜかWindows8をお使いの先生方の多くが「漢字」でユーザー名の設定をされているということです。ユーザー名が漢字でも問題がなければいいのですが、ドットプリンタのドライバがインストールができなかったり、“権”のバージョンアップができないなど、いろいろ困ったことも経験しました。Windowsはアメリカから来たOSなので、できる限り半角英数のユーザー名が望ましいと認識がある先生も多い中、なぜ、多くの先生のユーザー名が漢字になっているか、疑問に思い調べてみたところ、Windows8のセットアップ方法にポイントがありましたのでご案内いたします。

Windows8には
・「Microsoftアカウント」
・「ローカルアカウント」
の2種類のセットアップ方法があります。
流れのままセットアップしていくと「Microsoftアカウント」として設定することになります。しかし、この「Microsoftアカウント」が曲者で、セットアップ時に登録した氏名が自動的にユーザーとして設定されるため、漢字のユーザー名になってしまうのです。(サインインするときのユーザー名は山田太郎。C:\Usersの下のフォルダ名は太郎となります。)

では、漢字アカウントを回避する方法についてですが、「ローカルアカウント」でセットアップすることで回避できます。しかし問題なのが、「ローカルアカウント」の選択肢が非常にわかりづらいことです。ちょうど良い説明を見つけたので、下記URLの【11.ローカルアカウントを作成する場合】を参照いただきながらご説明します。
http://qa.support.sony.jp/solution/S1209120041665/?rt=support

※参照先
[Windows 8] Windows初期設定の方法 | Q&Aページ | サポート | VAIO | ソニー

PCへのサインイン画面の最下部にある
「Microsoftアカウントを使わずにサインインする」を選択して下さい。次の画面で「ローカルアカウント」ボタンを選択すると、ユーザー名などを入力する画面が出てきます。こんな目立たない場所にある選択肢に誰が気が付くのだろうか・・・と疑問はありますが、Windows8では「Microsoftアカウントを使わずにサインインする」を選ぶことがポイントです。新しく、Windows8のパソコンを設定する場合は上記URLの画面を印刷して、セットアップ方法を確認してから、作業を始めることをお勧めいたします。セットアップを業者様にお願いする場合も、設定に慣れていない場合もありますので、「Microsoftアカウントは使わないで、ローカルアカウントでセットアップしてください」とお伝えいただくか、上記URL画面を印刷して説明いただくのが無難かもしれません。


2014年6月23日 (月)

リーガル・カルテ

梅雨ですね。総務部の須之内です。

先日、6月5日の日経新聞四国版に(電子版にも)、弊社のことが掲載されました!皆様、ご覧いただけたでしょうか? 「リーガル・カルテ」の発売についての記事だったのですが、「業務支援ソフト」とか「顧客管理ソフト」と書かれているだけで、残念ながら製品名「リーガル・カルテ」が一箇所も載っていませんでした(涙)。なので、改めてここでご紹介を。

病院のカルテを連想していただけるといいのですが、患者さん一人ひとりについてカルテを作りますよね。その要領で相談に来たお客様の記録を残すことができます。また、それぞれの詳細な顧客情報や相談内容を管理する機能や、相談から解決、解消に至るタイムライン機能等もついています。

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今年度中にライセンス登録していただければ、無償で同時起動5ライセンスまで利用いただけますので、この機会に是非お使いください。

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2014年6月16日 (月)

任意売却ソフトの開発こぼれ話

開発部の大島です。
今回は私が少し前に担当した「任意売却ソフトウエア」の紹介とこぼれ話をしたいと思います。

本ソフト自体は日本財産管理協会さまと共同で開発し、昨年末に発売されました。今年に入ってからも『リーガル・カルテ』との連携などもできるようになり、より便利になっています。現在は会員様向けということで触られたことがない方もいらっしゃるとは思いますが、是非一度HPをご覧ください。
http://www.legal.co.jp/products/ninibaikyaku/ninbai_1.html

さて、宣伝はこのくらいにして、私が担当した部分を少しお話させていただこうと思います。いろいろな部分を担当しましたが、個人的に思い出に残っている部分は以下の2点です。
・シミュレーション機能
・業務ナビゲーション機能

シミュレーション機能とは、任意売却申出時に債権者へいくらくらいの配分が可能かを計算、配分表として生成する機能です。この部分の開発に関しては、良くも悪くもなかなか思うような配分結果が計算できなくて、試行錯誤しながら調整したことが印象に残っています。結果として、任意売却配分表、競売配当表などのシミュレーション結果もそうですが、色設定など今までとは少し違った表現ができたのではないかなと思っています。

もうひとつの業務ナビゲーション機能とは、ナビゲーションを画面右端に表示し、その指示にしたがって、「≫移動」をクリックすると該当機能に移動する仕組みです。ある程度ソフトのかたちが出来上がってきたときに「業務の流れがわかりにくい」という指摘があり、どうしたら良いだろうと検討した結果思いつきました。やっていることは単純ですが、極力シンプルにしたおかげで、意外とわかりやすくできたのではないかと思っています。
使ってみた方どうでしょうか?

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任意売却ソフトには、業務としてのシミュレーション機能はもちろんのこと、今回のナビゲーション機能のように今までとはちょっと違った機能も導入してみました。今後もより「わかりやすく」「直感的な」、そしてより「便利な」ソフトを開発していこうと思っていますので、よろしくお願いします。


2014年6月 9日 (月)

高齢化社会の現状

こんにちは。マーケティング営業部の西堀です。

今回は成年後見業務にも大きく係わる高齢者問題に関するお話です。
近年高齢化社会が叫ばれて久しいですが、実際の現状はどのようなものか調べてみたところ、65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます)人口は3186万人(平成25年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は25.0%となり、人口、割合共に過去最高となっているようです。

対して日本の全体の人口はどうなっているのかというと総務省統計局の発表では、平成26年4月時の概算では約1億2714万人となっていますが、これは平成20年辺りをピークに年々減少しているようです。
全体人口は減少傾向にあり、高齢者人口は増加の一途ということは今後更に高齢者割合が増えていくことを明確に示しており、とても考えさせられる数字ですね。(下図)

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総務省統計局HP:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi721.htm

さてそんな高齢化社会がすすむ現在ですが、ご存じのとおりインターネット社会とも呼ばれています。
そこでちょっと面白い資料を見つけたのでご紹介します。
下のグラフは総務省がまとめたもので高齢者世帯がどの程度インターネットを利用して商品やサービスを購入しているかを表していますが、これを見ると高齢者世帯でもインターネット自体やオンラインショッピング等の利用が年々増えていることが分かります。

今までインターネット等の新しい技術やサービスは高齢者層にはなかなか扱いづらく、敬遠されがちのイメージがありましたが、意外にも皆さんよく利用されているようです。
むしろ人によっては既になくてはならないものになりつつあるのかもしれません。
もちろんネット詐欺やウィルス等のリスクも同時に存在はしているため、できれば周囲のケアがあることが望ましいですが…。

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総務省統計局HP:http://www.stat.go.jp/data/topics/topi725.htm

現在人口の約4分の1が高齢者となっており今後も少子高齢化が進むことは明白ではありますが、色々なサービスや技術が生まれる中「使える人だけが得をする」のではなく「みんなが使えて便利」なものになっていけばいいですね。

いずれにしても今後はインターネットのような技術面だけでなく周囲の人々のサポートも含めた、「つながり」というものがより必要な社会になることは間違いないでしょう。


2014年6月 2日 (月)

債権・動産譲渡登記の事前提供方式について

こんにちは。システムサポート部の永井です。

今年も始まってもうすぐ半年になります。早いものですね。さて、今日6月2日からオンライン申請に関する法務省の仕様が変更となりました。中でも、私が注目する変更点は債権・動産譲渡登記に新たな申請の方式が認められたことです。

従来の債権・動産譲渡登記はオンライン申請と書面申請の2通りでした。オンライン申請は申請人の電子署名を要するため現実的には利用が難しくそのためほとんどの場合、書面申請で行われていたのではないでしょうか。今回追加された「事前提供方式」はオンライン申請システムを利用した方式となります。

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「事前提供方式」の詳細は法務省のホームページをご覧ください。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00080.html


この事前提供方式にはたくさんのメリットがあります。
1、申請書提出前に登記事項の形式エラーについてチェックが行われ
  また送信後、必要があれば法務局に登記事項について事前相談ができる
2、オンライン送信後は処理状況を
  オンライン申請と同様に確認することができる
3、書面時よりコストを下げられ、手順失敗の心配もない

上記1,2は法務省のホームページにも記載があるところですが、3は私が先生方のサポートしている中でメリットに感じたところです。

書面申請する場合はCD-ROMに登記事項ファイルを書き込む必要があります。書き込みに失敗してしまうと手続きが滞ってしまうこともありますし、CD-ROMを用意しなければならないためコストがかかります。事前提供方式であれば上記の点を気にすることなく安全かつ迅速に手続出来ます。電子署名も不要ですので、さらにハードルも下がって利用しやすくなりますね。

株式会社リーガルではこの新方式にも対応した製品をご用意しています。是非この機会に債権・動産譲渡登記の事前提供方式を利用されてみてはいかがでしょうか。

●債権譲渡登記申請ソフト
http://www.legal.co.jp/products/saiken/saiken_1.html

●動産譲渡登記申請ソフト
http://www.legal.co.jp/products/dousan/dousan_1.html



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