« 2022年2月 | メイン | 2022年4月 »

2022年3月

2022年3月28日 (月)

成年年齢の引き下げについて

 こんにちは、イノベーション開発部の門岡です。
 今回は、「成年年齢の引き下げ」についてお話ししたいと思います。
 既に我が国では、公職選挙法上の選挙権の年齢について18歳に引き下げられていますが、2022年4月1日より、民法の定める成年年齢が18歳に引き下げられます。
 今回の成年年齢の引き下げ等を内容とする民法改正の内容としては、次の3点が挙げられます。
 
1.成年年齢の引き下げ(民法第4条)
 ①一人で有効な契約をすることができる年齢(いわゆる行為能力に関する年齢)、②父母の親権に服さなくなる年齢、のいずれも20歳から18歳に引き下げられます。
2.女性の婚姻適齢(婚姻可能年齢)の引き上げ(民法第731条)
 現行の男18歳、女16歳とする婚姻適齢を、一律18歳に統一し、女性の婚姻適齢が18歳に引き上げられます。また、婚姻適齢が一律18歳に統一されることに伴い、婚姻による成年擬制(民法第753条)の規定が削除されます。
3.養親年齢を20歳と明記(民法第792条)
 現行法では、養親となる者の年齢を「成年に達した者」としていますが、成年年齢が18歳となることにより、「20歳に達した者」に変更されます。

Photo_2



法務省 民法の一部を改正する法律(成年年齢関係) 改正の概要(PDF)より引用

 なお、喫煙年齢や飲酒年齢については従来通り20歳が維持されますので、この機会に何が18歳から可能になるのか調べてみるのもいいかもしれません。
 ちなみに、成年年齢の引き下げにより、司法書士などの専門資格についても18歳から就くことが可能になります。

2022年3月22日 (火)

キーボードについて

こんにちは、イノベーション開発部の万場です。

みなさま、仕事や家庭用などでどのようなキーボードをお使いでしょうか。
私の話になりますが、作業環境の快適化として色々な周辺機器を試しているうちにキーボードの深みに嵌ってしまいました。
そこで、今回はよく使われるキーボードの種類と特徴についてお話しようと思います。

①メンブレン
キー毎の接点がついた1枚のゴム製シートが使われるタイプで、静かで適度なクリック感があり使いやすいタイプです。
廉価で最も多く使われており、大きくラバーカップ式とパンタグラフ式に分かれます。
【ラバーカップ式】
ゴム製のドームを押し下げるデスクトップPC購時に付属する事が多い一般的なキーボードです。
私が開発業務時に元々使用していたキーボードもこちらのタイプでした。
【パンタグラフ式】
基本的な仕組みはラバーカップ式と同じですが、電車のパンタグラフのような構造でキーを支える事でラバーカップ式よりも薄くすることができます。
主にノートパソコン等の薄型キーボードに使われていますが、ストロークが短いキーボードが好みの方はデスクトップでも使われています。

②メカニカル
メカニカルはキーの1つが1つのスイッチになっているタイプのキーボードです。
メンブレン方式と比較して耐久性が高い事とスイッチの種類によって打ち心地を選べるため好みのものを選びやすい魅力があります。
色々な種類のスイッチがありますが今回は特に多く使われる3種類について紹介いたします。
【赤軸】(音無し・クリック感なし)
接点の感覚が少ないスイッチです。
キータッチが軽くタイプ音が少ないため近年ではリモート会議でタイプ音を抑えたい場合などにも使われるようです。
【青軸】(音あり・クリック感あり)
意図的にスイッチ内部で音を出す構造になっており作業用よりもゲームで誤入力を防ぎたい場合等に使用される事が多いようです。
【茶軸】(音無し・クリック感あり)
赤軸と青軸の中間のようなスイッチで、あまり音を出さずに接点箇所で押した感覚があるスイッチです。
使用感はメンブレンに近く作業用PCなどで使いやすいためメカニカルの入門用とも言われています。メカニカルの中では使いやすく感じました。

③静電容量無接点
物理的な接点スイッチが存在しないため耐久性が高く、誤って複数回入力されてしまう事が少ないタイプです。
他の種類と比較して高価ですが信頼性と疲れにくさから大量の入力が必要な場合などにに使用されます。私も使用してみたところ、あまりの使い心地の良さで開発業務がより楽しく感じるようになりました。

私自身はソフトウェア開発の仕事でほぼ毎日キーボードを使用していますが、
書類作成や事務作業などリーガル製品を使って頂く際にもキーボードは必須の道具かと思います。
みなさまも快適な仕事環境のためにお気に入りのキーボードを探してみてはいかがでしょうか。

Keyboard_typing



2022年3月14日 (月)

インターネットのリスク

こんにちは。マーケティング営業部の冨吉です。
パソコンやスマートフォンに「ウィルスに感染した」と嘘の警告を表示し、その対策費名目で金銭をだまし取る「サポート詐欺」の被害が相次いでいることをご存知でしょうか?
犯人たちの思惑通りに連絡相談すると、電子マネーを利用して支払うよう要求され、相談者が出かけている間にウィルスを除去していると見せかける手口が目立つとのことです。
私も、何か不具合が起きた時に、ネットで解消法を調べようとすると、上位にその解決をしてくれるかのようなサポートセンターのホームページが出てくることが多く、怪しいなと思ったことが何度もあります。メーカーの名前がでていたり、信じてしまいそうなコメントが書いてあったりと、慌てていると信じて連絡して助けを求める方もいらっしゃるのではないかと思います。
なんでもネットで検索できる便利な時代を利用した巧妙な詐欺、ほんと怖いですよね。

全国の消費生活センターなどに寄せられた詐欺に関する相談件数は2021年で3700件。
被害者の方は60代以上の方に多く、センターの担当者は「警告が偽物ではないかと疑い、すぐ連絡しないことが重要。自分だけで判断せず、周囲に相談してほしい」とおっしゃられています。
ネット詐欺被害にあわない方法は以下の4つです。
① 怪しいサイト(メール)は覗かない、添付ファイルを開かない
② ネット上での個人情報や金銭に関わる情報の入力は慎重に行う
③ パソコンやスマホでセキュリティソフト(アプリ)を利用する
④ ネット詐欺の手口を知る 
フィッシングに関するニュース|フィッシング対策協議会
これだけのことで、防げる可能性は高くなりますが、なかなかメールの内容が巧妙で、開いてしまいウィルスに感染する確率も多くなっていると思います。
基本的なことばかりではありますが、再度気に留め、注意していきましょう。

報道などでご存知の方も多いと思いますが、最近もPCウィルス感染の事例が複数あるようです。
一例としては2021年1月に停止されたはずのマルウェア「Emotet(エモテット)」が、 2021年11月以降、再び稼働しているそうでメールによって感染しているとのこと。
 (※Emotetは、情報の窃取に加え、更に他のウイルスへの感染のために悪用されるウイルスであり、悪意のある者によって、不正なメール(攻撃メール)に添付される等して、感染の拡大が試みられています。)
特徴は
・メールにZIPファイルが添付され、パスワードが案内されている
・メールの差出人は取引先名
・件名は自分か知人の名前
と誰でも信じてしまいそうなメール内容でこの添付ファイルを開くと感染するそうです。聞いたところによると、該当メールをごみ箱に入れて空にしようとするとウイルス対策ソフトのような画面が表示され、その画面を操作すると勝手に外付けHDDに格納されてしまうというようなこともあるとか。なかなか厄介な仕組みのものもあるようですね。
このマルウェアに感染していないか確認ができるチェックツールが警視庁サイバーセキュリティ対策本部より公開されておりますので、ご確認ください。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/CS_ad.files/EmoCheck.pdf

インターネットが普及して久しくその便利さに慣れてしまっている私たちですが、便利さが故の怖さを再確認し、注意しながらこの便利な恩恵を最大限に活用していきたいものです。

Computer_virus


2022年3月 7日 (月)

手書き文字の字体について

お久しぶりです。リーガル漢字担当の総務部・網本です。
今回は手書き文字の話をしたいと思います。
パソコンやワープロがなかった頃、文章は手書きが基本でした。印刷物を作る場合は手書きの原稿から組版という作業を行い、その後いろいろな工程を経て印刷されます。電子データがメインとなった現代でも個々の工程の内容は異なりますが、大まかな流れ自体は同じです。
一番大きな違いは、入稿の方法が手書き原稿からデジタルデータに変わることにより、原稿の文字がそのまま後の工程に流れる、という点です。手書きの時代は、入稿された原稿を読んでその文字を並べていくので、「手書き文字の解釈」という工程がありました。手書き原稿は多種多様で、文字が崩されていたり、漢字が略されていたりすることもあります。とんでもない悪筆の方も居られたりします。原稿の文字を解読し、しかるべき文字をわりあてていく、その過程で略された文字が正しい漢字に直されたりします。
「正しい漢字とはなにか」については、過去の私の記事でも何度か取り上げてきました。いろいろ定義や考え方はありますが、「手書き文字」については、とりあえずは伝わればいいので、あまり厳しく考える必要もないと思います。しかし印刷物については、それぞれの局面の定義に沿った「正しさ」が求められると思います。
実例で考えてみましょう。あなたは誰かに手書きの原稿のワープロ入力を頼まれました。その中に「㐧一回労仂者集会亊務局」という一節がありました。あなたは「㐧」「仂」「亊」という文字を探して入力しますか?こういった場合、作者がその字形を用いるのについて特別な意図があるのであれば、そうするべきです。しかし多くの場合は単に「第一回労働者集会事務局」と入力したので差支えはありません。むしろ印刷物にする時点で、誤字や俗字・略字は正しい字(=辞書に載っている文字、等)に置き換えるべきです。
森鷗外の「鷗」の字は「鷗」が正しいのですが、鷗外の手書き原稿の中には「鴎」という表記のものもあると聞きます。手で書く時に(意味が通じる範囲で)略したり崩したりした文字は、活字にするときに「鷗」の時にしてもらえばよいのです。
この「手書き文字から正しい文字を特定する」というのは原稿入力だけではなく、役場の窓口などでも行われています。戸籍や登記の場合の「正しさ」は辞書的な正しさとは別で、戸籍簿や登記簿にかかれている字体の文字が「正しい文字」です。たとえそれが誤字や俗字であったとしても。手書き時代には戸籍簿や登記簿も手書きでしたから、文字に関しては大きな混乱があったであろうことは、戸籍統一文字や登記統一文字の文字数からも想像できます。
「㐧」という字は多くの場合は「第」でかまいません。おそらく氏名にはあまり用いられないのか、戸籍統一文字には「㐧」という字はありません。しかし「第一○○」とかは商号には多くあると思われますので、そこに「㐧」も紛れ込んでいるのでしょう。登記統一文字には「㐧」という字があります。
時代の流れで、文字も変わってきています。かつては誤字だったものが正しい文字として扱われるようになったりしたこともあります。しかし今の時点での誤った文字の使用は控えるべきでしょう。電子データでもメモ書きレベルのものもありますが、手書きと違って簡単に正しい漢字や難しい漢字を探して使うことができます。手で書くわけではないのですから、わざわざ略された字を探してきたところで楽になるどころか、手間がかかるだけです。
これは文字だけでなく、「株式会社」を「(株)」とか「㈱」と略したりすることについても同様で、データの仕様が決まっている場合や、枠が小さい場合以外は略さずきちんと入力したほうがよいと個人的には考えています。手書きに比べればデジタルデータの入力は手間がかからないのだから、それで楽できる分、普段から入力の段階で出版物レベルの品質を意識できればよりよいデータとなるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

Photo



Photo_2



Photo_3



2022年3月 1日 (火)

第6回 リーガルオンラインセミナーのご案内

こんにちは。ブログ編集チームです。

オンラインセミナーのアンケートや“権”をご利用の先生方からいただいたお声がとても多かった「司法書士システム“権”の便利な使い方」がテーマになりました。
今回は相続関係説明図を簡単、スピーディーに作成する方法についてオンラインセミナーを開催いたします。
内容は“権”「相続台帳機能」のご紹介と相関図の簡単な作りかたの二部構成です。デモンストレーションを交えて、その日からすぐ使える便利な方法をご紹介いたします。
もちろん、現在司法書士システム“権”を使っていない方も大歓迎です。相続業務にお悩みの方、どのように相関図を作成するのかご興味がある方、ぜひ今の業務のしかたと比べてみてください。

密にならずに気軽に参加できるということで、毎回多くのお申込みいただいている弊社のオンラインセミナーですが、今回も定員まで残りわずかです!
ご参加を希望される方はお早めにお申し込みください。

【Legalオンラインセミナー 司法書士システム“権”の便利な使い方セミナー~相続関係説明図を簡単に作る方法 編~】

詳細とお申込み方法につきましては、下記Legalオンラインセミナーページよりご確認ください。
今回はちょっと都合がつかないという方も、今後様々なオンラインセミナーを開催する予定ですので、次回以降でのご参加をお待ちしております!

■開催日時:2022年3月10日(木)17:30~18:30
■詳細・申込:【Legalオンラインセミナーページ】

※本セミナーは司法書士様を対象としています

2022年5月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

検索

 
 
 
各製品Webサイト