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2020年11月24日 (火)

ライブがダメなら配信でといいますが…配信は結構大変なんです

こんにちは。マーケティング営業部の古窪です。
私はここ2~3年、ライブハウスで音楽を楽しむのが好きで、月に何度かライブハウスに足を運んでいました。ご存じの方も多いと思いますが、ライブハウスは新型コロナの影響を大きく受け、営業自粛を余儀なくされました。自粛解除となった今も、キャパシティーに対する入場制限も厳しく、以前の状態には戻っていません。
自粛解除後、ライブハウスの多くは配信を行うようになりました。コロナで一気に進んだ配信ですが、現場のスタッフさんは本当に大変です。本来ライブハウスは、生演奏を楽しむ場所です。配信の設備はほぼありませんので、カメラやモニタやスクリーンなど設備投資にお金がかかります。カメラに関しては、カメラの専門家でもなんでもない、ライブハウスのスタッフさんが映像技術を習得しなければなりません。音響で言えば、ライブハウスには元々、音響の専門家はいますが(PAさん)、ライブハウスの生の音と、配信でお客様が楽しむ音は違うため、生音と配信の音の両方を調整しなければなりません。先日、PAさんと話をする機会があったのですが、「まだまだ配信の音に関しては、分からないことが多くて、トライ&エラーの日々です。それでも、できる限りライブハウスに近い臨場感ある音を届けたいので、マイクの数を増やしたり、がんばっています」と話をしてくれました。苦労されている中でも、より「いい音、臨場感のある音」を届けるために尽力しているPAさんの仕事ぶりは非常にカッコ良かったです。
私も先日、研修会のZOOM配信のスタッフを経験しましたが、「配信」という事柄が増えるだけで、事前確認も、必要なパソコンや機材も人も労力も倍以上のもので、本当に大変だと思いました。事前にしっかり準備していても、通信回線の不安定などの不確定要素に振り回されてうまくいかないこともあったり…。
元々配信の設備が整っていた場合は別ですが、コロナを機に配信をスタートさせた場合は、想像以上の大きなコストや労力がかかることや、環境が整っても、うまく使いこなせる人や技術が必要であることを知れたのはとても勉強になりました。配信ライブはまだまだこれからも続くと思います。見る部分だけでなく、見えない部分も想像しながら楽しみたいと思います。

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