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2013年8月

2013年8月26日 (月)

住基カード 開始から10年

こんにちは。法務部の西山です。

みなさま、住民基本台帳カード(住基カード)はお持ちでしょうか?
住基カードは、2003年8月25日から交付が始まり、早10年が経ちました。

交付状況は、2013年6月30日時点で累計約764万枚 (*1)。
2013年7月1日時点(概算値)で総人口1億2735万人 (*2)なので、割合は約6%になります。普及率が高いとは言えませんが、少しずつ、利用者が増えているのではないでしょうか。
(*1:総務省 住民基本台帳カード総合情報サイト、*2:総務省統計局 公表データより)

尚、先日、2013年7月8日からは、外国人住民の方についても住基カードの交付を受けることができるようになりました。
(参照)総務省:外国人住民に係る「住基ネット」「住基カード」の運用の開始

住基カードを取得されている方には、公的個人認証の電子証明書で、e-taxの電子申告や各種電子申請等に利用している方も多いと思います。また、免許証などの身分証明書をお持ちでない方には、写真付きの住基カードは身分証明書として利用できて便利ではないでしょうか。当ブログでも紹介させて頂きましたが、地域によっては、住基カードを利用して各種証明書が自動交付機やコンビニエンスストアで取得できるサービスが提供されていて、役所に出向かなくても、休日夜間でも証明書を取得することができます。他にも、図書館の利用カードとして使われている等、独自のサービスに多目的に利用されている地域もあるようです。

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住基カードを取得するメリットは?(総務省HPより引用)
・電子証明書による本人確認を必要とする行政手続きのインターネット申請が可能になります
・本人確認の必要な窓口で、公的な身分証明書として利用することができます
・市区町村が行う独自のサービスが受けられます
・転入転出手続きの特例が受けられます

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0826_2


今後も、ますます便利に利用できることを期待したいと思います。
(参照)総務省:住民基本台帳カード総合情報サイト
    http://juki-card.com/




2013年8月19日 (月)

「インターネットで飛び交うデータ」

ご覧下さっている皆さん、コンピュータの調子はいかがでしょうか。ウィルスに感染したりしてないでしょうか。日々のチェックしか防ぐ方法はありません。

開発部の長野です。

ウェブページでの仕事をすると、どうしてもセキュリティのことを考えてしまいます。お客様の入力したデータを、安全かつ確実に保護する必要があるからです。また、インターネットで実際通信しているデータは目で見ることはできません。コンピュータが解釈した結果を画面に出しているだけなのです。入力したデータを全世界にばら撒いたり、はたまた、ウィルスを持ってきたとしても、目に見えるわけではありません。信頼できるウェブページにアクセスすることこそ、自身を守ることになるのです。

しかしながら、「信頼できるウェブページ」ばかりにアクセスするわけにもいきません。

ウィルスチェックソフトやファイアーウォール機能、マルウェア対策などを行なった上で、リスクと利益を天秤にかけ、思い切ってアクセスするのです。

ところで、先ほど通信しているデータは目に見えないと言いましたが、実際見てみるとどうなっているのでしょう。

ここに、私がメールの受信を行なった際の通信データの一部があります。

Pop256_2

このようにして、メールサーバと接続し、もし私宛のメールがあれば、そのメールを取得します。ここで気になるのは、メールのアカウント名はまだしも、そのパスワードが平文であることです。また、ここには載せていませんが、メールの内容も平文です。即ち、メールは「はがき」なのです。読もうと思えば、メールサーバの管理者ならば、ポストから拾って読むことができます。(実際は、管理者も色々と制限されていて読むことは難しいと思いますが)

私は、自身のメールアカウントのパスワードを忘れたとき、そのアカウントを登録してあるメールソフトを動かし、図にあるようにデータの中に記載されているパスワードを見て確認することがあります。

皆さんがよく利用するウェブのサービスとして、ショッピングサイトがあるのではないでしょうか。私も良く使います。あるショッピングサイトでは、クレジットカードを登録したりもしています。これも、リスクと利益を天秤にかけ、利用しているわけです。

ちなみに、皆さんもご存知でしょうが、ショッピングサイトで使われている https から始まるアドレスでは、通信するデータをコンピュータ同士で暗号化して送りあっています。先ほどのメールのように、盗み見ても何をしているのか分からないのです。

2013年8月12日 (月)

コンビニ交付証明書の取扱いについて

こんにちは。マーケティング営業部の早瀬です。

以前の記事でコンビニ交付証明書(2012年12月17日)の概要をご紹介をしましたが、今回は主にコンビニ交付証明書の取扱い方法についてご紹介させていただきます。

■現在のサービス提供状況
前回から比較しますと、コンビニ交付証明書サービスを実施する自治体は70自治体まで増加しています(2013年7月16日)。取扱いコンビニエンスストアはセブンイレブン(全国)だけでしたが、現在はローソン(全国)、サークルKサンクス(サービス実施市区町村店舗より順次)でも取扱いがされています。さらに、今年秋頃からはファミリーマートでも取扱いが開始される予定とのことです。コンビニ交付証明書の発行手数料も自治体によっては窓口交付より50円~150円程度安くく設定されているなど、利用者の利便性は向上してします。
※財団法人地方自治情報センター コンビニにおける証明書等の交付(コンビニ交付)
https://www.lasdec.or.jp/cms/9,0,93.html


今後司法書士の先生方がコンビニ交付証明書を受領する機会も増えてくると予想されますが、対応の準備はいかがでしょうか?


■コンビニ証明書の特徴

窓口交付の証明書と違いコンビニ交付証明書は、専用紙ではなくA4普通紙に印刷され、コピー防止や偽造・改ざん防止技術が施されており、機器を利用した原本確認と偽造確認の確認手段が用意されています。目視による確認方法もありますが、コンビニの発行機やコピー機の具合によって確認が困難な場合もあるようですので、機器を利用する方法が高い精度で確認ができます。


■コンビニ証明書の確認方法

日本司法書士会連合会(平成25年5月29日付日司連専発第21号)では、コンビニ交付証明書を受領した際の確認方法と動作確認済み赤外線カメラの参考情報が案内されています。

「確認方法」
・赤外線カメラで潜像画像を確認する方法(原本であることの確認)
・表面の記載(証明事項)に疑義がある場合、裏面全体をスキャンし、問い合わせサイトで確認する方法(改ざんがないことを確認)


「赤外線カメラ」
【USB接続Webカメラ】               【小型モニタ付ドライブレコーダー】
ハンファ社                      エフ・アール・シー社 
NETCOWBOY DC-NCR13U          FIRSTEC FT-DR ZERO

Camera4


【赤外線カメラを利用した原本確認】
赤外線カメラを利用すると可視画像(桜)部分が潜在画像(証)と表示されます

Camera3

【問い合わせサイトを利用した改ざん確認】

0812_3

※財団法人地方自治情報センター
  コンビニエンスストアにおける証明書等の自動交付(コンビニ交付)
https://www.lg-waps.jp/02-01-02.html


弊社では平成25年8月6日大阪司法書士協同組合様研修会において、コンビニ証明書の取扱い方法のご説明をさせていただきました。「赤外線カメラ」や「問い合わせサイトの利用」に必要な準備や使用方法、取扱い注意事項などをまとめた資料をリーガルホームページに掲載しています。(こちらよりご確認いただけます)これから準備を行う場合、実際に取扱いを行う場合にはぜひ参考にしてください。


2013年8月 5日 (月)

“権”ソフトウェアFAQのすすめ

こんにちは。マーケティング営業部の金沢です。

みなさんは電化製品やパソコン、ソフトウェア等の使い方がわからなかったらどうしますか?

■マニュアルを見る
■サポートセンターに電話問い合わせる
■インターネットで調べる

いろいろ方法がありますが、とりあえずインターネットで検索してみるという方も多いのではないでしょうか。私もわからないことがあったらとりあえずインターネットのメーカーのホームページや口コミサイトの情報をまず検索してみることが最近は多いです。

そこで、“権”や“表”の使い方でわからないことがあったらどうでしょうか?
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、“権”や“表”のソフト保守お客様用ホームページもソフトウェアに関するFAQをご用意しています。

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このFAQですが、事務所様に直接訪問することの多いマーケティング営業部と電話でのお問い合わせに対応するシステムサポート部のメンバーで定期的に作成しています(実は私もメンバーです)。直近のバージョンアップで追加された機能に関する便利な使い方のご紹介や、最近多いお問い合わせをランキング形式で掲載していたりと、役立つ情報を掲載しています。


たとえばお問い合わせの多いのが、登記情報提供サービスのパスワード変更方法がわからなくなってしまったという場合。“権”や“表”に登録されているパスワードと民亊法務協会に登録されているパスワードを両方一度に変更する便利な機能が“権”や“表”にはあるのですが、一旦変更して90日後まで覚えているのは大変です。

そんなとき、FAQにアクセスして調べれば簡単です。
今だったら[よくあるお問い合わせランキング]の1位にも掲載されていますし、もちろん[キーワード検索]で検索することも可能です。

操作方法等でお困りの際は、参考にしてみてくださいね。


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